忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

第2回 現・白門書展

2018-07-02 22:46:38 | 書展
本日より小津和紙ギャラリーにて始まった
「第2回 現・白門書展」


現日会の先輩・友人5名が出品されているグループ展で、
そのメンバーは中央大学のご出身の方々

初日の今日、午前中が搬入展示だったようで、
メンバー全員が揃っておられ、
楽しいおしゃべりをしながら、
じっくりと拝見してまいりました。



メンバーの中には、
米寿や喜寿を迎えられる大先輩もおられ、
熟練の技が光り、



「夏炉冬扇」は「おれのこと」なんていう、お茶目な題名が付いていたり、



古い木材や瓦に文字を掘られた作品や



流麗な仮名作品は、料紙もご自分で切り継ぎをされたり、



紺紙に銀で書かれた「銀河」は、七夕が近い今の季節にピッタリで・・・



とても和やかな書展でした。

会期は7日(土)午後3時までです。

お近くにお越しの節は、お立ちよりください。





麗川会教室 一字書は楽しいね。

2018-07-02 00:08:44 | 教室
早くも今年の折り返し点となりました。

麗川会の6月の課題
「一字書を書こう」の作品紹介です。

作品に取り組むにあたり、
字典の文字を参考にしながら、
線の太細、墨の潤渇、余白の出し方などにより、
自分のオリジナルな書き方を研究すること。
そして、墨や紙や筆といった用具用材もできる限り工夫すること。
を目標としました。

その成果です。


上大岡教室Tさん「新」



上大岡教室Aさん「禅」



杉田教室Iさん「蕙」



杉田教室Kさん「遊」



阪東橋教室Oさん「光」



阪東橋教室Yさん「遊」


個性豊かな作品ができ、
お互いの作品を見て、
感想を話し合っていました。

一字書は、多字数と違い、
一本の線がその作品の運命を変えてしまうので、
それぞれの線が大切な要素です。

しかし、細かいことにこだわるよりも、
一番大切なのは、作品によって自分の思いを伝えること。。。

教室で繰り返し書かれる方、
自宅でたくさん書いて持って来られる方、
様々でしたが、
一番楽しんだのは、
その作品を観せてもらう私だったかもしれません。