忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

麗川会課題 鉛筆で書く般若心経

2015-12-04 22:47:44 | 教室
師走となりました。
何かと気忙しいのですが、
どうせ計画通り出来ないのだから、
無理に大掃除の計画など
立てません。

今年もどうせダメなのだと
開き直ってしまっています

12月の私のスケジュールは、ほとんど空きがなく、
一杯です。

とりあえず、病気をしないで、
元気に年を越すことを考えていきましょう。



10月の教室で、
会員の皆さんが夢中で書いていらした、
「鉛筆で書く般若心経」

鉛筆だから簡単かと思いきや、
逆に鉛筆だからこそ、
難しいと皆さんが口々に言われていました。

家に鉛筆がない。
鉛筆削りがない。
などと、
用具の調達にも
ご苦労をかけ、

このメーカーのこの鉛筆がよいと
情報交換をされ
一回書くのに3時間かかった、
いや私は2時間だとか・・・

教室は静まり返り、
皆さん熱心に取り組まれていました。


 雨葉さんの作品です。



↑部分拡大

これだけ多くの文字を書くのは、
筆でも鉛筆でも大変です。

間違えないで書く事、
罫の真ん中に書く事、
一行に入り切ること、
文字間隔を適度にあけること、
そして、何より集中して書く事、
始めから終わりまでの一貫性、

ここにあげた雨葉さんの作品は、
90歳というご高齢でありながら、
見事の一言です

うまく書けても、書けなくても、
こうして集中できる時間をもつことが
大切だと思います。

書はスピリット。

般若心経を書きながら、
それぞれ想いをもち、祈りを込めて
作品を書いていくことに
意義があるように思います

(追記)
パソコンの調子が悪く、編集途中の状態で公開されてしまいました。
お見苦しく、失礼いたしました。