ついにむかえた世界タイトルマッチ当日!
オレは完全に気もそぞろで、ハルクと初めて会った頃の事や武道館でのデビュー戦の事なんかを思い出しながら仕事をしていたので「プチ・ミス」ばかり。
やるべき事がたくさんあったのですべての仕事を紙に書き出し、1つ1つクリアーしていく。こんな時に限ってメチャクチャ忙しいぞ!
そして夕方、いよいよ出発。駅でマス&マキマキと合流し有明コロシアムを目指す。
電車内でもキンチョーしっぱなし(オレがキンチョーしてもしょうがないのに!)。
自分自身の事だと、すでに心臓に剛毛がはえてる年齢なので緊張したりもしないのだがやっぱり今日は特別である。
会場につくとすでにクララさんやウッチー、タカオらが来ている。
タカオはハルクが4回戦時代から応援に来ていたメンバーだが、「串兵衛」に就職して以来、定休日の関係でまるっきり観戦に来れなくなっていた。
さすがに今日は特別だからと、本日限定で店長が外出を許可してくれたのだ。ありがとさんです。
その後も、ALeXナカちゃんや直人さん(仮名)、サカタク、元ちゃん達が続々と登場。期待が高まる!
6時50分の生中継スタートの直前、クララさん持参の秘密兵器、携帯テレビで「ニュースの森」で放送されている控え室の様子を見る。
電波状態が悪くてよく映らないながらも、そこにハルクがいるのがわかる!
嗚呼!もうすぐだ!
生中継スタート!新しいテーマソングに乗り、挑戦者ハルクが入場する!いつもの黄色いガウンだ!
オレンジのコスチュームを新調して挑むと言ってたが、やはり慣れ親しんだ黄色を選んだようだ。
続いて王者、ウイリーホーリン入場。下馬評では圧倒的有利と言われている、無敗のチャンピオンである。
両国国歌が流れ、選手紹介。リングアナも名前の前に「HULK」とそえてくれる。
まだオレ達グループしか「ハルクコール」をしていなかった頃がなつかしい!
そしてついに決戦のゴングが鳴る!
スロースターターのハルクだけに少し動きが固いか?カウンターを合わせられたりもしている。
心配しながら見ていた序盤戦、第3ラウンドにいいパンチをもらいダウン!
すぐに立ち上がるハルク!もう少し寝てた方がいいのにと心配する。
ここがチャンスと見たホーリンは手を休めず、2度目のダウン!
これもスっと立ち上がると、ちょうど残り時間10秒くらい。あと1つ倒されたら試合終了である。足使え!まわれ!逃げろ!
ひやひやしながら第3ラウンド終了。ダメージはどうだ??
4ラウンド。ハルクが猛反撃を開始!
後の席の知らないヤツらは「ダメだよ、このラウンドは休めよ!」と声を飛ばしているが、ダウンの後の猛攻は東洋タイトルを奪取した時のパターン。
オレは「行け行け」と声を出す。
ここからは終始、ハルクのペース。人の何倍もの練習や、ハワイでの地獄の走りこみで鍛えた身体はダテじゃない!
終盤はずっと、回転の速い連打で攻撃の手を休めない。
それでもさすがはホーリン、疲れながらも要所要所で破壊力のあるパンチをヒットさせてくる!
頑張れハルク!技術的な事はオレごときにはわからんが、とにかく頑張れ!
そして最終ラウンドまで、気持ちではつねに押しながら闘っていたと思う。
防戦一方のチャンピオン、といった印象で12ラウンドを闘い終え、判定を待つ結果となったのだが…。
「ドロー!!」
オレの耳に、無情な判定結果が届いた…。
3人のジャッジのうち、一人はハルクの勝利、あとの二人がドロー…。
この、誰もハルクを負けにしていない結果が逆にオレの悔しさを増幅させる!
とにかく脱力。ベルト奪取のためだけにすべてを打ちこんできたというのに…。
悔しくて悔しくてたまらないまま、席が離れているノイ総裁も合流し飲み会へと移行する。
いやぁ〜、あまりに悔しがっていたため、タカオや総裁に励ましていただいちゃったけど、本来はオレが元気にしてないといけなかった場面でしたな。正直すまんかった。
まぁしかしそこは生まれついての酒飲み。酒さえ入れば気分も高揚!すぐにゴキゲンモードになり、ちょっと遅れて参加してきたハルカマニアのヨリっちょ、ユミちん、博士クンらみんなとバカバカと飲みました。
11時すぎくらいか?帰高して「タンタン」へ。
先に席を取りに来ていたミノキヨを含め(ミノは店番のため生観戦なし)、オレ、タカオ、総裁で乾杯。
遅れて、仕事で観戦に来れなかったアラキも参戦。
またまたゴアッピ店長にサービス品を出してもらったりしながら痛飲する。
結局そこからも河岸を変えつつ朝5時半まで飲む。なんかものスゴク酔っぱらってしまい、最後は誰かと二人だったのだが、誰が相手だったのかも思い出せない始末。
こうして、2002年、最初にして最大のイベント・デーは終了したのでありました。
オレは完全に気もそぞろで、ハルクと初めて会った頃の事や武道館でのデビュー戦の事なんかを思い出しながら仕事をしていたので「プチ・ミス」ばかり。
やるべき事がたくさんあったのですべての仕事を紙に書き出し、1つ1つクリアーしていく。こんな時に限ってメチャクチャ忙しいぞ!
そして夕方、いよいよ出発。駅でマス&マキマキと合流し有明コロシアムを目指す。
電車内でもキンチョーしっぱなし(オレがキンチョーしてもしょうがないのに!)。
自分自身の事だと、すでに心臓に剛毛がはえてる年齢なので緊張したりもしないのだがやっぱり今日は特別である。
会場につくとすでにクララさんやウッチー、タカオらが来ている。
タカオはハルクが4回戦時代から応援に来ていたメンバーだが、「串兵衛」に就職して以来、定休日の関係でまるっきり観戦に来れなくなっていた。
さすがに今日は特別だからと、本日限定で店長が外出を許可してくれたのだ。ありがとさんです。
その後も、ALeXナカちゃんや直人さん(仮名)、サカタク、元ちゃん達が続々と登場。期待が高まる!
6時50分の生中継スタートの直前、クララさん持参の秘密兵器、携帯テレビで「ニュースの森」で放送されている控え室の様子を見る。
電波状態が悪くてよく映らないながらも、そこにハルクがいるのがわかる!
嗚呼!もうすぐだ!
生中継スタート!新しいテーマソングに乗り、挑戦者ハルクが入場する!いつもの黄色いガウンだ!
オレンジのコスチュームを新調して挑むと言ってたが、やはり慣れ親しんだ黄色を選んだようだ。
続いて王者、ウイリーホーリン入場。下馬評では圧倒的有利と言われている、無敗のチャンピオンである。
両国国歌が流れ、選手紹介。リングアナも名前の前に「HULK」とそえてくれる。
まだオレ達グループしか「ハルクコール」をしていなかった頃がなつかしい!
そしてついに決戦のゴングが鳴る!
スロースターターのハルクだけに少し動きが固いか?カウンターを合わせられたりもしている。
心配しながら見ていた序盤戦、第3ラウンドにいいパンチをもらいダウン!
すぐに立ち上がるハルク!もう少し寝てた方がいいのにと心配する。
ここがチャンスと見たホーリンは手を休めず、2度目のダウン!
これもスっと立ち上がると、ちょうど残り時間10秒くらい。あと1つ倒されたら試合終了である。足使え!まわれ!逃げろ!
ひやひやしながら第3ラウンド終了。ダメージはどうだ??
4ラウンド。ハルクが猛反撃を開始!
後の席の知らないヤツらは「ダメだよ、このラウンドは休めよ!」と声を飛ばしているが、ダウンの後の猛攻は東洋タイトルを奪取した時のパターン。
オレは「行け行け」と声を出す。
ここからは終始、ハルクのペース。人の何倍もの練習や、ハワイでの地獄の走りこみで鍛えた身体はダテじゃない!
終盤はずっと、回転の速い連打で攻撃の手を休めない。
それでもさすがはホーリン、疲れながらも要所要所で破壊力のあるパンチをヒットさせてくる!
頑張れハルク!技術的な事はオレごときにはわからんが、とにかく頑張れ!
そして最終ラウンドまで、気持ちではつねに押しながら闘っていたと思う。
防戦一方のチャンピオン、といった印象で12ラウンドを闘い終え、判定を待つ結果となったのだが…。
「ドロー!!」
オレの耳に、無情な判定結果が届いた…。
3人のジャッジのうち、一人はハルクの勝利、あとの二人がドロー…。
この、誰もハルクを負けにしていない結果が逆にオレの悔しさを増幅させる!
とにかく脱力。ベルト奪取のためだけにすべてを打ちこんできたというのに…。
悔しくて悔しくてたまらないまま、席が離れているノイ総裁も合流し飲み会へと移行する。
いやぁ〜、あまりに悔しがっていたため、タカオや総裁に励ましていただいちゃったけど、本来はオレが元気にしてないといけなかった場面でしたな。正直すまんかった。
まぁしかしそこは生まれついての酒飲み。酒さえ入れば気分も高揚!すぐにゴキゲンモードになり、ちょっと遅れて参加してきたハルカマニアのヨリっちょ、ユミちん、博士クンらみんなとバカバカと飲みました。
11時すぎくらいか?帰高して「タンタン」へ。
先に席を取りに来ていたミノキヨを含め(ミノは店番のため生観戦なし)、オレ、タカオ、総裁で乾杯。
遅れて、仕事で観戦に来れなかったアラキも参戦。
またまたゴアッピ店長にサービス品を出してもらったりしながら痛飲する。
結局そこからも河岸を変えつつ朝5時半まで飲む。なんかものスゴク酔っぱらってしまい、最後は誰かと二人だったのだが、誰が相手だったのかも思い出せない始末。
こうして、2002年、最初にして最大のイベント・デーは終了したのでありました。