湖の子守唄

琵琶湖・湖北での生活、四季おりおりの
風景の移り変わり、旅先でのふれ逢いなど、
つれづれなるままに、語りたい。

逝きし、弟よ

2015年01月31日 | 詩歌・歳時記

雪の日、7才したの弟が東京で肺癌の闘病9か月の結果、死んだ。

        死の順をたがへて君よ冬銀河        
      
私と大阪の次の弟は血液型A型で、死んだ弟はまぁー、B型で、プレッシャーに強い男でした。昔、草野球のチームを作った第一試合で、最終回負けていた試合の満塁の局面で、ホームラン打ってくるぜ! と言って🍅見事、ホームラン打ってくれたのだった。



人は死ぬためにひたすらに生きてゆくのである。人として唯一確実なことなのだ。死に顔を見た時には、涙があふれて止まらなかったけれど、さほどやつれてもいず、今にも(ヤァー!)と言って起き上がりそうな、やすらかな死に顔であった。

楽も苦も波状のようにくりかえすこの人の世から弟よ、卒業できておめでとうと🎵思う。


🌃 父母に今ぞあまへよ
弟よ
幼き日々のあの笑顔にて

❄東京の雪よ弟やすらけく

20年ぶりの東京の街を歩いて、つくづくと田舎のおっさんになったと思った。
新宿駅から新京王までの地下への歩みに
ほとほと疲れたのた。

逢いたいひとや、行きたい場所も~この機会だからいろいろあったけれど、疲労困憊、素直に帰ってきました。

5月、弟のお骨を父母の元に還してあげましょう。それが、長男の私の最低の義務でござんしょうね。


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