忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

世の中にたえて桜のなかりせば…

2013-03-25 20:18:26 | 日記
今日は、東京へ向かう車窓にて、桜見物。
横浜市内ではかなり楽しめた桜が、都内に入るとビル群の陰に隠れてしまいました。
東京の人々の桜見物は、やはり上野公園に集中するのでしようか

折角桜が満開なのに、雨模様。
散ってしまうのではないかと、心配になりました。


「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」(古今53)
桜を見るといつもこの歌がでてきます。

この世の中に全く桜というものが無かったならば、春を過ごす心はのどかであったろうよ。
という意の在原業平の歌。
有名な歌です。

桜が咲いた明るい喜びと裏腹に、散る時の寂しさを味わうくらいならば、いっそなければ…
喜びの絶頂にあるとき、そんな心配をいつももっているものです。



一枚、久々に仮名作品を書いてみました。
私は、漢字を主に書いているので、
仮名は得意ではありません。

学校の生徒や教室の方々に指導しているので、
勉強のつもりで、下手くそな仮名を書いています。
と、言い訳をしながら、
図々しくお見せしています







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