湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

サッカー音痴なんだが・・・・・

2014年01月15日 | 詩歌・歳時記

     

全国高校サッカー選手権大会を、準決勝から手に汗しながら見ました。 富山第一と星稜の決勝

戦は実に素晴らしかった!! 今住んでいる滋賀の高校が出てきても、これほどは感激しないだろ

う。 やはり生まれ故郷の富山のチームに肩入れもするし、胸の血汐が騒ぐのである。

   ただ一枚取ると秘めたる歌かるた  ・・・「瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に

                              逢わんとぞ想ふ     崇徳院」

   ※ 昔むかし、正月に父母のもとに集まってきた兄弟やその子供たちと、カルタ遊びをするの

     が恒例だった。 みんな 「マイ・札」 があったんだね。 ボクはこの崇徳院の歌が好きで

     この札だけは取りたかったものでした。 年末の東京の仕事の合い間に 「百人一首」を

     読み返し予習に励んだものでした。

 

前半と後半に一点ずつ取られて、0対2である。 絶対絶命!!  試合終了間際、 ナントたて続

きに2点を奪い、 延長戦での奇蹟の一発!!  もうこみあげてきて・・・涙、なみだでした。

     ひとよりも賢きふくら雀かな

とはいってもね、ボクはサッカーって何にも知らないのです。 ミッドフィルダーとかボランチとか、

何それ? の世界で・・・・準決勝で引き分けに終わったら、いきなりPK戦だったのが、 今日の

決勝では延長戦が20分だって・・・。 1分といえどよそ見をできないサッカーより、やっぱり

俺は生ビールをごくごく飲みながら楽しめる 「野球」 が好きですね。

けれども今日の富山第一高校のイレブンには、「涙をありがとう」 感謝!!するぜ。