2007.12.24(月)
私は“お笑い”が好きです…中でも「しゃべくり漫才」が大好きです…
今のお笑いの世界は,「ショートコント+演劇的」なシチュエーションで笑いを誘ったり,「小道具」を使ってのお笑い,「ものまね的」,「体当たり的」な笑い,「コスチューム重視」(=最近では裸)で笑わせるような風潮が多いように思えます…
ま,それはそれで面白くて好きなのですが,「ボケとツッコミ」の“しゃべくり”の掛け合いで,純粋に“話芸”だけで笑わせてくれる漫才に魅力を感じています…
1980年代初期,「漫才ブーム」という時代がありました…「ツービート」,「B&B」,「紳助,竜介」,「ザ・ぼんち」,「のりお・よしお」,「太平サブロー・シロー」,「今いくよ・くるよ」,「春やすこ・けいこ」などが活躍していました…
テレビ番組でも「花王名人劇場」や「THE・MANZAI」,「お笑い・スター誕生」や「笑ってる場合ですよ」などといった番組で,漫才が毎日のように放送されていたのを覚えています…
私が大好きな“しゃべくり漫才”は,「横山やすし,西川きよし」の「やすしきよし」,「オール阪神・巨人」,「星セント・ルイス」の3組…テンポの良い“しゃべくり”の話術と勢い,その話しの中に見えてくる背景,コンビの表情…世界的に見ても類のない,日本伝統芸能の“漫才芸”の達人だと思っています…
昨夜,「M-1(エム・ワン)グランプリ2007」が放送されていました…
史上最多となる4239組が参加した「M-1グランプリ」…真の漫才日本一を決める決勝戦を生中継した番組です…
コンビ結成10年以内ならプロ・アマも所属事務所も問わず,人気や実績なども関係なく,当日“最高におもろい”漫才をしたお笑いコンビがグランプリを獲得することができるシステムです…まさにガチンコの「漫才No.1」決定戦です…
決勝戦で上位3組に残ったのは,「キングコング」,「トータルテンボス」,「サンドウィッチマン」…
グランプリに輝いたのは,敗者復活戦から勝ち上がった「サンドウィッチマン」でした…
上位の3組の“しゃべくり”は,「話術も巧みで面白かった」というのが率直な感想です…グランプリの選考にあたっては,紙一重の差だったと思います…
若手の活躍で“お笑いブーム再来”となった現代ですが,やはり基本の笑いは“しゃべくり漫才”…
“しゃべくり”をクローズアップした漫才番組を「もっともっと放送して欲しい」と望んでいるのは私だけでしょうか…
元旦の早朝から夕方まで,「爆笑ヒットパレード」(フジテレビ)が毎年で放送されていますが,この番組が個人的に好きで,今から楽しみにしています…大ベテランから若手芸人までが登場し,「しゃべくり漫才」の王道や,ショートネタなどの変化球的な笑いも見せてくれます…
新春を“しゃべくり漫才”で明るく笑える「ほのぼの」とした正月が最高です^^…
「西川きよし」&「太平サブロー」の「やすきよ漫才」が見たい^^!…
【本日の体重】 : 92.3kg(ダイエット開始から1年と327日目:-12.4kg)