平成29年11月10日(金)
船橋市立飯山満中にて、二宮・飯山満地区連と中学共催の「手作り防災訓練」が開催されました。
この訓練は中学生への防災教育であると同時に、中学生は地域の力と位置づけ、地域住民、PTA、中学生が
一緒に活動していくところが最大の特徴です。
この訓練に、毎回船橋SLは参加させていただいております。
今年も3年生のクロスロードゲームと2年生の備蓄品組立に技術協力という形で参加しました。
3年のクロスロード、災害時に起こる判断に悩む問題を各々がYES/NOの判断をします。
多数意見には青座布団、ONLY ONEの意見には金座布団がもらえます。
そしてその理由を一人一人が言っていきます。
「同じで~す」はNGワード、必ず自分の言葉で考えを伝えてほしいんです。
中3の生徒たち、1年後には新しい進路先にいるはず、
これまでは地元にいるので「ツーカー」で気持ちが伝わってしまう、
でも高校生になると、いろいろな地域からいろんな子がやってきます。
自分の言葉で自分の考えを伝えていくことは、とても大切なんです。
同じ年代の子を持つ私としては、防災教育の場であると同時に
地域で子供たちを育てていく大切な場所だと考えております。
2年生は段ボールトイレ作りと備蓄品搬出/組立/搬入をしました。
SLは組立式の簡易トイレ「ドントコイ」を担当しました。
地域の方も中学生も何人かは市の総合防災訓練で経験済み、率先して組立に取り組んでいただきました。
組立をしてみるとわかることっていろいろあるんです。組み立てた後、
SLからは、これをどうやって衛生的に使っていくかなど、お話をさせていただきました。
手作り防災訓練、今年で4回目。今年は、隣の東葉高校の生徒も多数参加し、
公民館とも共同で訓練を実施しました。
日々よりよい形を模索する二宮・飯山満地区連の防災部の方々には頭が下がります。
来年は、どんな訓練になるのでしょうか。楽しみです。
by oami