毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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観音参り

2010-03-30 | 思うこと
子供の進学など、観音様には何かがあればお参りに行っています。
南部糠部三十三観音の一番札所である寺下観音は、境内を流れる澄んだ水の小川の水音や苔が、静かに心を解きほぐしてくれるスポットです。

青森県では観音様の社には鳥居が必ずといっていいほどあります。
観音は仏教なのになぜ鳥居があるのかは、まだ調べられずにいますが、神仏混交は古い時代からの習わしとして深く根付いているようです。
明治時代初期の神仏分離令の間も、その後も、ここでは観音信仰と鳥居の組み合わせを受け入れる風土が強く残っていたといえるでしょう。

 
 



所用のため一週間ほど更新をお休みします。
今年は春も寒い日が続いていましたが、山の花は例年より早く咲き出しそうです。
4月になれば花の季節ですね。


一目惚れ

2010-01-27 | 思うこと
棟方志功の絵をこよなく愛していて、この絵が見られるだけでも青森に住んでいて良かったと感じています。

遠い昔、学校で美術の時間に描く水彩画は絵の具の発色が綺麗ではなく、なぜミュラーの風景画はあんなに綺麗なのだろうと悩んでいたことがあります。
あれは絵の具が違うと知ったのはもう少し後でした。
透明水彩絵の具と学校で使っていた絵の具は別の物だと知っても、学生には透明水彩は高値の花で、そのまま諦めていました。

Watercolor by Osamu (ちょっとシニアチック)
最近ネットで検索していて見つけたこちらのサイトの水彩画を見て、あまりの綺麗さに一目惚れしてしまい、ついに透明水彩絵の具を買ってしまいました。
昔のことを思い出して夢を叶えたという意味ではいいのでしょうけど、これを使って何ができるのかはまだ分かりません。
お蔵入りにならないように少しずつでも使っていこうと考えています。




ブログの書き方 注意点

2010-01-04 | 思うこと
ブログを書き始めて丁度一年になりました。
一周年記念というのは自分だけが思っていることで、このブログを読んでいる方には何も関係の無いことですが、この一年の間少しずつ固まってきた自分なりのセオリーをこの機会に説明するのも大切なのかなと思っていました。
いくつかあるので箇条書きにしてみます。

○正しい情報であること
これは特に飲食店などの紹介の場合、定休日や営業時間を書かないと現地でがっかりする人も出てきます。分からない場合は書けないのですが、少なくとも自分で分かる範囲の情報は書くようにしています。
参考資料としてのソースもなるべく公のものを貼るようにしています。
ただ、ニュースは長い期間ネット上にある訳ではないので、最近は使わないかコピペを取るかで対応しています。

○短い文章であること
パソコンでも携帯でも発光する画面を長時間眺めているのは目に悪い。
スクロールしながら動く画面を眺めるのも疲れます。
短い文章で伝えることを心がけています。

○伝えたいことを書くこと
私もこれは一番反省の多い点ですが、適当に書いた文章を読むのは自分でも辛い事だなと思います。個人の思いを普遍まで引き上げられるのか、というのは何時でも重要な問題です。でも色々なブログを読んでいると、さりげない話の中に心の琴線に触れる物もあり、一概に何が良いとかは語れないのかなと思います。

○愚痴を書かない
人の愚痴を聞いて楽しい人はいません。
笑って頂ける楽しい話題なら読んでいても楽しめるのですが、そうではない愚痴の羅列なら出来れば見たくないと思います。読み終わって面白かったとか参考になったとか何か得るものがあればいいなと思っています。



偉そうに書いていますが、全て自分に向けた課題です。





マーカス島

2009-12-05 | 思うこと
昔、南の島に住んでいたときには僻地や離島好きな人も意外と多くいて、色々な島の話を聞くことが楽しみでもありました。
船乗りやヨット乗り、気象庁や工事関係など、そんな人達は多くの離島を訪ね歩いているので、話を聞いているだけで想像をかきたてられます。

日本は島国で、6852の島から成り立っています。
この数には北海道、本州、四国、九州、沖縄本島を含めていますが、この本土五島以外に人の住む島は314とも321とも云われています。
平成10年度調査では321となっていますが、住んでいる人が少なければ年によって変動もあるでしょう。
そんな離島の中で一番僻地と言えるのが南鳥島でしょう。
有人島でありながら一般人には行くことすらできない秘境です。

ヨット乗りの知人から、
「南鳥島に近づくと陸地の匂いがする」
と聞いたのは随分昔の事です。
日本にもまだまだたくさんの秘境があると、感動とともに聞いていた記憶があります。

ニュースで久しぶりにに見た地名は、懐かしい香りがしました。
硫黄島は有名ですけれど、日本最東端のこの島もやはり有名な島ですね。

沖ノ鳥島・南鳥島に港湾施設、海洋資源拠点に  読売新聞


はなのはね南鳥島ガイド

北国に住んでいると南への憧れは大きくなると感じます。

七戸の喫茶らあく 再び

2009-10-29 | 思うこと
また食べに行ったわけではないのですが、ゲーム喫茶がミシュランの星を手にするまでの軌跡(笑)のブログを読んでいてこのページに書いてあることがすごくいいな、と思ったので。
商売として考えるなら全く違う考え方や戦略になるのですが、まず初めに自分の思いや美意識があって、それを元に組み立てている。
周りの大多数の考え方に引き摺られないで頑張っている、そんな生き方は素敵だなと。



先日行った土蔵のアトリエの画家、常田健も中央画壇の考え方と合わずに故郷に戻ってきた人でした。
土蔵で説明をしてくれた地元ボランティアの方は
「なんだかとてもカッコいい人でした」
と話していました。
農業を営みながら土蔵に入り浸って好きな絵を描く人生というのは憧れです。
現実的な部分では家族の支えがあったのでしょうが、そんな生き方を応援するのもまた楽しいことです。

力士や役者にタニマチが付くのも、自分にはできない素晴らしい生き方を応援する楽しみを知っているからではないでしょうか。
贔屓というのも同じですね。
人間には人の成長を見守ったり、人の役に立つことを快と感じる本能があるのかもしれません。
そして人を応援する気持ちが文化や芸術を育てているのでしょう。




ニューシネマパラダイス

2009-10-17 | 思うこと
中古で買って8年乗った車も、この冬を乗り切れそうもなくなったので買い換えることにしました。
車の中を片付けていると、ダッシュボードの奥から古いカセットテープが出てきました。
何だろう、と思い掛けてみると映画「ニューシネマパラダイス」のサウンドトラックでした。
ずっと前に映画館で見て感動したので、サントラ盤をテープに吹き込んで持っていたものでした。
あの頃は録音はまだテープを使うことが多く、CDプレイヤーを持っていなかった私は誰かに頼んで録音した記憶があります。
今の車に乗り出した頃、家ではCDしか聞けなかったので車に乗せてそのままになっていたようです。

久しぶりにテープデッキに入れてみると、音楽とともに映画の情景が浮かび上がってきます。
この曲は子供時代、この曲は火事の場面、これは恋愛の場面。

考えてみればこの車も、まだ小さい子供たちと出かけたりして楽しい思い出を作ってくれました。
海へ山へ、小旅行や買い物へ。
友人とだったり一人だったり、感動するような光景を車から眺めたこともありました。
この車に乗っていた8年間の思い出が音楽とともに思い出されて、最後のプレゼントをもらったような気がします。






コンデジ党

2009-10-06 | 思うこと
20年以上前に買った山野草図鑑を眺めていると、カメラ撮影のあれこれについても書かれていて懐かしく思い読み入ってしまいます。
銀塩時代のカメラは機種やレンズによっての癖があり、写真データとして絞りやスピードとともに機材についても書き込まれています。

デジカメもカメラごとに特色はありますが、主に何を撮るかでカメラ選びは決まります。
花ばかり撮っているので接写の良いカメラを選んだのですが、料理なども綺麗に撮れて満足しています。
感度の高さは暗い場所でもストロボなしでクッキリ撮れて良いですね。
手ブレ防止機能も手持ち撮影を助けてくれます。

コンデジで意外と重要なのがホワイトバランスです。
オートでは青っぽくなったり赤っぽくなったりとカメラの癖が出てしまいますが、白い紙を明るい場所で写してホワイトバランスの調整ができる機種や、手動で色調整のできる機種があります。
カメラは人の肌が美しく取れるように調整されています。
植物を撮る場合、肌色と反対色になるので青や緑色が綺麗に取れるカメラは少ないようです。
自分好みのカメラにするには買っただけでは駄目なようで、少しずつ手を加えていく事で使いやすいカメラになって行きます。

コンデジの気楽さは捨てがたい魅力です。
デジタル一眼がもてはやされる中で、それでもコンデジに拘っています。




泣ける映画

2009-09-12 | 思うこと
涙を流すとなぜかすっきりした気持ちになります。
映画に泣ける映画があるのも、そんな人間心理のためなのでしょうか。

最近映画を見る機会が少なくなっています。
テレビ自体を見る機会が減っている事もありますが、映画館で泣くのは恥ずかしい気持ちもあるからです。
やはり泣ける映画は自宅で、準備万端で観た方がいいのかもしれません。

子供の頃「穢れなき悪戯」を観て、涙が止まらなかった記憶があります。
クリスマスシーズンだからの放映だった記憶がありますが、大人になってから観た時にはそれほど泣ける映画ではなく、なぜこれで涙が溢れたのか理解に苦しみました。
その時々の立場によって、涙のツボは違ってくるようです。

今まで見た映画の中で泣ける映画ベスト3は、
ニューシネマパラダイス
キリングフィールド
旅立ちの時

今なら親子ものでしょうか。
久しぶりに泣ける映画を見たくなりました。
泣ける映画のお勧めってありますか ?




味覚と記憶

2009-09-11 | 思うこと
20代の大半を沖縄で過ごしました。
海が大好きでマリンスポーツに毎日明け暮れることが楽しくて、良い青春時代を送ったと今では思っています。
その頃はまだ流通状態も悪かったので、食べたい物の話をするのが楽しみでもありました。

沖縄は独特な食文化を持っています。
チャンプルーといわれる何でも炒めて食べることの多い毎日の食事の中、食べたいと思うものは納豆や塩鮭でした。
内地から来た友人と話すことは食べ物の話が多かったと思います。

青森に来てずい分経ちますが、今では沖縄の料理が懐かしくなっています。
以前はゴーヤーは流通していなかったので自分で育てて食べていましたが、最近では県内産も増えました。
料理をしながらゴーヤーチャンプルーの香りを嗅ぐと当時の記憶が蘇ってきます。

熱い空気と熱い風、笑いながらも一生懸命過ごしていた昔の自分を思い出してしまいます。
食べ物の記憶はその味を噛み締めた瞬間に、人を時間旅行に連れて行ってくれます。
それを味わっていたその頃のその瞬間に。

青森県産のゴーヤーを料理しながら何故かそんなことを考えていました。



生涯の夢

2009-07-27 | 思うこと
久しぶりに会う友人といろいろな話をして夢は何かの話題になったとき、
「音楽を聴きながらだらだら暮らす」
「ゴールデン街で沖縄料理屋」
「おでん屋女将」

ある程度の年齢になっても先々の夢はあるものですが、ささやかなものに変わってきつつあります。
老後をどう楽しく過ごすかが目的ですから、実現可能性は高くなっています。

では自分の夢は、一生の内どうしてもしたかったことは何か考えてみると、子供を生んで育てることだと思い当たりました。
すでに叶っている。今まさに夢をかなえている。
そう思うと今がとても素晴らしいものに思えてきました。

思春期を迎えた子供たちは問題も抱えていますが、この問題さえもが生涯の夢を叶えつつある事の一部分であるなら、より楽しく積極的に関わる事ができそうです。
物事は見方によって大きく変わります。

いつか自分の生き方は幸せだったと思えるように、夢のための努力をしよう。

自分の夢を自分の手で育てる、それは確かに幸せなことです。