今回の四大本山めぐりでは、どのお寺も梅は終わり桜に早いという状態だった。
増上寺も来週の週末はお花見でにぎわうのだろう。
千躰子育地蔵尊
増上寺は浜松町駅方面から東京タワーに抜ける途中にあり、
その道路際には境内の西向観音にちなんで安産と子供の無事成長を願い地蔵尊がたくさん並んでいる。
増上寺の北隣には前から東京プリンスホテルがあるが、
南側のゴルフ練習場があったところに ザ プリンス パークタワー東京が4年前に開業した。
ガーデンは自由に散策できるようになっていてスイセンやタンポポなど花も楽しめる。
東京マラソンで3万人以上の人が走った三田から品川あたりを歩いた後、
第2京浜(国道1号)を馬込に向かうところでフォーミュラーカーが止まっていた。
これから富士スピードウエーにでも向かうのであろうか。
五重塔(1608年 重要文化財)
大本山といっても宗派が違うせいか、それぞれに境内の佇まいや参詣の人たちの雰囲気も違う。
増上寺に比べて池上本門寺ではお墓参りの人の姿が目立った。
日蓮大聖人説法像
北村西望作で、昭和58年に宗祖7百年遠忌記念に奉納されたものだそうだ。
なにか力強さを感じる。
東京から神奈川に入る時には多摩川を渡らなければならない。
この六郷大橋は箱根駅伝のテレビ中継でも必ず紹介されるポイントだ。
昨日の写真では野球やテニスを楽しむ多摩川河川敷であったが、
そのすぐ隣には仮設の住まいがいくつも見られる。
高床式になっているようだが2年前のように台風などの豪雨があれば水没する。
毎月21日は弘法大師の縁日。
川崎大師でも露店が出てにぎわっていた。
この八角五重塔は弘法大師1150年遠忌を機に昭和59年に落慶された。
仲見世ではダルマや飴売りの掛声がにぎやかだ。
トントコトントコと飴を切る庖丁の音も調子がいい。
着いたのが夕方だったせいか、総持寺は静かな境内であった。
これは百間廊下と呼ばれるもので、東西の殿堂群をつなぎ外苑と内苑を分けている。
板廊下は毎日ぞうきんがけが行われている。
桜やユキヤナギの傍を通ってお墓参りに向かう人も見られた。
石原裕次郎の墓所もあると聞いている。