私を含めて5人が全員お参りに来たことがなかったという「北野天満宮」
鳥居ですら想像していたよりも大きく、立派!
ということは どれだけ当時の貴族達が 菅原道真を恐れていたかが現れていると想像させられます
菅原道真の死後、落雷などで清涼殿(今で言う皇居?)に火事が起こり 菅原道真は「雷神」と結び付けられました
元々 北野には「火雷天神」という地主神が祀られていたらしく
ここに朝廷が「北野天満宮」を建立して 菅原道真の祟りを鎮めようとしたらしいです
菅原道真は現在 「天神様」「雷公」などとも呼ばれているのもそういう事なんですね~
道真が太宰府に左遷される時に詠んだ歌の一首
東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
その梅が一晩で九州の道真の屋敷まで飛んだという逸話が「飛梅」です
だから道真といえば「梅」 狛犬の下の台座にも彫られています
狛犬、というより「獅子」と呼んだほうが良いくらい 堂々としていて立派です!
天神様のお使いは「牛」 参道には沢山の牛像が寄進されていました
神社鈴の上にも「牛」のレリーフがあります
その奥には八角形の鏡・・・ここに自分の姿を映して祈願するようにと言われています
神道で八角は方位除けの効能という意味合いもありますが これとはつながるのかなあ?
「京都きものパスポート」で栞を頂きました
鶯橋の欄干からの紅葉 紙屋川が赤く染まっています
もみじ苑を散策してみます ¥600
ここは 豊臣秀吉が洛中洛外の境界・水害防止のために築いた「御土居」の一部が残っていたり
樹齢400年以上の「三又の紅葉」など 見どころ満載です
紅葉はライトアップの期間中で 散策している間にぽつぽつと明かりが点き始めました
実は私、まともな「紅葉狩り」を体験するのは初めてです(ΦωΦ)
もう一つ 菅原道真の歌を思い出しました
このたびは ぬさもとりあえず 手向山 紅葉の錦 かみのまにまに
宇多上皇行幸のお供で大和に同行した際に詠んだ歌だそうです
(次女は 百人一首を覚える時に 「まにまに、だって~」と笑っていました)
もみじ苑も歌繋がりで作られたのでしょうか?(もちろん梅園もあります!)
もみじ苑に入園するとお茶菓子券がもらえます
豊臣秀吉が開いた北野大茶会で振舞われたと言われている 「麩の焼き」をイメージした
「老松」さんの「大茶湯」を頂けます
見た目はどら焼きの片方の生地を半分に折ったような感じで
山椒の入ったもちもちの皮に柚子白味噌餡が入っているお菓子です
お茶碗も天神様ゆかりの「梅」模様 どこまでも菅原道真ゆかりモノです
今日の2箇所目は清明神社に行きま~す\(^o^)/