2007.05.05(日)(祝)
滝口語録シリーズ(その1)
中学3年生の息子がお世話になっている硬式野球チーム「山形中央シニア」…我がチームの指揮を執る監督は「滝口光則」(たきぐちみつのり)さん…
プロ野球「広島東洋カープ」→「日本ハムファイターズ」に所属し,ピッチャーとして活躍していた経歴を持つ熱血監督です…
1961年11月2日生まれ,45歳,山形南高校出身,右投げ右打ち…1980年ドラフト3位で広島カープに入団…初登板は1985年8月5日のヤクルト戦(広島市民球場)で,若松勉選手からも三振を奪う…ファーム時代も含めたプロ野球での通算成績(80’~88’は広島,89’は日本ハム,10年間在籍)は,登板数:173,投球回:538(2/3),30勝35敗,8セーブ…自責点:216,奪三振:329,防御率:3.61…86’には「ウェスタンリーグ」で11勝をマークし最多勝に輝いた…
滝口監督は,山形中央リトルシニアのコーチを経て,今年4月から監督に就任…
選手たちとの対話を繰り返しながら,子供たちの心をつかむ…「プロの視点」から野球を見つめ,個々の「技」と「チーム力」を向上すべく練習メニューが組まれる…練習は“分刻み”のスケジュールで計画され,選手たちは無駄なく整斉とメニューをこなしていく…その風景を見ているとプロ野球の春季キャンプを彷彿させる動きを感じたりします…
最近,試合中のスコアラーを頼まれる時があり,一緒にベンチ入りさせて頂くことがある…その時に,第一に感じたことは,滝口監督の指導は「的確そのもの」だということ…
相手先発投手が,試合開始前に放った「7球」の投球練習で相手投手の「クセ」を見極め,その視点から得られた情報を選手に伝える…するとその試合は見事に打線が爆発し大差で勝利…長嶋茂雄氏に似た「動物的“勘”」とでも言うのでしょうか,独特の「凄味」を感じました…
独特の「凄味」という点でもうひとつ驚いたのは「アドバイス」の言葉です…「ストレートな表現」,「飾らない言葉」…スゴイです…ストレートで飾らない言葉こそが「選手たちへの魔法」なのかもしれません…その飾らない魔法で常勝チームに育てて欲しいと願っております…
山形中央シニア日記では,そんな「滝口語録」を時折綴ることにします…
滝口監督語録(その1)~選手をその気にさせる「魔法の言葉」~
2007年5月4日/VS東北シニア(敗者交流戦)/盛岡東グラウンド…
金属の「ぼっきれ」で,来た球を悩まないで「ぶって」いけ!
※ぼっきれ…棒=バット ※ぶって…ぶつ=打つ…いずれも山形弁です…
要するに,「思いっきり振れ!」ということなんでしょうネ^^…
【本日の体重】 : 90.0kg(ダイエット開始から1年と94日目:-14.7kg)