北野天満宮では縁日の市が立っていますが、まずはお参りです。
ずいき祭が近いせいか、山鉾が境内にいくつも置かれていました。
導山(みちびきやま)
猿田彦大神が乗り巡航します。ずいき祭の巡行列の先導を切るそうです。
やっぱり猿田彦之命はお鼻が高く天狗のご様子なのですね。
松鉾
北野天満宮ご鎮座の折、一夜にして千本の松が生えたという故事があります。
三光門をくぐります。
ここを通ると境内の空気が少~しぴりっと引き締まるような気がします。
門には龍や象・獅子・鶴などの彫刻が施されています。 私はこれらのカラーリング、好きです♪
額は江戸前期の後西天皇の勅。
梅鉾
天神様がお好きだった梅の花。
拝殿
建物自体は、入母屋造・千鳥破風付唐破風で漆に彫金!
黒に金の取り合わせは日本の美の一つ。 それに朱がアクセント!
それらが幾つも均等の幅で整然と並んでいる気持よさがスッキリとした空気感を作っている気がします。
重厚感もあり、華麗な桃山建築
至る所に梅の意匠が散りばめられています。
総檜皮葺の屋根がまた美しい~♪
拝殿の右脇で燈芯を点ける場所がありました。
物珍しさが先に立ち、意味も分からず100円で2本の燈芯を頂きました。
高さのない盃のようなものに油が注がれていて
他の方々が既に点けられていた燈芯がいくつも光をたたえています。
では、私も早速!
1、燈芯の先を油に浸す・・・(これはカンタン!)
2、浸した方の燈芯の先を1cm油皿より手前に出し横たえる・・・(これもクリア)
3、近くの燈明の火を「つけ木」でもらいうつす・・・(つけ木ってこのアイスの棒みたいなものかな?)
この素麺のような白い紐が私が皿にセットしたもの。
つけ木で他の方のつけた火を自分の燈芯に移します。
これらの行い(献灯)は「闇(無明)を照らす智慧の光」とも言われるそうです。
2本だけですが私の燈明も神様に見ていただけたのでしょうか?
電気の光とは違い、ゆらぐ炎の明かりは、人の気持ちや心の波を映しているようで
見ていて何故か飽きません。
この後、天神様の縁日も楽しませんて頂きま~す☆