EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

久々の日記です。

2006年10月22日 | 演奏会
大変ご無沙汰しています。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨日出会った男の子からブログ見てますと言われ、
そういえば書いてない事をようやく思い出しました・・・。
そうしてたま~に嬉しい一言で励まされたりして、
続けている日記ですが、
今後ともどうぞ宜しく御願い致します。


最近は、、、

指導している合奏団と市のイベントに参加し、
演奏&リコーダー体験講座をしました。

幼稚園の子供から主婦の方まで
ぶっつけ本番でみんなでイチローさんの牧場など
を楽しく演奏してみました。

リコーダーは本当に誰でも音がなり、
すぐに人とアンサンブルをする事が出来る
良い楽器ですね。

参加者さんの一生懸命指練習をする顔、
達成感に満ちた顔がとても印象的でした。
合奏団の団員も突然、指導側まわれば、
しっかり丁寧に教えていて、
良い経験ができたのでは、、、と思っています。


それから、西宮に出来た新しいホールで
パーセルの歌劇にも参加させてもらいました。

こちらは、またゆっくり書きたいと思っています。
本当に切ない、後々まで尾を引く楽曲です。
まだ頭の隅で突然成り始めてセンチメンタルな気分にさせられてしまいます。
肌寒い秋になった事も手伝ってのことなのでしょうか。


さて、この次は、南米のバロック音楽です。
海を渡って音楽が伝えられたのです。
当時は本当に大変な事、と同時にとても不思議な感じがします。
南米のバロックと言えども、
バロックです。
怪しくはないですよ。
意外にね。
初合わせはまだなのですが、
とても面白そうです。
リコーダーも大活躍の予定??

こちらは入場無料になります。
(大変お手数ですが、応募が必要になります。
興味のある方は是非来てくださいね!
母親が張り切って往復はがきを沢山買ってきたので、声かけていただけたら差し上げます~!)


それから、今週からもう一つ豊中市のイベントで
子供リコーダー隊の指導をします。
色々悩んだ結果、
どうしてもバロックの一面を知ってもらいたいと思い、
ヘンデルの曲をみんなで演奏することにしました。
小学生にはとても難しいと思うので、
どうなる事か、、、、
また日記致します。



11月の演奏会情報です。



研究公演
今よみがえるボリビアのバロック音楽 NEW

★11月5日(日) 午後2時
  国立民族学博物館講堂(千里万博公園内)
  本山秀毅指揮 京都バッハ合唱団
  大阪チェンバーオーケストラ
  坂本利文、上田牧子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  中村洋彦、白木絵美(リコーダー)、高本一郎(リュート)
  D・ツィポリの宗教曲
  J・S・バッハのカンタータ106番 他
  入場無料 往復はがきにて申し込み 450名
  往復はがきに住所氏名(返信用にも)電話番号、
  参加希望人数(2人まで)と記入の上「11月5日研究公演」と書いて
  下記まで (10月19日消印有効)
  〒565-8511吹田市千里万博公園10番1号
    国立民族学博物館 企画連携係 
     http://www.minpaku.ac.jp/

西洋古楽器による小演奏会シリーズ  NEW
~風雅なあそび心~

★11月17日 (金) 午後7時
  ギャラリー草片(大阪市北区南森町)
  赤坂放笛(バロックオーボエ)、白木絵美(リコーダー)、
  澤朱里(チェンバロ)
  ノード/トリオソナタ ハ長調Op.8「田舎祭り」
  オトテール/ トリオソナタ Op3-2
  テレマン/ トリオソナタ イ短調 他
  2000円
  問い合わせ先:sourakushya@ezweb.ne.jp



11月11日 
豊中市主催:キッズリコーダーイベント
蛍池公民館にて発表会

演奏会「情念と気晴らし」

2006年10月03日 | 演奏会
情念と気晴らし 
フランス音楽とそのはざまで
の演奏会が無事終わりました。
お越しくださいました方々、本当にありがとうございました。

古楽に合った、良い響きの中で演奏する事ができ、
個人的にとても今は温かい気持ちで一杯です。

ソロで演奏したオトテールの曲は
あまり普段演奏されていない曲を取り上げてみましたが、
私はその曲の少し古風な所とオトテール独特の響きが気に入っています。
実際練習を始めると、ロ短調の曲はとても難しく、
リコーダーにとっても、通奏低音にとっても
やりにくい箇所が沢山ありました。
オトテールの曲集の最後に収められたその曲は、
そこもまた独特な響きの要因のひとつなのかなと今は思います。

演奏会当日は偶然オトテールの誕生日でした。
私は当日までそれに気づかず、何気なく知ったその偶然は
ちょっとナーバスになっていた心を励ましてくれました。


フランス音楽は私にとってとても必要なジャンルです。

何年か前に酷く落ち込んだ事がありました。
その時に心を和ませてくれたのが、
ミッシェル・ランベールのアリアでした。
その曲を以前良く聴きました。
今回のアンコールにも別のM・ランベールのアリアを使いましたが、
同じ癒しと慰めがありました。

宮廷という豪華絢爛の中で演奏されていた曲ですが、
その旋律の中には、どこか優しく、懐かしく、しみじみとさせられる
響きが沢山含まれています。
もちろん、舞曲様式の楽しさ、
優雅さなど、フランス独特のエスプリも魅力ですね。


ここからは余談ですが、、、

みなさん、バロックダンスをご存知ですか?
この夏行った講習会でもレッスンを受けましたが、
(レベルが高いし、フランス語&イタリア語だしでほとんどアタフタ、バタバタ
後を追っかけててただけだったんですがね・・

常に頭の上から操り人形のように糸につるされているように
重心は落ちず、大きな流れの中で、
ステップはめちゃくちゃ細かい・・・・
とても音楽と一体化しており、
楽譜では読み取れないものを沢山ダンスから
舞曲の様式を知る事ができるのです。
パリの音楽院に行っている子は
バロックダンスも授業にあったと言っていたな。

イタリアで受けたバロックダンスの講習会は
先生もわりと有名な方だったのか、
各地から常連さんのようなコスチュームもばっちりの
ピンクの眼鏡フランスマダム、
んんん?あなたはもしやオナベ??など様々、、、
な方が集っていました
ペアを交代するとき、すれ違うときに
フランスマダムたちは必ず、頭を上品に傾け、優しく微笑みます。
日本人負けるな!!
しっかり、真似して対抗しておきました!

私は自分のレッスンもあり、3回しか受けれませんでしたが、
どうやら、バロック、ルネサンス、イタリア、フランスなど
結構沢山の講座があったようです。
ルネサンスダンスはフォークダンスのようで
わりと踊り易く、みんなで手を繋いで列になり、和やか。
なはずが、、、
ステップも早いので
付いていけず、私は結局どたばた、、、、
あは。全然踊り易くなかった・・。

まあ実はその中で習得できる程
私の体はついてはいけませんでした。。。
どすこいっ!!


前にブログに書いたかもしれませんが、
講習会が終わり、夜の11時ごろに度々
街中でフォークダンスが踊られました。
フォークダンスも講習会プログラムの一部でしたが、
その先生中心に、夜もみんなの愉しみとして
行われていたのでした。
そこにバロックダンスの先生も居ました。
順繰りにペアを変わる際、先生ともペアになりましたが、
笑いが止まらなくなるほど、
腰をひきつけられ、クルクル回されました。
さすがプロだわ。
私の重い体はクルクルまわりました~。
ブラボー
先生はとてもダンスが抜群でしたが、
ゲイかな・・・・どっちかな・・・。
常に体は上に引き上げられ、
おしりプリプリ歩いていてちょっとチャーミングでした