「慟哭」
昨日の東日本大震災追悼式の様子を見て、
天皇陛下のお言葉が、とても重く感じられた。
「今なお多くの苦難を背負う被災地に思いを寄せるとともに、
被災者一人びとりの上に一日も早く安らかな日々の戻ることを一同と共に願い、
御霊(みたま)への追悼の言葉といたします。」
人の言葉というものは、心から発せられているか、否かによって、
価値のある言葉であったり、薄っぺらな言葉であったり。
2年前のあの日、被災者の泣き声や叫びは
鬼気迫るものだった。
私たちは、その声を忘れてはならない。
その涙を見過ごしてはならない。