毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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スズメの情報力

2010-02-06 | 青森自然
青森県内は真冬日が続いています。
手袋なしで外に出ると、寒いというより痛い感覚がします。
庭に来る鳥も寒さに負けないようにと毎日餌を用意していますが、3日前に米を混ぜるようになってから急にスズメが増えました。
今までシジュウカラとヒヨドリばかりが来ていたのですが、米を混ぜた日に3羽、翌日には10羽、今朝は30羽ほどが朝暗い内から待っています。
鳥の言語があるのか、ここに来れば米があるとなぜ伝わるのでしょうか。

白米を一掴み餌台に入れるとギュー詰めになって食べています。
夜の間食べない鳥は、朝は腹ペコなのでしょうね。
冬の間だけの餌やりですが、春になったら庭の虫も食べに来てくれるようにとの賄賂の意味も持っているのですが。





連帯保証人

2010-02-05 | 家庭・経済
自殺、12年連続3万人超 09年、過去5番目の多さ
2009年の自殺者は全国で3万2753人(暫定値)と前年より504人(1.6%)増え、統計を取り始めた1978年以降で5番目に多かったことが26日、警察庁の集計で分かった。3万人を超えたのは12年連続で、政府などによる総合的な自殺対策が急務となっている。


自殺については何度か書いてきましたが、経済問題の中でも連帯保証人になることでの自殺も多いという調査があります。
連帯保証人が保証人と違うところは、債務者と同等の立場になることです。

Aさんがお金を借りてBさんに連帯保証人を頼みました。
Aさんの支払いが滞ったとき、お金を貸した人はBさんに支払いを求めます。
連帯保証人はこの時、まずAさんに支払い催促をして欲しいとは言えません。
貸した人はAさんにでも、Bさんにでも同じように催促できるのです。
保証人の場合は「まずAさんに催促して」と言えます。

さらに根抵当がつけられると、連帯保証人が知らない追加融資まで返済の義務が発生してしまいます。
保証人、連帯保証人は安易に引き受けるものではないのですが、頼む側も困っていることが多くあります。
全国には信用保証協会があり各種の保証を業務としていますので、問い合わせてみることもできます。
連帯保証人徹底ガイド



鮨 大竹 のランチ

2010-02-04 | 美味しいお店
三沢市の大竹寿司は、以前は夜だけの営業だったと記憶していましたが、ランチタイムもあると聞いたので久し振りに行ってきました。
三沢ほっき丼もメニューにあるのですが、美味しいお寿司屋さんなので、ついお寿司のメニューから頼んでしまいました。
改装して以前よりも明るい店内には、カウンター、小上がり、テーブル席があります。

この日はちらし寿司と握りのランチを頼んでみました。
小鉢と吸い物がついて1000円、コーヒーとデザートのセットで1500円です。
食べ盛りの子供がいると寿司屋に行くことも少なくなりますが、ランチタイムなら気軽に美味しいお寿司を味わえます。

  




鮨 大竹
場所   青森県三沢市岡三沢1丁目1-6
営業時間 11:00~14:00 16:00~21:00
定休日  水曜日




青森といえば恐山とイタコですが

2010-02-03 | 青森
以前、イタコについては百石いだこ祭り現代イタコ考で書いたのですが、他県の方から見るとイタコは青森の象徴とも言える存在です。
しかしイタコは20年以上も新しい人材はなく、それ以前も新たにイタコになる人は少ない状況でした。
年々高齢化でイタコは人数を減らし、恐山の大祭でも4~6人のイタコさんが小屋掛けをしている現状です。
後継者がない、それ以前に後継者を育てる側の人材も少ないのでは、イタコの文化の伝承は途切れてしまいます。

観光資源として利用するだけでなく、伝承の記録や後継者の育成への努力も期待したいところです。
ただ、イタコとしてのスキルとは何なのか、難しい問題です。
適性があるのでしょうね。



JR八戸駅で毎週土、日にイタコ口寄せ(2010/02/01)デーリー東北新聞社
八戸観光コンベンション協会は、第3弾となるイタコ口寄せの実証事業を、2月の毎週土、日曜日にJR八戸駅中2階の「はちのへ総合観光プラザ」で行う。
 イタコを新たな観光資源にしようと、同協会が昨年8、10月に実施。いずれも市民や観光客から好評を得ており、次回開催に対する問い合わせも数多く寄せられていた。


好きこそ物の上手なり

2010-02-02 | 人間心理
「才能とは持続する情熱である」
将棋の羽生善治の言葉です。
趣味としてのゲームでありながら、人並み外れた実力を身につけるためには、楽しくて何度でもやりたい、と思う気持ちがなければ出来ません。
子供に限らず人の成長にとって大切なのは、「楽しくて仕方がない」と思う気持ちそれ自体なのだと感じています。

趣味や習慣など、楽しくて始めたつもりが時間の経過とともに飽きがきてしまう事も間々あります。
何か一つの事をどれだけ長く楽しんでいられるか。
下手の横好きという言葉はあるものの、長く楽しめればそれだけ熟達もできるでしょう。
「素質がある」とは、飽きることなくいつまでも続けられる事と同一であって、手先が器用とか記憶力が高いとか、そういった得手不得手とは一線を画した心の問題なのだと思います。

人間が持っているはずの知る喜びを経験していれば自ら進んで学び続けるはずなのに、勉強は苦しく辛い事になってしまった現在は学びを放棄してしまう人が多くなるのも分かります。
ゆとり教育の弊害が話題になることも多いのですが、私は教科横断的な応用で知る事の楽しさを学べる教育に変わると期待していました。
応用を教えるための応用に、何かが抜けてしまった気がします。

「ウェブ時代をゆく」を読む 志村建世のブログより抜粋
そこで成功するための資質が「努力すること自体が楽しくてやめられない」性格だと言われると、少し抵抗を感じる人もいるでしょう。






苦しさのスパイラル

2010-02-01 | 登校拒否について
順調に学校へ行きだしていた子供が、また登校を渋るようになりました。
先日そんな状態の子供に対して声を荒げてしまった私は1時間程一人で考えていたのですが、そんな事をしても子供にとっては苦しいだけなのに何故そうしてしまうのか、もしかしたら自分の態度が子供を追い込んでいるのではないか、と色々考えた結果、
「今日は美味しいものでも食べに行こう、明日は代わりにがんばろう。
 あなたに怒鳴っても仕方がないんだし」

一瞬安堵の表情を浮かべた子供は、いそいそと出かける準備を始めました。
この子もまた苦しい思いの中にいる、そう思うと涙が溢れそうになってしまいます。


個人的には学校は子供にとってとても大切な場所だと思っています。
勉強ができるようになるとかではなくて、同年代の子供との人間関係を作る場所としてなくてはならないものだと考えていますが、苦しくても我慢して行くのでは大切な学びを見つけられなくなってしまう気がします。
子供の中に何かの楽しみがなくては、学校の持つ全ての良さが反転してしまうような、そんな危なさを何となく感じています。
学校は大切なものだから何とか行かせなくては、と思う親の気持ちの中にもそんな危なさを見つけてしまった出来事でした。

試行錯誤の中で登校拒否と向き合う日々はまだ続いています。
でも親としての自分の中にも問題はあるということを、少しずつ気づかされてもいます。