SHOTGUN TERRY OFFICIAL BLOG 『ガイコツマイクのバカ大将』

テリー&スラング、テリー&ベアーズのシンガー、ショットガン・テリー(テリー下沢)の珍記録がココにある!

ムナクソ悪し

2002-06-17 | Terry&SLANG
朝、中野のジム。レイアウト変更により、新しいマシンが入っていたので使ってみたくてルンルンと行く。
マグナム社のベンチマシン。フラットベンチでベンチプレスやってる感覚にすごく近い!
効きやすいマシンだ。ガンガンやりました。

仕事中のヒマな時間帯を利用して、詞を書く。先週から始めた、バカ・ロカビリーの詞だ。
何を書こうか……しばらく悩んだが、自分の生き方のスタイルを再確認してみようと思い、ツラツラと書いてるうちに完成してしまった。
創作時間2〜3分か??ふふ、天才だね。
しかしもう1曲の詞の手直しで四苦八苦。
気分転換に(?)しっかり仕事をし、再度思案すると、ポロっと浮かんできた。
これで今夜、しっかりと歌える。よかったよかった。

夜、ミノキヨが来る。ペラペラペラペラと何かをまくしたてているので聞き流しているうちにクララさんとアラキが来る。
クララさんは久しぶりのスタジオ復帰。本当によかったぜ。今夜からまたバリバリやりましょう!
閉店時間になりスタジオに向かおうとしていると、ミノキヨが「パワースラムはどうしたのぉっ?」と聞いてくる。
今はテリー&スラングをやっているって何百回も話してきたのに、また同じ事を聞いてくる。こいつバカか?
「今はパワースラムは休業中だって言ってるだろ!」と言うと、
「あのさっ!誰も求めていない『テリーとその仲間たち』なんかをやるよりさっ!パワースラムをやった方がずっといいじゃないか!やめたら?」と返ってきた。
……………。
いやぁぁぁぁぁぁ〜〜、この発言には心底ムカついたぜ!
誰も求めちゃいない…そんな事はわかってんだよ!
第一、まだスタジオに入ってるばっかりだから誰もオレ達のバンドを知らないワケで、求められるもヘチマもねえだろう!
それにロックンロールをやるっちゅーのはオレ自身のライフスタイルで、他人から「やれ」だの「やめろ」だの言われるスジアイはまったくない!
それに、毎週みんなで熱心にスタジオに入ってる姿を見てるくせに、よくこんな事が言えるもんだ。
ミノキヨをイジめるのを趣味としているオレでも、ミノキヨが一生懸命とりくんでいた英会話や、今夢中になっているボディビルについてバカにするような事を言った事は一度もない。
どんなヤツだろうと、懸命に頑張ってる事は応援してあげたいというオレの考えがあるからだが、このクソガキは人が熱心にやってる事にたいしても平気で頭に来るセリフを口走りやがるぜ。
バンドは4人でやってるモノだし、仲間達の事まで否定された気分で、本当にムナクソ悪い!
オレが頭に来てるっちゅーのに、ヘラヘラとスタジオまでついてくるミノキヨ。
みんながセッティングをはじめると、自分の話を聞いてもらえないのでやっと退散しやがった。
久しぶりにメンバー4人そろったスタジオなので楽しもうと、一応笑顔でみんなと接するが、腹の中は煮えくりかえっていた。
なんか鼻も詰まってきて思うように歌えないのが、ますますイラ立ちを膨張させる!
まぁそんなこんなでしたが、無事にスタジオ終了。今夜はリハビリって感じでしたね。来週から本格的にやりましょう!

スタジオの外に出ると、ミノキヨが現れた。すっかり一緒に飲みに行く気でいやがる。
「大将」へ。酒を控えていたため、居酒屋もしばらくぶりだ。スタジオの後の軽い飲み会くらいはいいだろう。気分も晴らしたいし…。
オレ、アラキ、なぜかいるミノキヨでカンパイ。
ミノキヨ、WWFを見た事も聞いた事もないアラキに向かって、「オースチン解雇されちゃいましたよぉ!」とか「ボクはシェーンになりたいんだ!」とか一方的にまくしたてる。
アラキは何を言われてるのかさっぱりわからんので答えに困っている。
ホントに場の空気が読めない。いつもなら「しょうがねぇバカだな」と思うだけで済むのだが、そんな事まで腹立ってくる。
このまま帰るのは不快だと思い、「お前さ、人が一生懸命やってる事にたいしてさ、誰も求めてないとかやめたらとか言うなよ」と、とりあえずやさしい口調で言うと、「えぇっ?別にそんな事言ったんじゃないよ!ボクはパワースラムは人気があるんだからやればいいって言っただけだよ!」などとテキトーな返事。
じっくり話してやっても、反省する素振りもなく、あやまってくるワケでもなく、テキトーな返事を繰り返すだけ。
オレのイライラが頂点に達してくる。
「お前、とにかく人の心をふみにじるような事を言いやがったんだから謝れ!」と言っても、謝る事だけは絶対にしない。
そう!ミノキヨという人間、今までどんな不祥事を起こしても、人に迷惑をかけても、謝る事だけは絶対にしないのだ!
オレが本当に怒ってるのがわかって、アラキが止める。
流れを変えようと思ったアラキは、3週前に「一休」で出会って、最後に逃げられた女に電話をする。
ちゃっかり番号を交換していたようだが、まだかけた事はないらしい。
電話の相手はハルク似のハルコ。オレが話すと…。
あの日は相当酔っていたので、オレ達は3人組だったのだが、リーゼントの人しか覚えてないの…という事でした!
ひひ、オレの事じゃないか!そうか、他の二人は忘れても、一番ステキな人は覚えているって事だね。
ちょっとゴキゲンが回復した次第です。
そんな中ミノキヨが「バンドの発表会はいつやるのぉ?」と聞いてくる。
発表会だぁ〜〜??このガキ、とことんまでオレのやってる事をバカにしてくるつもりだな!
不愉快千万!
近日中に、ミノキヨに対して何かとんでもないイタズラをして、このモヤモヤを晴らしたいと思います。