忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

明日になれば

2013-12-22 00:07:22 | 言葉
今年もあと10日となりました。

今年のはじめに、一年の抱負をこのブログに書いたのですが…
たぶん皆さん忘れていますよね。

どれも実践はいまいち。
まだまだ未熟です。

未熟ゆえに失敗をしたり、情けない思いをしたりするけれど、
努力を続ければ、いつしかこの未熟な私を懐かしく思える時がくるでしょう 

   
  (朱墨と黒墨を混ぜて茶色の墨で。木原先生の真似をしてみました。)

「明日になれば」と、夢、希望、勇気と力をもって、過ごして行きたいものです。



まだまだ、仕事が残っているので、仕事納めまであと数日頑張らなくてはなりません。

昨日までの冷たい雨から一転、今朝の清々しい青空は眩しく、
先日植えたパンジーが、一気に可愛い花をつけました 






如何に

2013-12-18 21:33:21 | 言葉
寒~~い一日でした。
雪や霰が降るとか…


来年の書展の作品制作をしています。

これは↓完成品ではないのですが、
こんな作品を書いています。
またまたしわくちゃですが・・・

         

       「如何に」

人は、

不安・恐怖・焦り・困惑・不満・嫌悪・苦しみ・悲しみ・後悔

そんな後ろ向きな感情をもっています。

いつもあっけらかんと、笑っていられる時ばかりではありません。


苦しみの中にいる方へ

あなたのお加減はいかに?

今日のご気分はいかに?



いかに不安や恐怖であっても、勇気をもって踏み出すことが大切です。

いかに嫌なことや不満足があっても、辛抱しなければならないこともあります。

いかに苦しく悲しくとも、それを乗り越えていくことが肝要です。



この苦しみをくぐり抜けたあなたの明日が

いかに明るく輝いたものになるか

私は知っています 




ここ数日、私の周りには、

いろいろな事情で

苦しみの中にいる方が何人かいらっしゃいます。

私の力は足りず、何のお役にも立てず、

歯がゆい思いをしています 


その方々に素敵な明日が来るよう、

お祈りしています 












一笑一若

2013-12-16 16:09:29 | 言葉



先日友人よりシクラメンを送っていただき、
水を吸わせたり、日向に置いたり、その美しさを楽しみに眺めつつ、
「花より団子」の私にしては、一生懸命お世話をさせていただいています

実はこれは↓ 昨年いただいたものです。



私は、昨年(今年のはじめ)花が終わってしまうと、
ベランダに放置してしまったのですが、
主人が一生懸命水をやり続け、
今年も少ないながら、見事に花を咲かしてくれました。

今年のシクラメンの豪華さも魅力ですが、
一年間放置してしまったにも関わらず、
花をつけてくれた昨年のシクラメンが、
とても愛おしく思えるのです

そして、一年間頑張ってくれた主人にも、
感謝です。



今週末、私は誕生日を迎え、一つ歳をとります 

昔は、プレゼントをもらえたり、ご馳走が食べられたり、
誕生日はワクワクの特別な日でしたが、
ここまで歳をとると、
「あ~また来てしまった」と歓迎できません。

        

         「一笑一若 一怒一老」


一つ歳をとった分、アハハと笑って、若返りを図りましよう 

怒ると一つ歳をとる・・・

怒らなければ、歳をとらずに済むでしようか?

今日から絶対怒りません 











じわじわと。

2013-12-13 23:32:03 | 言葉
寒波が押し寄せ、日本海側は一面の雪、関東は申し訳ないような晴天です 

一年の12分の1の月なのに、師走はなぜか、特別の月のように思います。

今年一年を振り返ると、ただただ書展に追いまくられていたような…
でも、昨年暮れからこのブログをはじめ、
自分を振り返る時間が持てたように思います。

まだまだ、今年は半月残っているので、
総決算をするには早いのですが、
来年は、もっとゆっくり、のんびりと
土の中に水が、じわじわと染み透っていくような
活動をしていきたいと思います。




友人のそのまた友人である大阪の学者さんの言葉の一節です。
(著作権保護・・・お断りなく書いてしまいました。)
「君はあれこれやりながら、じわじわ嘆いているべきである」


いくら一生懸命ことに当たっても、
自分の思い通りにいかないと、
嘆き悲しみ・・・かなりショックです。
突然禍が起こったり、
決して心に叶うことばかりではありません。
ため息ばかりついています 

でも、それが「生きる」うえで当たり前のことなのでしょう。
生きているからこそ、嘆き悲しむことができ、
逆に喜び楽しむこともできるのだなあ・・・と。

来年は、ゆっくりじわじわと
「生きること」を楽しみ、喜び、
嘆いていきたいと思います 

お気に入りの絢香の曲 - I believe 




二文字熟語を書く

2013-12-09 10:59:24 | 教室
12月も一週間が過ぎ去り、だんだん気ぜわしくなってきます。
慌てると失敗も多いので、焦らず慌てず、じっくりと。
そんなことを言い聞かせながら、日々生活をしています

10月に「第4回麗川会書展」を終えて、
教室もやっと落ち着きを取り戻してきました。

そこで、今回の麗川会の課題は、
「好きな二文字を選んで、創作してみよう」です。
サイズは、半紙または半切1/2。
締切は、12月末です。

「臨書はよいけど、創作は苦手」とおっしゃる方が多い中、
精一杯頑張ってくださっています。

書を学ぶ上で
臨書(優れた古典を手本として書く事)は土台。
その土台に基づいて、創作ができるのです。

臨書だけでは、
土台だけあって、柱や壁や窓や屋根がないようなもの。
住める家が建つように、創作にも少しずつ挑戦していかなければと思います。

昨日のお稽古までに、早めに提出してくださった方の作品を
ご紹介しちやいます。
まくりのままで写真をとっていますので、
シワが…お許しください 


Sさん 「飛雲」半切1/2 重厚な線が魅力です。


Yozさん 「幽玄」半切1/2 流れのある作品になりました。



Iさん 「百祥」半切1/2  鳳の柄のある紙に書かれ、温かな作品となりました。


Mさん 「忍耐」半紙 基本を大事に、のびのびとおおらかです。



Kさん 「静寂」半紙 入会してもうすぐ一年。
「この前まで基礎練習をしていたのに、こんなに上手くなったの…」
と周りの方が唖然とした作品です