EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

ハープ

2012年08月30日 | 日記
ヨーロッパは9月が新学期。新学期に向けてこの時期は、外国人にとっては、たぶん、どの人も
ストレスの多い時期。季節も変わり、遅めに来たベルギーの夏も、だんだん終わりに近づいています。

昨日は、田舎にオルガン見学に行ってきました。
大オルガンの内部なども見学して、とても興味深い一日でした。
川で取れた新鮮な鱒を夜ごはんに。森の中のレストランで堪能。
アーモンドクリームソースで、
いぶしたアーモンドと新鮮なお魚がとても美味で、大自然の中、自然のにおいの中で心もリフレッシュしてきました。


先日のオペラリハーサルで取ってもらった一枚。
本当に美しい楽器。まさか、自分がこの楽器を弾いているなんて、
まだ自分でも、あんまり信じられないような、、、変な感じ。。。。

でも、いつから興味を持っていたんだったかな・・・。
たぶん、7年越しくらい??きっかけは、なんだったんだろう・・・・・

まだ自分の楽器は出来てきません。どんな楽器がやってくるんだろう。。。。。
ドキドキ。緊張の日々。たぶん、もうすぐ私の所にやってくる。。。。。。。。

オリジナルチェンバロ

2012年08月28日 | 日記
オペラ公演、アントワープとオランダのゼーランドというところで4回終え、おうちに帰ってきました。

テレビやインタビューも来たりで、(インタビューは英語だったので断りました・・・)まだ慣れない楽器と格闘しながら
緊張やら落ち込みの毎日でしたが、ちらりとソロももらい、初めての舞台がオペラなんて、本当に幸せなことだとおもいます。

休む間もなく、今日本から日本の大学でお世話になったチェンバロの先生が来白されており、お友達の調律師さんと3人で
ただいま観光とオリジナルチェンバロめぐりをしています。

一生で会えるか出会えないかというような音のするチェンバロに出会いました。
こんな体験は、生まれて初めてで、どうしてか、このチェンバロを聴くと、泣けてきます。
3回訪問し、チェンバロの先生のレッスンの通訳をしてきました。
今週はもう2か所行ってきます。


150年以上の時を生き抜いて、今ここで音がなるなんて、本当は奇跡なのかもしれません。
それが、素晴らしいチェンバリストの手によって、音楽としてよみがえなんて、魔法です。

その魔法によって、チェンバロが言葉を持って、語り、歌いかけてくるのです。

沢山の美しい楽器の音は聴きましたし、オリジナル楽器に触れる機会もありましたが、
このチェンバロは、一生忘れない 歌声として私の中に残ると思います。

持ち主である、私の通う音楽院のチェンバロ教授のフレデリックさんは、

この感覚を心にしまって忘れないようにしておくだけでいいんだ。 と言っていました。

10月に日本ツアーで来日され、バッハのゴルドベルグを演奏されます!大阪はフェニックスです。


オペラ「ディドーとエネアス」Hパーセル

2012年08月12日 | 演奏会
笛のコンサートが終わった翌日から、オペラの稽古が始まりました。

私の最も愛する作品、Hパーセルの ディドとエネアス。
今回なんと、ハープで参加させてもらう事になりました。
まだ、習い始めて1年も経ってないバロックハープ。コンサートでももちろんまだ演奏したことがないし、
伴奏もやったことがないなか、突入攻撃、KAMIKAZE! です。

毎日朝から晩まで稽古中。
有名な演出家、ダンサーによる、ダンス付きの演出で、かなり新しいバージョンのディドとエネアスです。

私よりもずいぶん若い音楽家やダンサーばかりだけど、才能あふれる人達に紛れて、
すごく刺激的な毎日をおくっています。

アントワープ、オランダでコンサートがあります。
今日は、中休みで家に一日戻ってきました。また夜練習会場に戻ります。
あと1週間、缶詰オペラ。

コンサート情報はこちらから、
18、19日はアントワープ、 8月25日はオランダ、 10月25日はロッテルダムで演奏します。

http://www.desingel.be/nl/programma/theater/10168/Wouter-Van-Looy-Nicolas-Achten-Jongerenmuziektheater-Transparant-Dido-and-Aeneas-naar-Henry-Purcell

天と地のあいだで

2012年08月04日 | 演奏会
天と地のあいだで、

日本語に訳すとちょっと大げさな感じがしますが、昨日はブリュッセルで無事コンサートおえました。


日本では出来ないだろうなーというようなコンサート。一日で、2台のオルガンを使うのも、
まずありえない環境ですし、2つの全然違う音色のオルガンと、沢山のリコーダーをつかって、
プログラミングしました。
私のアレンジした曲もたくさんいれさせてもらいました。
とても楽しいいいコンサートになり、沢山の人が喜んでくれた、そんな雰囲気のコンサートになって、
私たちも大満足★

明日はニヴェルというところです。
教会があまりにも大きくて、、、、。素晴らしい教会で、素晴らしい響きの中で、
また全然違うオルガンを使って演奏します。
楽器が変わると全然表情が変わるので、このコンサートは、リコーダー奏者にもとても面白い経験になります。


ニヴェルの教会の後ろ側の写真。素晴らしいカリヨンがあって、私たちは、カリヨンコンサートの後すぐに
17時から演奏します★めちゃくちゃ素敵な可愛い町です。そして、ニヴェルのビールもあるそうです★
明日はそれを飲んで帰らなければ!!