*****ご注意!!!一部ネタバレの可能性があります!*****
佐藤青南の通信指令室シリーズ2作目、3作目
110番通報を受ける通信指令室で、電話内容から事件を解決する新しい切り口のライトミステリー
電話だけで事件を完結する万里眼こといぶき先輩とイケボイスの早乙女が主人公
小説では突拍子もない通報を取り上げているが、恐らく実際の通信指令室も通報者の発する言葉の意味や状況説明に推理を働かせて、緊急車両を手配したりと機敏に対応しているのだろう。
とはいえ、通信指令室を舞台とすると小説となる事件に限界があるのか、徐々に早乙女といぶき先輩の恋の行方の比重が大きくなってしまいったのが、個人的には残念