ある企業のセミナーで、若者の環境配慮度をテーマにしたインタビューを受けたことある。根拠がしっかりとあるわけではないが、思いついたことをメモにしてみた。
(1)環境配慮行動の実施度が低い傾向にある
・社会への貢献や還元よりも、自分が中心である(自分で精一杯である)
・地域社会に接続していない
・自然とふれあう遊びの原体験が希薄であ
・公害問題やエネルギー危機等を経験していない・知らない
・家電製品等があるエネルギー多消費の暮らしが当たり前になっている。
(2)今の若者世代は環境面で優れた潜在的特性をもっている
・義務教育で環境教育を受けてきた、大学で環境のカリキュラムがある
・地球温暖化問題等への知識がある
・ゆとり世代。経済発展とは別のところに価値をおく時代を生きている
・NPOや企業に属さない生き方を選択肢としている
・昔の世代に比べるとマイカーにあこがれない
・ITをコミュニケーションや生活のツールとしている
(3)今の若者のこれからに期待できる(若者世代が次の年代になるとき)
・地域デビューをするとき、これまでの世代とは違う特性が地域とつながる事への期待
・自然とふれあう原体験がないからこそ、それを求めて地方に回帰する
・ソーシャルベンチャーを立ち上げる(ただし、ソーシャルはエコとは限らない)
・ITを使いこなし、スマートでエコな生活を受け入れていく・創造していく
・地球環境や社会への配慮を選択条件とした意図的な消費を拡大していく
(4)ただし、若者といっても一様でない。
・昔の時代と変わらないなと思わせる若者はいる
・多様化が進んでいる