写経 (部分)
昨日からお彼岸に入り、
買い物に出かけたら、おはぎが大量に売られていました。
母が元気な頃作ってくれた手作りのおはぎが懐かしく、
そのうち自分で母の味を再現しなければと思います。
父の墓にお参りに行かなければと思いつつ、
坂がきついとか、一人じゃ怖いとか言って、
お墓参りをさぼっています。
17年前に亡くなった父は、高校の英語の教師でした。
定年前は数年校長先生もしていました。
学校では厳しく怖い先生で有名だったと聞きます。
注意しなければならない生徒がいる時に、
生徒に厳しく接するのは、とてもエネルギーのいることです。
大きな声で生徒を叱咤激励していた父は、
それだけ生徒のことを思い、生徒にたいして全力だった
熱血教師であったと思います。
最近体罰・いじめ・・・など
多くの学校を取り巻く問題は多いのですが、
学校の環境を整えたり、優秀な教員を揃えたり、
バリエーションのあるカリキュラムの選択ができたりと、
学校のハードな部分の改善は為されても、
人間の根本を教育していくソフト機能の充実は
まだ不十分です。
教師が生徒に嫌われるのを恐れて、
叱るべき時も、厳しく接しないことがその一つです。
今日は風が強くて、お墓参りは行けないので、
スーパーでおはぎを買って、仏壇にお供えをしておきます