2年前の震災直後、テレビはすべてACジャパンか
震災・原発の情報を流し続けていた。
大津波の恐ろしい映像を何度も繰り返し見ていた。
そんな中で、、
気仙沼市の階上中学校の卒業式での
梶原祐太君の言葉に涙が出た。
その一部を紹介します。
「自然の猛威の前には、人間の力はあまりにも無力で、
わたくしたちから大切なものを、容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。
辛くて、悔しくてたまりません。
時計の針は、十四時四十六分を指したままです。
でも、時は確実に流れています。
生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、
強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。
命の重さを知るには、大きすぎる代償でした。
しかし、苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、
助け合って生きていく事が、これからの、わたくしたちの使命です。」
苦境に立つと、下を向いてばかりいる人間が多いのに、
ここまで強くたくましい若者がいることが感動だった。
梶原君をはじめ、被災者の方々は、
厳しい苦難に立ち向かっておられることと思います。
そして、そのご苦労が報われますように
願います