2007.04.25(水)
時事通信社より引用…
日本学生野球協会は24日,東京都内で臨時常務理事会を開き,日本高校野球連盟が提案した「野球選手,部員であることを理由としたスポーツ特待制度」の即時廃止に向けた取り扱いを審議し全面的に承認した…
日本高野連は,都道府県連盟を通じ全加盟校の特待制度の実態調査を始め,5月2日までに回答を求める…日本学生野球憲章(第13条)に抵触する同制度を実施していた学校で,奨学金などを受けていた選手は5月末まで対外試合参加を差し止められる…部長(3月末現在の登録)を引責辞任とするが,チームは対外試合禁止とせず,先の選抜大会までの結果はすべて有効…特待制度が発覚した学校は,その人数の申告と奨学金などの解約同意書の写しの提出が義務付けられ校名が公表される…
経済的理由で学業を続けられない選手が出てくるケースについて,日本高野連の田名部和裕参事は「公的な奨学制度に切り替えるなど,学校で誠意を持って対応してもらいたい」とした上で,「野球を対象としない奨学金ならば何ら問題はない」との見解を示した…
以上,引用文…
ここから,物申したい…
日本学生野球憲章第13条…
「選手または部員は,いかなる名義によるものであっても,他から選手または部員であることを理由として支給され,または貸与されるものと認められる学費,生活費その他の金品を受けることができない」…
文面をみると,野球選手であることを理由に,学費・生活費などの金品を受け取ることができないという訳だが,高校野球指導者・関係者の中で,この事をしっかり熟知していた人はどれくらいいるんでしょうか?…
学業優秀であれば入学金免除,授業料免除に「おこづかい付き」という高校も現実にある中で,野球だけを異常に厳しくするのなぜなのでしょう?…しかも,通達を出したというものの,はっきりいって高野連も今まで黙認しておいたくせに,今になって「特待生の選手・部員を大会に出すな」とか,「部長は辞めろ」とか,訳のわからないことをいうのは,全く筋が通らないのでは!?…この騒動が決着した時点で,高野連幹部がどんな身の処し方をするか注視しようではないか!…
該当する選手(子供)たちには罪はない!…大人たちがつくった罪だ!…入団金の上限をオーバーしてプロ野球選手になった「横浜ベイスターズ」の「那須野投手」だって,問題が発覚したものの現に公式戦に出場しているではないか!…
どうしてプロが許されて,子供たちが許されないのか!…納得できない!…
駒苫・マー君は兵庫県出身,早実・ハンカチ王子は群馬県出身だし…いわゆる野球留学が当たり前に行われている昨今,ほとんどの人は特待生制度が一般的に行われていると思っていたのではないでしょうか?卒業しちゃった子達はなんもお咎めなし…試合が出来なくなってしまう現役の生徒たちがかわいそうです!…
書き綴るにしたがって高野連の今のやり方に腹が立ってきました…モヤモヤする!…
【本日の体重】 : 90.0kg(ダイエット開始から1年と84日目:-14.7kg)