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災害に備えるために

2011-04-15 | 家庭・経済
停電やガソリン不足で日常生活が大きく変わった震災後。
そんな中、とても役立った生活習慣がありました。
コンポスターの使用と圧力鍋の利用です。
ゴミ処理施設の運転が燃料不足で止まり、ゴミの収集はストップしていました。
家庭でゴミの取り扱いをするのに困ることは、臭いの問題と量の問題が大きいと思います。
特に生ゴミは長い時間置いておくと腐敗臭が出てきますが、生ゴミをコンポスターで処理できれば臭いの問題もほぼ解決できて、量も半減します。
庭にほんの少しスペースがあれば、穴を掘って設置するコンポスターを通年使用できます。

オール電化や停電の長かった家庭では、停電時にカセットコンロを使用することもあったと思いますが、ガスボンベの使用量を少なくするのに圧力鍋は効果的です。
炊飯時間は普通の鍋よりも大幅に短くなり、その他の料理にも活用できます。
使用説明書を見ると、わが家で使用中のもので加圧後弱火7分とあり、一般的にホームセンターなどで売られている物も大体同じと思います。
加圧状態になるまで大体10分位ですから、ガスの使用量は少なくて済むでしょう。
省エネな生活を心掛けていましたが、災害にも強いとあらためて実感しています。

以上は災害時にどう対応するかの話ですが、忘れてならないのは、災害があった場合に自分も死ぬ可能性もあることです。
一番大切なのは悔いのない生き方をしているかどうかで、それは何か大きな事を成し遂げることではありません。
大切な人を大切にしていたかとか、もし自分が死んだ時に残った人を悲しませないような心配りができているかとか、子供がいるなら子供が自分の人生をしっかりと生きられるような語り掛けをしていたかとか、そんな日々を送っている事だと思うのです。