EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

土曜日のサブロン広場

2008年04月13日 | 日記
音楽院の近くにサブロン広場というのがあり、土日はアンティーク市が催される。
アクセサリーや、絵画、銀食器などをはじめ、シャンデリアや、綺麗に磨いたドアノブやたんすの取っ手のようなものが売っていたり。
和柄の小箱や絵なんかも相当な値段で売られています。

EMI、日本のものあるよ。部屋に飾れば?
とか、中国のオブジェをもらったり。
そんなに日本の物に囲まれて生活しなくても、大丈夫ですけど、
優しいなーと思ったり。


ところで、昨日はとーっても気持ちの良いお天気でした。
音楽院はオープンキャンパスでイベントが行われており、
私も急に借り出されて、バッハのカンタータ、リコーダー3本が用いられているアリアを吹きました。
写真はパーセルの「ディドーとエネアス」抜粋。リハーサル風景。
歌手熱唱でした。
やっぱりこの曲、みんな好きなんでしょうね。
特に女性は。





★シャワー、無事治りました。
これでようやくガタガタ震えずに思う存分シャワーを浴びる事ができます。
シャワーを分解してお酢をたらしたり、磨いたりしているうちに
シャワーホースより一回り小さいくらいの石が出てきました。

こちらの水は硬水で、ほっとくと石灰が溜まり、
このように堅い石になっちゃうようです。


今度は、水面所。
水がほとんどでなくなりました。
これも、石が原因なのでしょうが、
どうにも分解できません。
うーむ。

C'est la vie.

2008年04月08日 | 日記
普段のほほんとしたブログを書いているのですが、、、
実はブログの冒頭にも書いてあるように、まあ、まさにサバイバル中であります。

今困っていることは、
シャワーの湯がほとんど出ない。

お湯がちょろちょろしかでない。
我慢の限界に挑戦する事かれこれ1ヶ月以上。
最近では、ほとんどが水。
安心して温かいシャワーを浴びる事ができません。
そろそろ限界。。。


今住んでいるアパルトマンはバスタブはなく、
ヨーロッパではよくある、シャワーだけ。


まだ暖房やマフラーが手放せない毎日の中で、
これ、どうしたもんだか

日に日にお湯が出る時間が短くなり、
歯をくいしばり最近では水との戦い、、、、
ちょろりと熱いお湯が出て、すぐに水。
ガタガタ震える事しばし待つとまた熱い湯。
熱湯か冷水。さあ、どっちだ??
どっちも勘弁してください。。。



とは言うものの、
私は電気&ガスについていないような気がします。

2年前、イタリアの講習会では、10日間お世話になったおうち、
湯がほとんど出なくて、毎日行水。
お湯を使うと、バチ!!と火花が飛んで
ヒューズが飛び、家中停電になるわ、
わしゃ修行に来ているのか?
と毎日滝に打たれる修行僧のニンニンポーズで冷水シャワーを浴びていました。
あのときは夏でよかった。。。。。


ベルギーに住み始めて、20日間停電にあい、
ろうそくと懐中電灯の明かりで過ごし、
お風呂に入れず、下の住人のお風呂をしばらく借りていました。

水周りが悪いヨーロッパの事は、痛いほど知っていますが、
やっぱり私はこの辺ついていないのだと思います。。。

最近友達の家も同じような状況になり、
原因は古くなったボイラーに原因があり、
取り替えてもらえる事になったはよいものの、
業者が機種を間違えて取り付け。(そんな事ある??)
発火し、ボイラーから煙。ボヤさわぎになったそうな。。。。



ヨーロッパの冬は本当に厳しいです。
4月になっても過酷な冬の真っ只中。
海外生活、何かある!!!
修行だ!!気合だ!!!それが人生だ!!!
C'est la vie.....

雑記

2008年04月07日 | 日記
日曜日には、各地でマルシェ(市場)が開かれています。

各地で決まってみる、チキンの丸焼き。
これは、先月知り合いに連れて行ってもらった、ブリュッセルの隣の町のマルシェ。チキンの良い匂いが漂っていました。
この前を通ると、おなかが鳴ります。。。。

このチキンとサラダで豪華な昼食になっちゃいます。
3人前くらいあるような大きなチキンが1個5、6ユーロ。
薄味で、柔らかくて、皮はぱりぱりです。


今日は日曜日という事で、せっかくの晴れの日に外にでないのは、、と思い、
近くの八百屋さんへ。
ほとんどのお店は日曜はお休みというなか、
小売店は割りと日曜も開いています。

お野菜が新鮮な季節になったのか、そこでかったニンジンが
もうつやつや、みずみずしく、皮をむくのも勿体無いくらい。
思わずかじってみると本当に甘い甘い。
そこでかったジャガイモも、明らかに美味しいそう。
彼らはサラダとお味噌汁の具になりました。。。。。


今日は暇だったので、
急に思いついて手作りリコッタチーズを作ってみました。
適当に牛乳に塩とレモン汁を入れ煮たら
浮いてきます。多分、これ、リコッタチーズ。。。
と思います。


最近はまっているのが、
パンにリコッタチーズ、オリーブペーストを縫って、
菜っ葉やニンジンを挟むサンドイッチ。
美味しいです。

明日のお昼は今日つくったリコッタチーズでサンドイッチにしましょ。

マルシェの一こま。

ポケットからはみ出したのピンクの物はカメラ。
危険危険!!







MUSICORA

2008年04月05日 | 日記
4月4、5、6日とパリのルーブル美術館の中で行われている
MUSICORAという古楽楽器展覧会に行ってきました。

管楽器部門、弦楽器部門、チェンバロに、ピアノ、
そしてCDや楽譜販売会などで、にぎわっていました。
私は初日の朝一番にルーブルに乗り込み、結局閉館まで
そこに居ました。


ほとんど笛ブースに居たので、
終止ぴーひゃらぴーひゃら、で耳がおかしくなるかと思いました。
一日中音を聴くと、本当に疲れますね。。。。
しかも、こっちは真剣に楽器選びだから、
相当疲れたようで、帰りの電車は綺麗に爆睡。
家に帰ると興奮冷めずで、しばらく、あのぴーひゃらぴーひゃら現象を
引きずって眠りについたのでした。


今回、自分の理想的な音を持つ楽器職人さんが居ました。
その中でもいいなあ、、と思う楽器があり、購入しようか迷ったのですが、
どう考えても、今までにない自分のレパートリーだったもので、
今回は泣く泣くお見送り。
ルネサンスリコーダーの440ピッチのES管(最低音がミの♭)
でした。


今自分に必要な楽器という現実的選択で1本、初期バロック用の楽器を購入しました。
この楽器は、ガナッシやルネサンスリコーダーの外見を持ち、
内径は、バロックタイプのリコーダーに近いものという楽器で、
音色もまさに、それらの中間。

正直言えば、自分好みの音色ではないのですが、
そうではない楽器を一つ育ててみるか、、、と
母性愛選択?で最後は決断したのでした。


上の写真は、中世楽器をあつかうお店。
骨や竹で出来た笛など、面白いものが沢山ありました。



販売ブースの周りでは、学生やプロの演奏家のミニコンサートも行われていて、、、ちびっ子が笛を吹いていました。
結構ビブラートがかかっていて、ちょっとびっくりしました。。。。
先生もガンガンにビブラートかかっていたので、
その影響でしょう。


みんな楽器選びに真剣。
トラベルソのアンタイ氏が超真剣に楽器選びで吹きまくっていたり、
小学生くらいの子が超絶技巧のリコーダーコンチェルトを意図も簡単に吹いていたり、いろんな光景が渦巻いていたのでした。







100万円宝くじであたった。

2008年04月01日 | 日記
今日はエイプリルフールです。
題名はもちろん、、、嘘です。

フランス語では、poisson d'Avrilという言うらしい。
4月は魚座じゃないよ、という意味合いもあるらしいのですが、
嘘の日。


先輩に毎年この日に嘘メールを送る人がいました。
100万円宝くじであたった。
子供が出来たから結婚する。
などなど。
真に受けて返事して居た事が懐かしいです。
何回目かには、ああ、今日は、あの日ね。。と気づく。


色々なルーツのあるエイプリルフール。
日本には、大正時代に渡ってきたそうですが、、、、
フランスではこんな話もあるそうで、、、


16世紀フランス。
その当時は、3月25日が新年とし、4月1日まで、祭りをしていたそうです。
年初めは春だったのですね。

それを1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とするグレゴリア暦に変えたそうで、それに反発する人々は、嘘の新年だと騒ぎ始めたそうです。
この事態に憤慨したシャルル9世はこの日を祝う人々を片っ端から処刑したそうです。中にはまだ小さな子供も居たようで、
この事件を忘れないように、哀悼の意を表して、この日をわすれないように
祝うようになった、、、という説があるそうです。
この子供の事件は当時の人々にもショックな出来事で、
4月1日は、嘘をついてはいけない、という日になった時期もあったそうです。


他にも、
キリストがユダに裏切られたのを忘れないように設けられたというもの、
ノアの箱舟の話や、
一日だけ主人と使用人が入れ替わるというなんだか楽しそうなお祭りがルーツというものあるそうで。


もともと嘘をついてよいというこの日だから、
沢山のルーツの中にも逸話が多くあり、
悲しい事件は風化していきますね。


かわいいウソ話や夢のある作り話なら、エイプリルフールはなんだか
いい日じゃないかと思うけど、、、
そうでない場合も多々あるんでしょうね。

冗談の好きなベルギー人、今日はこの国でいくつの冗談が飛び交ったのでしょうか。

ベルギーでは子供達が学校の先生などに魚の絵を背中にくっつける
伝統が未だに残っているそうです。
かわいいですね。


世界の珍ウソ話。メディアを使ったら、みんな信じちゃいますよねえ。。。
なんだか ぷぷぷ です。



 市内の運河に鮭が押し寄せてきて手づかみで取れる


 暖冬と害虫駆除のおかげで、スイスではスパゲティが大豊作
木からスパゲティの束を収穫する映像が流され、私もスパゲティを栽培したいと考えた問い合わせが殺到した。


 1962年、スウェーデンの白黒放送時代。
「最新技術が開発されたため、現在家庭にあるテレビの画面にナイロン製のストッキングをかぶせると、カラー映像を受信できる」と発表。ちなみに実際現地でカラー放送が始まったのは1970年だった。

 
 権威ある生物学者、Aprile Pazzo氏(イタリア語で「エープリルフール」の意)が新種の生物を発見した。生物名は「hotheaded naked ice borer(「熱い頭をもつ裸の氷穴開け機」の意)」。この新種は「頭の骨板の温度が上昇し、高速で氷に穴を開けることが可能。これを利用してペンギンを捕獲する」と説明した。


著名な英国人天文学者がラジオ番組に出演し
「午前9時47分、一生に一度の天文現象が発生する。冥王星が木星の後ろを通過し、地球上の重力が減少する。冥王星と木星がすれ違う瞬間にジャンプすれば浮遊感を味わうことができる」と語り、大勢のリスナーから「浮遊感を感じた」との電話が殺到した。


面白いですね。
こんな事してないで、練習しましょ。。。。