忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

平成27年 次代を担う新進作家展

2015-02-25 21:10:28 | 書展
春の気配が日増しに色濃くなり、
あちらこちらで、花のたよりが聞かれます

今日は、パスモを忘れて出かけてしまい、
久々に電車もバスもお金での支払い。
バスは消費税の値上がりで、
220円になっているのを忘れてしまい、
210円しか投入せず乗り込もうとすると、
運転手さんに呼び止められてしまいました

本日までの会期で終了した
平成27年神奈川県代表書家展
併催 次代を担う新進作家展

たくさんの方にご覧いただき、
誠に有難うございました

60歳までの若手による書展と聞いていたので
今年が最後で、来年は卒業?
と、思っていたら
来年末に61歳の方までご出品いただけますと
主催されるゴールデン文具社長のお言葉。
では、もう一年卒業が延期ですね。と・・・

こんなことを書くと、年がバレてしまうのですが、
書道界は60歳でも若手と呼んでいただけるのです。

老け込んではいられません。
まだまだ「ひよっこ」なのですから・・・

では、その新進作家展に出品された友人の作品のご紹介をば。



守谷秀翠さんの「つらゆきのうた」
ほととぎす人まつ山になくなれば我うちつけに恋ひまさりけり(古今162)
二枚に分けた紙片への散らし方が見事です。



福嶋翡舟さんの「去華就實」外見の華やかさを取り去り、実際に役に立つ人間になるという意。
実際の彼女は、外見も華やかですが、中身も優しく、賢い人です。




鈴木鵬舟氏の「初心忘るべからず」
このところ、この言葉をよく書いています。
今も若いですが、大学生の初々しかった彼を思い起こしています。


そして私の作品。
「無事」




これは、昨年末に書いたもので、友人の0さんからリクエストいただいたもの。
かなりたくさん書いたうちの一作です。
他の一作を、Oさんが掛け軸にされて、ご自宅に飾ってくださっています