EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

ブランデンブルグ協奏曲

2005年12月31日 | 演奏会
12/24にモーツアルト室内管弦楽団スペシャルコンサート
「今宵バッハとクリスマス2005」
に出演いたしました。

始めに、お越しいただいた方々本当にありがとうございました。
また、沢山のコメント、お花やプレゼントまで頂き、本当にありがとうございました。
この感謝の気持ちをエネルギーに次にステップUPしていきたいと思っております。

さて、いずみホールで初めて演奏してきましたが、
驚きました。
私の数少ない経験から言わせて頂いても
驚くほどずばーんと伸びる響きを体験したのははじめてでした。
他の楽器だとどんなものなのかわかりませんが、
リハ前に一音高音を吹いてみましたが、
音が目に見えて斜め60度上方へ飛んでいきました。
ずばーーーん!と。
驚きました
それでけで今回の本番は恵みでした。



ブランデンブルグ協奏曲という名で親しまれる6つの協奏曲は
バッハがブランデンブルグ辺境伯に捧げた様々な楽器の為に書かれた有名な曲集です。
リコーダーは2番と4番に登場します。
私の演奏した4番は2本のリコーダーと華々しいバイオリンのソロも加わる
なんとも楽しく喜びに満ちた曲です。

私がこの曲に始めて出会ったのは
中学一年生でした。
当時通っていたリコーダー合奏団の定期演奏会で
この曲でソリストをする事となりました。
バイオリンのソロはCECILIAあきちゃんがシンセサイザーで。
指揮はアイアイなど作られた西岡信雄先生でした。
あの頃は無知にも必死で演奏していたように思います。


長年連添ったマリア・バルバラの急死後翌年書き上げたこの曲集。
私は今まで世俗曲として捉えていました。
ブランデンブルグ辺境伯への就職活動としてこの曲を書き上げたという説もあるようでしたが、それでもやはりこの華やかで喜びの中でも
端々にバッハの教会音楽にこめられた宗教心、哀れみ、慈愛の和声が感じられます。
感じられずにはいられませんでした。
バッハの音楽は安易に演奏できないです。
来てくださった方で同じ人間が書いたものではないような、、、、
などとコメントを頂きましたが、私もまさにそう思います。

スコアを眺めてみても、ただの音符が並んだ楽譜という世界から
飛び出して音が生き物のように見える配列。
もちろん音が鳴り出すとそういう響きになりますが、
楽譜をみても芸術。
なんとも音が喜び満ちて、
時には落ち込んで、迷って、這い上がって、また喜んで。

眺めているだけども楽しい。

リコーダーオリジナルはバッハの作品が少なくとても残念ですが、
数少ないからこそ、今後大切に演奏していきたいと思います。
その様な機会に恵まれますように。


さて、今年も今日でおしましです。
今年一年本当にありがとうございました。
沢山の方々に励まされ、支えられ、大きな実りある一年だったと思います。
来年も皆様にとって素晴らしい恵みの年となりますように
心からお祈り申し上げます。
またHP共々、どうぞ宜しく御願い致します。

おい!ねこよ

2005年12月21日 | 日記
おい猫よ。
君は感情剥き出しでいいですね。
さっきはおふとんにおもらししましたな。

みんな君を愛しているではありませんか。
なのにカマってくれないとお思いですか?
嫉妬心ですか?
怒られて暴れ駈け回り、
疲れて今は一人窓の外を見ながら静かに思いに耽っているのですね。

猫みたいだねって時々言われます。
どういう意味だと思いますが、、、
あなたを見ていると・・・・かもね
と思う事もあります。そそうはしませんが。

あ・、こっち見てる。

自分の事話題にされているときは
耳ダンボになります。
そっぽ向いていても耳だけこっち向いて
話を聞いているのです。
私には兄弟がいないから、君が唯一の兄弟なのです。




クリスマス会

2005年12月20日 | 日記
教えているリコーダー合奏団のクリスマス会がありました。
仲良くしてもらっているアンサンブルと合同で賑やかなクリスマスパーティーとなりました。演奏して、合奏して、ゲームをして、ケーキを作って、
みんなで食べて、プレゼント交換をして。。。。
みんな大はしゃぎで楽しそうでした。
何より★

楽器の調整

2005年12月16日 | 日記
24日の本番で使用する楽器の調整に急遽行ってきました。

木製のリコーダーはナイーブなのです。
本番前は特によく使うので楽器の調子が悪くなったりします。
リコーダーは基本的には使用時間2時間ほどが限界です。
全身が木で出来ているので湿気に弱いのです。

常に気をつけているので酷い状態になった事はありませんが、
24日はモダンオーケストラとの本番で、大きな音が必要。
そして、ピッチもいつもよりも高めの442HZ。(私の楽器は440HZ)
酷使しすぎていたのにそのまま本番を乗り切ろうとしていました。

というのも、、、


今回使用するのは、
メック社のロッテンブルグモデル(黒檀)

私がアルバイトして初めて買った楽器です。
高校の時から愛用しています。とてもおりこうさんという感じの音色です。
ソプラノリコーダーもお揃いで去年の秋頃に購入しました。
メック社は芦屋にお店がありました。
しかし、今年オーナーさんがお亡くなりになりました。
これからもう、調整してもらう事ができないなあと思っていました。
メーカーに送れば調整はしてもらえますが、
どうも調整する方がどんな方かもわからない所に
我が子は預けられません。。。。
今後もうこの子は誰にも診てはもらえない・・・・。
そう思っていたのです・・・・。


が、救世主がおられました。

私のもうひとつの愛用楽器メーカー竹山リコーダーです。
12/20にお店がリニューアルオープンされるという
忙しい最中に時間を割いて他社の楽器を調整してくれました。
リコーダーは繊細な楽器ですし、
調整するための道具もメーカーによって当然違いますので
避けた方が良い事ですが、
快く調整いただけました。
そして、栄養補給してきたかのように
パワーアップ。良くしていただけました。

メーカーさんが近くにおられるという事は
本当に演奏者にとって心強いものです。
どうかいつまでも元気で居て欲しいです。
なので、こんな忙しい時に急に無理言うというのは
やめなければと思いつつも、
いつも半泣きで
たけやまさ~~ん、、調整を~~~~
と無理言っているような気がします。。。。

こういうご恩を忘れてはいけないなあ。
お返しをする事は何も出来ないかもしれませんが、
演奏会で良い音を鳴らす事に全力を注がないと
申し訳ないです。

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竹山リコーダー(住之江)

《アンリュウ リコーダー ギャラリー》
12/20 11:00~ オープン
楽譜、CDも取り揃えています。
竹山リコーダーの他に、フォン・ヒューネ等の輸入楽器も
扱うそうです。
南海住之江駅より徒歩5分
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寒いです!

2005年12月14日 | 日記
寒い日が続きますが、皆様お風邪にはお気をつけくださいませ!

寒さ対策していますか?
私は昨年から、沢山着込んで寝ています。
寒さが厳しい時はマフラーをして寝ています。
(きっと乾燥してお肌にはよくないと思いますが、、、)

厚着が良いのか悪いのかわかりませんが。。。

あと、しょうが湯とかカリン湯とか
お粉で売っているやつを寒い日は飲んでねます。
その時にチューブのしょうがを更にたっぷり入れます。
味噌汁にも入れます。
ぽかぽかしますよ。

この前花●マーケットで美のカリスマが
紹介していましたが、

ヨーグルト+しょうがのシボリ汁

喉などに良いそうです。
えええ!合うのと思いましたが、
お砂糖を入れたら意外にさわやかで美味しいです。
美味というよりかは健康の為ですが、
悪くはないと思います。
喉を使う方でヨーグルトをよく食べる方は
試してみてください。

やっとこさ公開致します。

2005年12月14日 | 演奏会
ブログ始めていたものの、公開せず、書かずでした・・・。
HPが様子がおかしく、触る時間がないのでブログで
演奏会の様子をお話しようと思っていましたが、
ドンドン月日は流れるのですね・・・・。
お願い、待って・・・


さて、来週の土曜日にいずみホールで演奏することになりました。
まさか、自分がいずみで演奏するとは思いませんでした。
リコーダーは音の小さな楽器です。

昔オカリナをしていたときに大きなホールで演奏した事がありましたが、
リコーダーでは野外ぶりです

モダンオーケストラと演奏するのは
今までやってきた古楽では色々な意味で、はまりません。

でも、捨てたくないもの、自分の中にある
これだけは大切にしたいというものは、どんな場でも
出来るだけ失いたくないものです。