EMI’Sーベルギー日記ー

リコーダー奏者EMIのブログ、2005.11.09開設。気ままに綴るブログです。
ただいまブリュッセルにてサバイバル中

第二回リコーダーDAY!!

2014年03月29日 | 演奏会
大変うれしい事に、おかげさまで、第二回リコーダーDAY!!は定員になりましたので、
お申込みを終了させていただきました。 

今回は、あまりにも急だったので、人が集まらなかったらどうしようかと
思いましたが、キャンセル待ちの方もおられるようです。

本当に、有難い事です。


個人レッスンや青木先生のご自宅にてレッスンご希望の方がいらっしゃいましたら、
是非ご連絡くださいませ。


お問い合わせは、チラシに掲載していますメールアドレスまで!!


第三回リコーダーDAY!!は来年の夏を予定しております。
次回は、事前に準備できますように。。。。


 さてはて、、、、



無事日本に帰国しました。

まだ時差ボケが残りますが、
日本の春を徐々に楽しみたいと思います。
やはりな、、という感じですが、寒くすばらしく乾燥している飛行機の中でさっそく風邪をひき、
風邪かなと思っていましたが、花粉症?っぽいです。



皆さん、マスクをされているのは、花粉症対策ですか?


今からでも遅くないのかしら・・・・。


ただ今、パソコンの調子がとーっても悪く、新しくこの際慎重するか、
そうこうしていると、増税が始まるらしく、、、

最近のパソコンは、すごく軽いか、すごく大きいのですね!!!
テレビも見れるんですものね。

いいなと思う物は、増税前で、全て売り切れていました。


パソコンが使えないなんて、本当不便。
まだ2年目なのに、なぜか不具合が多くて、、、機械音痴の私には手に負えません。。。。


そんなこんなで、なかなか作業が進みません。
連絡がなかなか取れなかった方々には、大変ご迷惑をおかけいたしました。










そいでもって、、、、
日本について、一番恥ずかしいのが、人とぶつかったりすると、
つい、

「Pardon! パードン!(あ、すみません!)」

と言ってしまうのです。


1日、2日もすれば、すっかり日本の生活になれますが、

店員さんに 

「Merci (メルシー)ありがとう。」

とつい言いそうになり、

ありがとうが、 

「メル・・、、、あ、、、、あり。。。」

みたいな変な子になってしまいます。


そんなペラペラフランス語ばかりの毎日ではないのに、
おかしな話です、、、、。





すみません、 のパードンは、やっぱりすぐでてしまいますが、
日本語で、

パ 

から始まる言葉って、あんまりないですから、かなり奇妙な現象です。。。。


昨日も、ちびっ子がこちらに走ってきてぶつかってしまったとき、

パードン! 

と言ってしまいましたが、
そのちびっ子は、たぶん、聴こえていなかったのか、
素通りでした。

あまりにも違う言葉だから、聴こえないのかな。



CD も、 フランス語では、

シーディー ではなく、

セーデー

と発音します。


友達にすごく笑われてしまうのです。

携帯のぎゃらなんとか、スマホなのか、スマフォなのか、
なぜか私が話すごとに、大笑いされてしまいます。






ちなみに、ディズニーは

まさに、デズニー

になります。




日本に帰ると自分の身なりの汚さに愕然としてしまいます。
明日はこっそり美容院に行きたいと思います・・・・。前回の帰国以来の美容院。。。
ヨーロッパでは、身なり構わずすっぴんやメガネでも平気ですが、
日本女性はみなさん美しく身なりを整えていらっしゃるので、自分はとても浮いた惨めな気分になります。

父親が、帰国後の第一声に、

「おおお、、お前、音楽家のくせに、そんなんでいいのか?
これで服を買え、、、。」

と少しお金をくれました。
そのお金は服に変わらず、別の物に変わりそうですが、、、、、


日本のほんわりした空気、春のにおい、
桜の満開が楽しみですね。





リコーダーday

2014年03月23日 | 日記
第二回リコーダーday!!
お陰様でお席はのこりわずかになりました。レッスン付きご希望の方は、29日までにお申し込みいただくと、かなりの割引きになりますから、お早めににどうぞ。。。

一年に一回のイベントです!
お見逃しなく!


リコーダーに熱い方なら、レベルは問わず楽しめますから、私なんて、、、と迷われている方はご相談ください!


古楽器リコーダーとその時代に触れるセミナーです!

ベルギーチョコもお土産にありますから、1日ヨーロッパの雰囲気が味わえたらと思います。

ブリュッセルより、、、


写本その一

2014年03月21日 | 日記
グレゴリア聖歌の楽譜。
最近ちょっびっといってみてる授業。ラテン語は、ドイツ発音(そんなのまであるなんて、、、)

ラテン語もわからないのに、ドイツ読み、そして本来ある、色のついたfaの線がコピーには写ってません。

ツブツブに見えるのは、シミではなく音符。

みんなで手の動きでメロディを感じながら、伝承で歌っていきます。
まだまだついていけませんが、とっても美しいです。神秘的。



先日ビザンチン音楽の楽譜写本を見ましたが、アラブ語で、また全然ちがう記譜法です。ちなみに現在表記法と同じく、右から左に楽譜も記載されてます。
メロディも、音律も独特で、エキゾチックでこれまたよいです。
世界が広がります。




ブリュッセルにはアラブ人が沢山いますので、アラブポップスもたまに耳にしますが、アラブってます。(なんじゃそりゃ)
大音量の携帯待ち受けが鳴り響いてたり、、私は何故か恥ずかしい気持ちになります。
町の1/4も外国人なので、色々な国の人と知り合い、音楽 に触れる事が日常です。

いま教えてる生徒さん方も、イタリア人、フィンランド人、スロバキア人、アイルランド人、ベルギー人、スペイン人、日本人。なかなか多国籍ですね。
混血も多いし、国籍の話にならないから、ベルギー人と思っていても実は違う人もいらっしゃるかも。


ともあれ、やっぱり音楽は世界共通ですな!
世界の 輪っ !和っ!

春間近

2014年03月20日 | 日記
今日は小春日和で真っ青な空、すがすがしい風で、こんな日のブリュッセルは格別です。
日もずいぶん長がくなり、このまま春が来てくれるといいなあ。
晴れるだけで、みんな上機嫌、結果オーライです!
こういう日は、テラスで昼間っからビール飲みたくなりますね。
働きたくなくなります。。。。




今年ベルギーに雪がありませんでした。
こんな冬は私にとっては初めて。去年は、大雪で電車がなくて、ドイツの方まで教えに行く途中、電車がストップしてしまい、
隣町で降ろされ、家に3時間雪の中電車を乗り継ぎ、最後は歩いて帰宅したり、苦い思い出がいくつかありました。
そういえば、階段から落ちて足をくじいて、足を弾きづりながら、雪の中ハープを背負い、フランスまでコンサート旅行に出かけたことも。
ちょうど、昨日の写真、ルネサンス舞踏会の一年前です。


まだ今年はそこまで寒くありませんでしたが、年末はお湯が出なくなり、水風呂でした。
ベルギー生活で二度目です。新年あけて、新しい湯沸かし器に取り換えてもらったので、
来年はシャワーも暖房の心配もいらないです。





少しヨーロッパの歴史について気になる事があってちらりと本を読んでいたのですが、
ヨーロッパは、昔の家もそのまま残っていたり、昔の絵画と現在とほとんど変わらない街並みも多く残り、
何百年も、風景も人もあんまり変わっていないよなーと思いながら読んでいると、
ふと、ちょんまげ姿のお侍さんが頭の中に登場してきたので、
客観的に、外国人からすると、相当、この事実って奇妙な姿だろうなと思いました。

ちょんまげ、着物、腹切り、
そして、それはそこまで昔じゃないのに、今はすっかり日常からは離れて、
別の風景が広がっている、日本って不思議な国ですよね。

姿や風景もあまりに変わったので、価値観もヨーロッパのそれとははるかに違いがでるのではと想像します。

・・・・とか色々気になると、不思議過ぎて眠れなくなってしまいました。

ちょんまげって、兜が蒸れるから前頭部を剃ったところから始まったそうですよ。


世の中が大きく変わるように、音楽も沢山の変化があります。
50年とかそれくらいの小さな周期なのに、劇的に変わったり、
落ち着いてみたり、また国によって、政治によって、宗教や戦争によっての変化を見ると
面白いですね。美術やコスチューム、建築物もそうですものね。

時代に翻弄されながらも、芸術家たちの
自分の中にある物を表現する、また、新しい物を生み出す時のエネルギー、
その頃の音楽が得に私は好きです。

今住むベルギーはまだ国が出来てからはちょんまげがなくなった頃と同じころですが、
新しい者を沢山生み出してきた地域なのですよ。

日本人もそうですね。。。。。

・・・・・・



寝ましょうね。

明日も晴れますように、良い事がみなさんに訪れますように、お祈りします。






オペラ

2014年03月20日 | 演奏会
二月に、最初のオペラの一つ、m.da.galiano のダフネのコンサートにハープで参加しました。貴重な作品であるのは言うまでもありませんが、通奏低音をすこしづつ楽しみ始めた今日この頃。

第二回リコーダーDAY!!

2014年03月18日 | 演奏会
親愛なる リコーダー、音楽関係の皆様


ヨーロッパにも今年は少し早すぎる満開の桜もちらほら見られる今日この頃、
如何お過ごしでしょうか?


久しぶりの更新になりますが、本日は嬉しいご報告です!


この度、来る4月12日(土曜日)、
第二回リコーダーDAY!!「装飾美」を
アンリュウリコーダーギャラリー協賛のもと、タケヤマホールにて丸一日リコーダーや
音楽を存分に楽しもうというイベントを開催する運びとなりましたのでご案内させていただきます。



古い建物や風景が残るベルギーに移り住み、
形に残らない音楽は今なお伝統的に続けられているヨーロッパで、
現地人の心から楽しみ、衣食住のように自然に演奏している姿を
日々目の当りにして、音楽を愛する人々に心から演奏する喜びを感じてもらいたいと思い、
私が敬愛いたしますチェンバリストの青木好美先生と一緒に「リコーダーDAY!!」を始めました。



第一回目は、リコーダー奏者北山隆先生のサロンホールをお借りしまして、
沢山の方々の協力の下、沢山の参加者様に恵まれ第一回を昨年冬に無事終了いたしました。


第二回目は、「装飾美」と題しまして、音楽には不可欠な装飾をテーマに、
レクチャーコンサートでは、日本ではあまり聞かれる事のない15、16世紀の昔の音楽や
美しい伝統装飾法の紹介、合同セミナーでは実際リコーダーを手に取りみなさんと、
この美しい装飾芸術を実践体験していただいます。


参加者の皆様が沢山演奏できるように、ミニコンサートやフリーアンサンブルの時間も設けております。
青木先生のチェンバロ伴奏で、お好きな曲、思い入れのある曲など、または音楽仲間と一緒に一曲披露されませんか?

フリーアンサンブルでは、ルネサンスダンスのステップを体験しながら、リコーダーが華やいだ時代は、
実際どのように演奏されていたのか、学び、聴いて、見て、踊って歌って、
ヨーロッパ音楽を一日思う存分体験していただければと思います。



なお、急遽開催を決定いたしましたので、チラシを作成、配布する事ができませんでした。


レッスン付きの前売り券のお申込みは、3/29までで限定しております。
その後のお申込みは、別料金設定(チラシ参照)で定員になり次第締め切りますので、お早目にお申込みくださいませ。


レベルを問わずに楽しめるように、企画しております。
(初心者の方でレベルに関して心配な方、また別の楽器で参加ご希望の方は、是非メールにてご相談くださいませ。 emi0424@hotmaill.com )
参加者の方々には、事前に楽譜、詳細等のメールがあります。
リコーダーを愛する方を限定して、純粋に音楽を心から愉しむを目的にした「リコーダーDAY!!」
皆様の参加を、青木好美先生共々、心よりお待ちしております。




おしまいに、
震災から3年が過ぎ、ベルギーでも沢山の復興支援行事は今でも行われています。
こちらの方々はヒロシマのように、この出来事をフクシマと呼びます。
少し複雑な気持ちになりますが、沢山の祈りは今も続いている事を添えさせていただいます。


まだまだ寒さが残っております。お風邪などひきませんようくれぐれもご自愛ください。
7年ぶりの日本の春、皆様の元気なお顔を拝見できる事を心待ちにして、、、、、



白木絵美 ブリュッセルより敬意を込めて。