EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

森・笛・レコーディング

2009年03月25日 | 日記
森で尺八を吹きました。。。。。

皆手に楽器を持ち、
木々をかき分け、ただただ笛を吹きながら、奥へ奥へ。。。。




鳥と交信したり、風を肌で感じながら、森でただただ笛を吹きました。。。



あはは、、へんなの。

日本人と、アメリカ人と、エストニア人。
めっちゃいろんな人が私たちのことを見て笑ってました。
途中酔っ払いに、写真一緒にとって~~~て。
日本人が尺八吹いてたのが珍しかったんですね。。。


この尺八、アメリカ人が作ったプラスチック製。でもなんか骨みたいで綺麗。

アメリカ人、帽子を目のところまでかぶって、
虚無僧してました・・・・

大爆笑した森での一日。。。。


これはレコーディングを終えた後の遊びなんだけど、

というのも、急に、レコーディングするんだけど、参加する?という誘いが来て、
面白そうなので、行ってみました。





色々な楽器で、「レ」と「ラ」の音を鳴らして、
うなりや交わりを録音し、それを、インドのある空間で流す、
癒し音楽のための録音でした。



この、インドの歌伴奏のためのアコーディオンと、
尺八と、リコーダーと、ギターを弓で弾いて、
普通のアコーディオン、太鼓、
電子楽器も多数加わり、みんなでひたすら同じ音に少し変化をもちながら、
15分くらい鳴らし続けました。


インドのどこかの空間で、癒しの為に流れるそうです。。。。



不思議な体験をした日曜日・・・・。


ブリュッセルのメトロ

2009年03月15日 | 日記
ヨーロッパの地下鉄って独特の怪しさがあり、出来るだけ乗りたくない。
前盗難にもあったし・・・(とほほ)


先日ブリュッセルの外れの方にお出かけしました。

駅の壁にタンタンの絵★
この駅はとても綺麗で、この界隈も綺麗。
日本人がいっぱい住んでるらいし。
私の界隈はアラブ人の町もあるから全然雰囲気が違います。


タンタンの作者がベルギー人なので、よくタンタンは見かけるんですが、
駅にこうして書かれていると可愛い★
街中のビルディングの壁にも書かれているんですよ。
また写真撮ろう。


反対側はこんな感じ。




そこからもうひとつ路上電車に乗って、ブリュッセルの外れの方へ。
30分くらい電車に乗っただけで、
旅行してるみたい。
外れると田舎っぽくて可愛い町並みです。



こんな外れまで来て、何を?
日本人のガレージセールに出かけたのでした。
(現地人のももちろんあるけど、やっぱり清潔だから・・・)
私の生活手段。。。。
生活用品は、こういう中古を利用すれば、びっくりするくらいの値段で
家具やら生活雑貨が買えます。
ネットワークがしっかりしているから、
ブリュッセルでは大いに活用できる方法のひとつです。



私の机の上

2009年03月15日 | 日記
私は結構CDオタクみたいで、、、
あまり良い事じゃないんだけど、古楽しか聴きません。

この前、ヘンデルのバスソロのカンタータを聴いてた時に友達から電話がかかってきて、オペラ聴いてるの?家で聴くの?休まるの??
ひえ~~

と言われました。


音楽院にどんなCDがあるのか期待していたのに、
CDは残念ながら、ある、らしいけど、
図書館の人にきいたら、


目録がない。


あ? つくったらいいやん・・

あるけど大したことないから・・・

だって。
面倒なだけじゃん。。。。


でも国営の図書館でCDが借りれるんです。


日本の図書館でも借りれるけど、古楽なんて数薄ですが、
私の行く図書館のCDコーナーには、
もう毎回気づけば、

これ、これ、と手に持てないだけのCDを抱えてしまうほど。

嬉しい事にバロックオペラのDVDもあります★
ブラボーベルギー


3週間借りれて一枚50セント。
お金はいるんだけど、かなり良いCDがたくさんあるので
毎回行っては大量に借りています。



と色々借りているうちに最近気づいたのですが、

どうも私、音楽の時代がさかのぼっている。。。
最近どうもルネサンスと中世を借りる傾向にあり、
そしてバロック音楽がなんだか新しい音楽に聞こえてきてしまうのです。






今回借りたのは全部笛が登場するCDばかり、、、、


中世5枚
ルネサンス3枚
バロック2枚

という事で今週は私の中で勝手に中世週間となっていました。。。。
このCD、ほとんど日本に居たときに聴きたかったやつだわ。。。。

でも、、本当キリがない
貧乏なのに収集癖。。。。あんまり良くないなあ~


机の上にCDデッキとCDの山。。。。。



日本に帰国したときに100枚くらいは持って帰ったんですが、
またコピーしたりして、増えていくのですよ。

でもCDが私の一番の情報源。

ただ、笛のCDは学ぶ時意外は聴きません。
あんまり好きじゃないみたい・・・!?!?!?

気晴らしは、

2009年03月08日 | 日記
気晴らしって必要ですよね。。。。

私は頻繁にしている方かもしれないけれども、、、、
少し晴れていたら、散歩して、
こうして、写真撮ったり、雑貨屋さんぶらぶらしたり、、、


最近、学校もなくて、ほとんど家に閉じ篭っていたら、
暗い悶々としている日々が続いてしまい、
そうしていると、やっぱり風邪を引いたり、
そうして、どんどん人と会わなくなったりするのです。
そういう空気を晴らすために、
気晴らしするんですよね。





今日は久しぶりに、ひじき炊いたり、肉じゃがや
カブのスープやら、和食満載作って、
日本から持ってきた16穀米で定食みたいなお昼ご飯をもりもり食べました。


ブリュッセルもぐんぐん物価が上がっています。。。
特に日本食材の上昇は急激で、
最近お米の値段が
今まで食べていた安い米も、知らぬ間に6ユーロくらいあがってしまい、
仕方なく中国米を買った。
この16穀米は、お米を炊くときに混ぜるんです。
麦や粟、小豆なんかも入ってて、すごく味がして美味しい。
ふう~持ってきてよかった~~★


食生活って大切。。。とご飯をかみ締め、
合掌してご馳走様が口から自然に出る。。。


気分が乗ってきたので、
目の前の大きな公園を走ってみた。

いろんな人が走っている公園。
子供もたくさん。

小鳥や、
カモもカラスもたくさん。。。
ギャーギャー自然の鳴き声がいい感じでした。

春が近づいているからか、
やたら鳥はギャーギャー。ちょっと怖い。。。。


家の目の前なのに、なんだか全然違う空気が流れている。。
ブリュッセルの木は大きくて、
公園の中も、森みたいなんです。

ツタのはった大きな木の間を歩くと、
まるで絵本の世界に潜り込んだみたいな、
とても非現実的。



一気に更新。。。

2009年03月05日 | 日記
最近よいコンサートが目白押しで、一週間に何度もコンサートに通っています。
バロックオペラのレポはまた今度。。。

先日は古楽器でバロック時代のイギリスやスコットランド民謡を演奏するグループの演奏会。音楽院のホールで行われたのですが、民謡なだけにすこし冗談を交えながらのパフォーマンスで楽しく音楽を身近にかんじる雰囲気で、ノリ突っ込みやら、歩きだしたり、スキップして登場したり、終いにはみんな歌いだしたり、、、、
しかし、演奏者はみな一流の古楽奏者だったので、演奏のレベルがクオリティーが高すぎて、なんともすばらしかった~。
リコーダー、(トラベルソ持ち替え)バロックバイオリン、リュート、チェンバロの編成。
特にバロックバイオリンのあの音色。。。。

ベルギーに来て思う事は、弦楽器の音色の美しさ。
ほかの国とも比べ一般的にみても
ベルギーの人たちは音色が本当に綺麗だと思う。
あ、でも、バロックバイオリンの人、イギリス人だったっけな??
まあ、いいや。綺麗でした。。。



今月もまだまだ古楽のコンサート、目白押しです★


で、昨日聞いたコンサートは、
クリストフ・コワン率いる古楽アンサンブルのコンサート


バロック時代に「4大元素」をテーマにした作品がいくつかあるんです。
その有名なのが、ジャン・フェリ・ルベルのオペラ。

はじめてCDで聞いたとき、うわっ、、
とびっくりして、声が出ました。。。


強烈な不協和音で始まり、土、水、火、空気を音楽で表現していく、
今でいうところの現代曲みたいな感じです。


それをテーマにした演奏会だったのですが、
コワンはこの音楽を表現するために、この楽器を使用。





手回しオルガン。
すべて音楽がプログラミングされていて、
おじさんがハンドルを回して音がなるという仕組み。
ですが、なんか色々仕掛けがあるみたいで、
みんな興味深深。休憩中舞台の上は人だかり。。。。



実際のところ音楽も複雑なのに、すでにプログラミングされてあるこのオルガンと、弦やフルートのアンサンブルを一緒に演奏するのは、
なかなか難しそうでしたよ。。。


オルガンって笛の音も入ってますが、色々な音も出せて表現力が豊かで
楽しい楽器ですね。

アンコールに、アンダーソンの「タイプライター」
(よくTVでもかかってる、カタカタカタカタカタカタ・・・・・・ チーン!っていう曲。)

なんか古楽の演奏会が最終的にはすべてこのアンコールにより
このオルガンに持ってかれてた。。。


そんな演出は音楽を楽しませてくれる手段の一つだけど、
演奏家の演奏は当たり前なのかもしれないけど、すばらしくて、
ソプラノのMaria Cristina Kiehr マリア・クリスティーナ・キール
の歌声を生で初めてききました。

天から授かった声とはまさにこれかなーと思いました。
もう言葉にできない歌声です。

大好きな曲だったフランスの小品アリアが聴けて、
ウルウルしてしまいました。
今度宗教曲の公演があれば絶対行きたい。


そんな歌手もいたんだけど、やっぱり珍しいし
ユニークな演出が光って、アンコールのタイプライターで
その演奏会は幕を閉めたのでした・・・・


ブリュッセルって。

2009年03月05日 | 日記
街中には画廊やオブジェが本当に多いブリュッセル。



なんとなく、オシャレで気に入ってる作品は、これ。


王宮の広場に工事中の建物があるんですが、
工事中のカバーがこんなアートなんです。

建物カーテンの中の池。
実際もこんな感じなのかしら。
ヨーロッパの工事は本当に長くて、何年も完成しないんです。
私が来たときからずっとこのカーテンがかかったまま。。。。
でもオシャレなアートで素敵ですよね。

こちらではしばしば観光地や教会の大工事の建物も実際の絵が書かれたカバーがかけられていて外観を損ねないように配慮されていますよ。





その奥をみると、青い脳みそ。なんだろ。




以前も書いたのですが、
町中にたくさんのオブジェがあちこちにみられます。
画廊もあちこちにあり、歩いていてあきません。

素敵なアートから、意味のわからないものまで。


学校の通学路にいつも居る2人。
なんてタイトルつけられてたっけなあ。。。。








★たこ焼き屋開店★

2009年03月05日 | 日記
たこ焼き屋さん一日開店

友達がたこ焼き屋さんをするという事で、お手伝いしに行ってきました。
6台たこや機器を日本から運んで、クルクルクルクルみんなで作りました。
外人のお客さんもたくさん来てくれました。
お客さんも混じって、クルクル作りました★

日本に相当興味のある外人さんがほとんどで、
この焼いている2人は、日本語ペラペラです。
漢字も少し書けるらしいです。
本当に日本が好きなんだなーと思います。


ベルギー人はおしゃべり好き。
そして、日本が好きとなると、
話は止まりません。

どっからそんな話題が沸いてくるのか
ずっと喋っていて、本当に関心しますし、
これなら上達するだろうなーと思います。


浴衣を着てくれたグループもありました。
こちらがお客さん。
みんな楽しそうで、異文化コミュニケーションの一日でした~★