EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

いつもの帰り道

2006年05月30日 | 日記
毎日この歩道橋を渡り帰宅します。
今日はとても夕日が綺麗だったので撮ってみました。

結構空気の悪いところに住んでいるな・・・・。
と改めて思うと息が出来なくなりました。



バスリコーダー

2006年05月24日 | 日記
やっときました、バスリコーダー。
YAMAHA製です。
なんとも吹きやすく、そして美しい楽器なの
早速アンサンブルで大活躍です。
何故今ままでもっていなかったんだという感じです。

写真に写っている、ケース奥の少し浮かせてある管は
415ピッチの替え管です。

415=ピアノのAよりも半音低く、バロック時代に一番使われていたピッチです。
リコーダーは弦楽器のように調弦して調性を変える事ができないので、
440ピッチの楽器とバロックピッチでアンサンブルするときは
415ピッチも要ります。
要するに倍いるのです。

バロック時代のフランスではベルサイユピッチと言われる
415よりも更に低く渋いピッチがありました。
そうなればまた392ピッチが必要ですし、
初期のバロック時代のイタリアの地域では
440よりも半音高かったと言われています。

現代のようにAは442(今のピアノはそれくらい)で
平均率が一般的ですが、
昔はいろんなピッチや調律がありました。
それだけハーモニーの色合いが違うという事です。

ある調律法を使うと、ハ長調の曲で純正に響くのが
曲の中で転調し少し濁ったりすることで転調ごとに微妙に色合いが
変わるという具合です。
とても面白いですよ。
しかし調号が多く付くものは濁りすぎて気持ち悪い、、、
となり、転調の多いモダンの曲は平均率で演奏される事が常です。
平均率はすべて平均ですが、微妙にすべてうなりが請じています。
少しうなるハーモニーから
純正のハーモニーに移った時の素晴らしさは平均率ではだせません。


そういう調律法を駆使している方でも私は平均率は結局よく使うとおっしゃっていました。そんなものかああと思いました。
鍵盤楽器の人はあの何通りもある調律法も習得しなければならないなんて
本当に大変ですね。

リコーダーはちょっぴり音痴な楽器ですが、
440と415の替え管がついてくれているものもあるし
便利です。
今回購入したバスリコーダーは中部管が替え管になっているので
さらにもう一本買う必要がないのです。
これはとても助かります。
ちなみにこの替え管だけでも2万そこらです。
なんとも良心的でしょ。

ヨーロッパの行方

2006年05月11日 | 日記
7月頭から1ヶ月いく、行き先は、
ベルギーのナミュール音楽祭にて、
フレデリック・ルース氏のレッスンを受ける。

その後フランス、オランダ、ベルギーをまわる。
その間セバスチャン・マルク氏に会う。(会いたい。希望。懇願)

その後パリーイタリアへ飛び、
ウルビーノ音楽祭にて4人のリコーダーの先生に会う。
オーディションにより誰か一人のレッスンを受けられるようです。
あまりよくまだ分かっていません・・・・。
その後イタリア観光し帰国です。


盛りだくさん過ぎて体や頭がついていけるのかしら・・・・。
1ヶ月で凝縮しすぎです。

大丈夫なのか。こんなんで・・・。
でもいけるときに行くのだ!

講習会は朝から晩まで毎日コースが組まれていますが、
自分が受けるのはその中のわずかな時間で、
ウルビーノの講習会は週末はお休みのようなので、
その時にゆっくりしたいと思います。

室内楽やバロックダンス、ルネサンスダンスも毎日フリーコースで
開講されています。
なんて楽しみなの!!!!
夢のようです
書いてるだけでおなかいっぱい


講習会までに少しは自分でも勉強しないとなあと思いつつ、、、。
語学も少しはとおもいつつ、
これだけまわるとなると何から手をつけてよいのやら。。。。

英語にフランス語にイタリア語に、リコーダー語に、
音楽史に様式に、クヴァンツのフルート演奏式論もみたいし、
ガナッシの教則本もオトテールの教則本も読みたいし、
ガイドブックで行きたい所はチェックしたいし、
教会もチェックしたいし、
大好きな美術にも沢山触れたい。
新しいリコーダーも購入したいのでそれもチェックしたいし、、、
今回ゴッホ美術館に行くのがかなり私の中での楽しみとなっているが、
新しいものへの知識が無く、少しは画家の事もしりたい・・・・。

ああ、全部はとても無理です。
考えるだけ考えてパンクして何も実につかず
が予想されますが、どうせそんなもんなので、
出来る事だけします。。。。
夢や理想は膨らみます。

ナミュールの少し時代遅れの町並みの中で、
ウルビーノの中世の町並みがそのまま残る環境の中で、
その当時から流れていた音楽を毎日聞けるのです。
それだけで充分です。
それが味わいたくて行くのですから。

動物園

2006年05月08日 | 日記
はる春の日に、、、
パンダが見たくなり、王子動物園に行きました。
このパンダ君は寝ています。死んでいるように眠っていました。。。
お外に出ているパンダ君もみました。
お腹の上に掛け布団のごとく大量にかぶさった笹を
わっしわっしとがっついていました・・・。
かわいかった~。


私の目の前は、

2006年05月06日 | 日記
最近ヨーロッパの事を調べたりと、朝晩PCに向かっています。
私の目の前はいつもこんな感じになっています。

彼女はこのギリギリの隙間に入って寝返りをうって
PCをゆっさゆっさ揺らしたり、
パソコンの上の棚の辞書達を、
バラバラ~~っと落として怒られたりしています。

ちょっと写真はご機嫌ナナメの表情・・・

児童合唱団

2006年05月06日 | 日記
今日は豊中の児童合唱団とお仕事でした。
日記にも度々登場しているファーブルさんです。
今回NOROさんがアウトで別のリコーダー奏者に御願いして頂きました。

3回目のファーブルさん。
毎回考えさせられるこの演奏会ですが、今回またどのように自分が
感じるかが楽しみであります。

しかし、子供というのは素直だなあと思って。
ここの合唱団は特に先生の言葉で激変します。
先生との信頼関係も強いのでしょう。
私も子供を一応指導したりもしていますので
もう一度自分を見直さなければと思いました・・・・。

その先生が、その人が人生の中で出会える曲の数は
あらゆる物の中でわずかなので選曲はとても大切にしているとおっしゃっていました。

先ほど豊中のリコーダー合奏団の選曲をしていましたが、
その言葉を思い起しながら選曲していました。
その言葉って結構重いですね。
沢山曲は溢れていますが、その中で自分が大切にできる曲を
沢山見つけて行きたいなと思います。

自分の思い出を曲に当てはめたりするのは
個人的には嫌いですが、
そうでなく曲といつも向き合いながら
その中で曲の大切な部分を見つけたいなと思います。

今日のファーブルさんの歌詞に、


自然という汲めどつきせぬ一冊の本を読むには、
まず身をかがめなければいけない。

とあります。
いつもそう言う姿勢でいられたらいいなと感じました。


















北摂が来てます!!

2006年05月04日 | 日記
北摂にずっと住んでいます。
昨日のオフは箕面のシエナの丘というイタリアンレストランでランチをしました。
北摂は地元の人が立ち寄る穴場的なよい店が結構あります。
TOMOPEGE、AKIPEGEに写真入りで穴場な店が紹介されていますので
是非お立ち寄りください。

AKIPAGENに載っているDANKEは一番のお気に入りのカフェ。
夜に行くとサンダル&スエット姿のおばちゃんが旦那とコーヒーを愉しんでいたりと
気取らず、静かで避暑地にきたかのような癒し空間です。

これまらAKIPAGEにのってるマザームーンカフェは
CECILIAも結構行きます。
カプチーノにはドラえもんやうさぎの絵を書いてくれます。
ケーキが美味ししお店が可愛い。

そして最近お気に入りのスポットが、
「箕面の滝」です。

自宅から車で30分ほどはしれば着いちゃう距離に、
こんな心のオアシスが!!
去年の秋もふらっと行きました。
昔あきちゃんと夜中に行って山から出れなくて
かなり怖い思いをした事もあります。。。。

新緑のパワーで本当に心の奥深くまで元気をもらいました。
山は生きてました!

おなじみ箕面のサル軍団も生きていました!
うようよいますからあまり感動しなくなりましたが、
久々にみると
本当にお尻も顔も真っ赤だな~と思うと
ずっと滝中はもみじの歌が流れて季節感が変になってしまいました。

5月のもみじは鮮やか過ぎるほどの黄緑でした。
太陽の光を一杯浴びてみずみずしく輝いていました。
マイナスイオンを沢山浴びて小旅行気分満喫。

そして帰宅。滝からは10分もしないうちに下界に降りれす。。。
結構すぐです。。。。
まあそれもまた身近でよいです。
いいところに住んでるなあと昨日はシミジミおもいました。
















晴天なり

2006年05月03日 | 日記
やっと来ました晴天。
春ってこんなお天気だっけ?と思うような気まぐれ天気が続きましたが、
久々にすこーんとすこぶる天気!!
天気がよいだけで気分も上昇です!

今日はOFF。
以前からずっと行きたかったイタリアンにお昼を食べに行き、
そのあとゆったり過ごそうかなと思っています。
映画でも見ようかなあ。

ダビンチコードの映画面白いかな。
でも映画になると面白くないかもな。
私の好きなオドレイ・トゥトゥが主演なので
みたいけど。これはビデオでもよいなあ。

7/4から1ヶ月弱渡欧します。
一人寂しくKOREAN AIRで行きます。。。。
電車で移動したりと初めてのヨーロッパ一人旅です。
あちらでは音楽仲間や現地の知人とも会えるかな。
一人は不安だけど気まぐれな私には丁度よいかもです。
HPに旅行記を書きたいと思います。
楽しみにしていてくださいね








発表会

2006年05月01日 | 日記
6/3に個人レッスンに来られている方の発表会をする事になりました。
生徒さんが増えたらいつかしたいなあと思っていました。

というのも、子供の時から発表会は一大イベントだったからです。
私の音楽の始まりはYAMAHA音楽教室でグループ演奏コースでした。
1クラス7、8名でエレクトーンなどの合奏を愉しむコースです。
YAMAHAの発表会はそれはそれは規模が大きく、
いくつかの教室合併型なので本当にイベントのようになります。
当日は教室ごとにトレーナーを来ます。
そして、舞台ではお母さん達が夜なべしてせっせこ衣装を作ってくれます。
幼稚園の頃の曲、ハイジでは袖がふあっとふくらんだ白いブラウスに
赤いフリフリのスカート。
ドラゴンクエストの時は一番凝っていて、登場人物の衣装に似せたものなど、
なかなか苦労をかけたと思います。

子供の発表会とは言えども、エレクトーンを使うとあらゆる事ができますし、
なかなかの迫力満ちた発表会でしたよ。

そんなハイテクな楽器を弾いていた私が古楽をするようになるとは
驚きですが、、、、。


今回の発表会は皆さんと話し合って決めていきました。

アンサンブルから音楽をスタートした私は、音を通して人と分かち合える
音楽は本当にこの上なく素晴らしいと感じています。
アンサンブルしてみたいな~の声を聞き、
それを生徒さんたちとも共有できたらと願って、企画しました。


リコーダーを吹く人なら感じるでしょうが、緊張がどれほど敵か。
リコーダーは息が直接音に変わる楽器なので、
緊張で息がしずらくなるのですよね。
指もそうですが、一番の敵は息のコントロール。
緊張しすぎると呼吸困難になるのではと思います。

初めて人前で演奏する方は、緊張が一番の恐れになるので、
そうならないように、
「みんなパジャマで座布団で発表会!」
にしようかな・・・・。

でも、実は本当に座布団にはなりそうな予感なのです。
わらけますが、そこもまたよいなと思って。。。


先日は生徒さんを集めて初めて顔見せがてらアンサンブルをしました。
とても楽しかったです。
同じものがスキというパワーは本当にいいなあと思います。
生活環境が全く違う中、同じものを見つめて、その人たちが
出会えるという機会はありふれているわけではないですから。

いよいよ、来月はチェンバロと合わせをします。
みなさん嬉しそう。
憧れのチェンバロを伴奏に自分の好きな曲を演奏できる。
今までになかった愉しみなのでしょう。


6/3(土)芦屋のサロン・ド・パンにて
14:00~(予約要)

バロック音楽をはじめ、ルネサンスアンサンブル、
世界の民謡などリコーダーの愉しさがつまった発表会になると思います。
席に限りがありますが、興味のある方は是非お越しくださいませ。