(続き)
その夜、ぐっすり眠れ寝坊した私。。。
次の日は、ドイツの古楽集団によるカンタータのコンサートに行きました。
3日間連続でバッハのコンサートが行われたのでした。
夢心地なカンタータでした。
ソプラノの声がクリームみたいな音色で
その心地よい響きは至福を感じさせて、眠りそうでした。
今週頭は、バイオリンコンソートという演奏会がありました。
ビーバーやシャイトなどの多声楽曲のプログラム。
うーむ。素晴らしい。素晴らしすぎる。
リコーダーコンソートでおなじみの曲もありました。
こうして弦の響きで同じ曲を聴くと、
強弱の苦手なリコーダーでは平淡になりがち。
全然違う曲に聴こえてきます。
リコーダーコンソートで聴くと、同じ曲が100年くらい
タイムスリップしたみたいに、どちらかと言うと
時が止まったように聴こえるような気がします。
そういえば、先日演奏会でリコーダーコンソートをやりました。
音程を取る事だけにほとんど費やしてしまい、
イタリアマドリガルを演奏しましたが、大変興味深い歌詞や音楽で
いい選曲だったわりに、表現しきれずに、完全に不完全燃焼なコンサートとなりました。
まず、前日に初めて5人そろってリハーサルをする、その中で演奏会に出るなんて、
オーガナイズの悪さからして、うまくいきっこない。。。。
本当にリコーダーコンソートって別の難しさがあります。
その日のコンサートは、
現代曲とモンテヴェルディという少し風変わりなプロジェクトで、
しかも、私はコンサートの間際に先生からEMI、現代曲のソロをやって?
と行き成り言われ、そのコンソートのかたわら、1週間で現代曲を
用意したのでした。
現代曲なんて、本当に時間がかかるのに、
学生つぶしかっ!!!
丁度コンサート直前は1週間のカーニバルバカンスで、
それに費やすこととなりました。。。。。
リクエストがでたのでアジアの曲を吹きました。
私は現代曲は好んでアジア作曲家のものを取り組んでいるのですが
そういうときは必ずといっていいほど
瞑想的で素敵だった!!!
と言われる。
瞑想的な曲でなくても言われる。
面白いな~と思います。
音律の効果はよりヨーロッパ人にそう感じさせるのでしょうね。
また、容姿も手伝ってるとおもうけど。
その私の多少奇抜な中国の現代ソロの後に、
モンテヴェルディーの美しい2重奏が歌われたのでした。。
今日も本当は行こうと思っていたコンサートがありましたが
あまりにも演奏会が目白押しすぎて、ちょっとおなかいっぱい。
明日は、モーツアルトのオペラを見に行ってきます。
最近演奏会に行きすぎなぐらい行っていて、
だんだん、何を聴いたか忘れそうになります。
こっちの演奏会はほとんどが、プログラムが有料なのです。
たまに、フラマン語でしか書いていなくて、読めないし、
結構お金を取るので、(数百円ですが、、)
ほとんど買いません。
どうしたもんだか、、カメラを持っていって、何か形に残さなければ。。。
勿体無いお化けがでます。
こうしてこんな演奏会を無料で聞けるのも
学生の間だけ。。。。
こんな素晴らしい音楽の中で毎日暮らせるのも
いつまで続くのかなあ・・・・・
ところで、、、
今日サランラップを買って、家に帰ってみたら、
箱にボールペンで女性の顔の落書きが、、、。
奇妙すぎる。。。。。。。。。。。
しばらく動きがと止まってしまった