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「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは 李登輝 

2011年06月14日 | ひとりごと
    
私が初めて、李登輝を見たのは、数年前に病気の治療で来日した時である
TVのニュースで李登輝さんが、日本人の記者に日本語で答えていたのを見て
「ええ?この人日本語上手だ!」と驚いた記憶がある
台湾の総統だった・・・ということしか、この方のことは全くしらなかった
最近になって、台湾の歴史を知って、李登輝さんが総統になった経緯や 
台湾の人々から今でもすごく尊敬されていることを知りました
   
  
   
新渡戸稲造先生は、「義」と「勇」と「仁」と「忠」と「誠」とを不即不離のものとして、
渾然一体となった「武士道」精神の根幹をなすものとして説いているのです。
私事にわたりますが、もともと学者か伝道者(李登輝は熱心なクリスチャン)として
生涯を全うしようと思っていた私が、思いがけなくも政治の道へと足を踏み入れてしまったのも、
いまにして思えば「天下為公」「滅私奉公」といった「武士道」精神に無意識のうちに
衝き動かされてのことであったように感じられてなりません。
そのため、いまだに中共の独裁主義者からは最も憎むべき、最も恐るべき政敵と
目されているようですが、例の「特殊な国と国との関係」(二国論)発言ひとつにしても、
決して「仁」や「誠」、あるいは「愛」といった「武士道」本来の正しい心から一寸たりとも
逸脱したものではなかったはずです。
特に、ノーブレス・オブリージュを旨とすべき者(武士)として最も卑しむべき「私利」や
「私欲」から発したものではなく、あくまでも「公の為」を思ってのことでした。
 
  
   
この本は・・・すごい・・深い・・・というか、この方はすごい・・・
台湾に李登輝という方が出たことは、天命だったのではないかとさえ思う
李登輝の言葉は言霊になって心に響いてきます・・・
松下幸之助さんの本を読んだ時の感動に近いものを感じます
私利私欲がなく、公のために大義に尽くす
こんな政治家が日本にいたらいいのにぃ〜


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (saya)
2011-06-26 15:47:28
wayukiさん

毎日暑いですね〜
せめて、ブログくらいは涼しげにしようかと・・
返信する
Unknown (wayuki)
2011-06-24 22:39:39
こんばんは~♪
ブログのトップ写真が、夏っぽい感じに変わっていて新鮮でした。
またね~
返信する

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