スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

東急ハーベストクラブ京都鷹峯

2022-12-28 09:31:54 | ホテル・旅館

東急ハーベストクラブは1988年に蓼科に誕生し、現在では約26,000人の会員が利用している。

別荘を持つ歓びとホテルならではの手軽さを同時に手に入れることができる会員制リゾートクラブだ。

現在、ここ京都鷹峯&VIALAを含めて全国25ヶ所に施設を有している。

尚経営母体の東急グループは今年100周年を迎えたそうだ。

この地図を見ると概ね、京都での位置がわかると思うが、江戸時代の初め、本阿弥光悦が鷹ヶ峰の髙原に一族をあげて移り住み、空気と水の清らかな静寂の地で鷹ヶ峰芸術村をひらいた。

また光悦がこよなく愛した三山(鷹ヶ峰・鷲ヶ峰・天ヶ峰)のふもとの谷を流れる紙屋川の谷にある豊かな自然の中にしょうざんリゾート京都があり、その中にハーベストクラブはある。

ここの施設は土地の傾斜地に建てられ正面玄関の本館と山の下にある南館の2棟に大きく分かれている。

今回知人の紹介で2泊お世話に成ったが、初めは紅葉のトップシーズンということもあって予約満室で断られてしまった。

しかし、後日アップしますが、隣の町亀岡への特別日帰りツアーに参加すれば予約が取れるとのことで即お願いした。

ご当地は紅葉で有名な源光庵、光悦寺、常照寺がすぐ近くにあり、どうしてもここには今回行きたいという想いが強く、ようやくハーヴェスト京都鷹峯滞在が実現した。

この1枚がよく当ホテルのイメージ写真で出てくる玄関正面の大きな窓から見た鷹ヶ峰の自然の一部。

そして鷹ヶ峰の紅葉が目の前でひとりじめできる。

本館のフロントデスクとロビーフロアとラウンジの全景。

広々としてて明るくとても気持ちの良い空間が拡がっている。

ロビーフロアは白とグレーベース模様の石材がストライプ状に貼られとてもシックな雰囲気を醸し出している。

ベージュ系で鶴の柄が画かれた屏風の情報告知版もとてもお洒落だ。

長い長い椅子や木の存在感のある椅子。

カウンターに使かわれている一枚板もさりげなくお金をかけて素晴しい。

こちらはフロントの前にあったおみあげコーナー。

ベルボーイデスクもここにあり、旅の相談にのってくれる。

本館と南館の移動はこのケーブルゴンドラで行なう。

この決断をするには相当議論があったと思うが、とても新鮮で童心に帰ってしまう。

子供は遊園地に来たみたいでさぞ喜ぶことでしょう。

ケーブルカーに乗って宿泊する南館に出ると丁度よい広さのくつろげるロビー、そしてデスクまである。

その奥には足湯。

さらに進むとライブラリー、キッズコーナー、ランドリーまである。

この地に上質な寛ぎとゆとりを求めた本物の価値を知る旅人の心をワンランク上のおもてなしがゆったりと満たしてくれる。

温泉大浴場「明の湯」は地(kuni)と宙(sora)の趣きの違う二種類のお風呂を日替わりで楽しむことができる。

写真の丸い玉子のお化けのような中は浴槽に成っているのにはビックリした。

又、それぞれの露天風呂は鷹峯の自然が感じられる素敵な造りになっていて心身ともにリラックスができる。

マッサージチェアがあるのも言う事無しだ。

こちらが2日間お世話になったゲストルーム。

ゆったりとしたベッドルームの先に琉球畳の広々とした和室コーナーがあり、ホットできる。

京都らしい風情を感じるインテリアが落ち着いた雰囲気を演出している。

ゲストルームから見た外の景色がまた素晴しい。

今紅葉が真盛りのしょうざんリゾート。

すぐ目の前のこんもりした鷹ヶ峯もやさしく旅人を包んでくれる。

ここも京都、京都は本当に奥深い所だ。

こちらがしょうざん庭園に行ける南館の建物。

南館玄関を入るとすぐ左側がおみあげ物を中心に京都名産の品物が販売されている染織工芸館がある。

それでは一泊目の朝食をご紹介しましょう。

日中は京料理となっている「紙屋川」が朝食会場、ここはビュッフェスタイルです。

いかにも京都らしい湯豆腐も用意されてある。

リンゴとハチミツのお子さまカレーは大人でも食べたくなる。

京都といったら漬物。

100年の歴史を誇るとり市老舗の旬な漬物が並んでいる。

デザートにわらび餅があるのは京都らしい。

そしてこれがてんこ盛りのスミダマンの朝食。

食べるだけ食べて今日も歩こう。

2日目は夜になると本格的なコース料理がいただける「ORTIVO」で洋食のオーダービュッフェ。

こちらがそのレストランの朝食光景。

ここでも大きなガラス窓から鷹ヶ峯の紅葉を堪能しながらの朝食とリッチな時間を楽しむことができた。

厨房もオープンキッチン風になっていて開放的。

シャッターを押すのに盗み撮りの気分なく堂々と押せた。

これが朝食メニュー。

スープはコーンスープかミネストローネスープの選択

卵料理はオムレツ(トマトソースorデミグラスソース)、スクランブルエッグ(トマトソースorデミグラスソース)、目玉焼きの3つから選ぶ。

それにサラダ、パン、フルーツ、ヨーグルトが付いている。

ソフトドリンク・コーヒー・紅茶はフリー。

紅茶、緑茶は10種類から自分の好みで選ぶことができる。

そしてこれがスミダマンのチョイスしたブレックファースト。

残念ながらスープのオーダーは取り忘れた為、終った後、オーダーした。

これは絵ではありません。

京の雅を意識した建具の枠の中に窓ごしで撮れた美しい紅葉。

 

 

こんな豊かな時を過ごすことができたことに、苦労して予約を取っていただいた知人Iさんに感謝です。


三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺

2022-12-15 06:02:21 | ホテル・旅館

京都の旅1泊目は知人の紹介で安く宿泊できた当ホテルにお世話になった。

当ホテルは賑わいの寺町通から一歩奥に行った

市街地(高島屋、藤井大丸、御旅所の裏)の中にある。

当ホテルは三井ガーデンホテルと浄教寺というお寺が

ある意味コラボレーションした一体型ホテルで、

お寺の経営の将来を占う画期的なモデルケースになるかもしれない。

まさに斬新な新しいスタイルのホテルだ。

2020年9月28日にオープン、167室ある。

浄土宗の浄教寺は500年以上の歴史を誇る古刹で、

ホテルの建物の1階の一角に境内を構え、

朝のお勤め体験などお寺の所作を体験できるお寺で他に類を見ないホテルステイを味わうことができる。

浄教寺には平重盛が灯籠とともに寺院周りに安置してある。

1階フロントロービーエリアは黒をベースにモノトーンカラーで仕上げられ、

寺の趣きを随所にちりばめ、深奥なる京の佇まいで寄り添う次世代に向けた寺のホテルを表現している。

寺院に触れ、穏やかな寛ぎに抱かれどこよりも京都に浸る宿泊体験ができる

類を見ないホテルシティを提供している。

こちらが1泊お世話になったモデレートツイン(24㎡)の部屋。

ちょっと狭いがコンパクトに納めようとした努力が伝わってくる。

カラーはやはり黒白のモノトーンが基調。

窓に幾何学的な障子が使われお風呂は無くシャワーブースのみ。

(風呂は大風呂でというポリシーだと思う。)

洗面スペースは外部に設けるといった新しい斬新な発想にはビックリした。

総じて落ち着きのある機能的な部屋ですっきりしたスタイルのインテリアと

寺院一体開発コンセプトならではの凛とした空気が漂う客室に仕上げられている。

当ホテルは必要なアメニティをロビーで選ぶスタイルを導入している。

これはSDGsの観点からプラスチックごみ削減に取り組んでいる姿勢の表現となっている。

他のホテルでも同じことを見かけたが、今後このスタイルが主流になってくるかもしれない。

残念ながら浴室の中はご紹介できませんが、

大風呂の壁にはロビーに書かれた墨の文字と同じような墨絵が画かれており、

お寺にいる時の寛ぎのひとときを堪能することができた。

やはり京都の宿は手足を思い切り伸ばせて体の疲れを癒せる広々とした大浴場が必要だ。

京都の旅はとにかく歩くため足が疲れるため。

どこのホテルもトップシーズンの秋の紅葉情報を提供している。

当ホテルもこの日の15ヶ所の寺社をコメント付きでロビーに掲示していた。

最近必須になっている外貨の自動両替機が金屏風の前で2台鎮座していた。

では当ホテルの寺の趣きをちりばめたインテリアを具体的に紹介しましょう。

1枚目は部屋に飾られた墨絵のような洒落た絵。

2枚目は共用廊下に飾られていた鹿の絵。

3枚目はおそらく旧寺を解体した時、

でた古木を柱の一部にデザインした時の流れを感じさせる素晴らしいアイデア。

4枚目はエントランスエリアに飾られた2匹の象の彫刻。

また、内装の仕上げも1枚目は廊下を白黒のカーペットに、

2枚目エレベーター内部の床を濃い灰色の陶板、

壁をちょっとわかりづらいが銀箔もどきの仕上げ。

そして床のタイルは黒基調のモノトーン陶器が貼られている。

寺好きのスミダマンとしてはこのコンセプト気に入りました。

当ホテルの朝食はミシュランガイドにも掲載された

福岡の僧伽小野一秀庵で2号として県外初出店した。

和の風情あふれるレストランの造りで70席設けている。

朝食のメニューは日本の伝統的な食文化を五感で味わう3種(紫雲、光明、青蓮)が用意されている。

外部の人も当店は利用できる。

ちなみに朝食御膳は2,000円だ。

こちらはお茶漬け(鯛、野菜天ぷら)が味わえる光明。

朝から京料理満載の素敵な御膳でした。

こちらは鰻と牛ぼうの玉子とじが楽しめる青連。

朝食のお椀は「湯葉と九条葱の味噌汁」か「鶏と厚揚げの粕汁」が選べる。

京都市内に4ホテルある三井ガーデングループでは

300円で各ホテルに手荷物を配送するバゲージサービスを行っている。

京都駅から3分のここ三井ガーデンホテル京都駅前で荷物を預けて

身軽に観光に行くことができとても便利なシステムだ。


料亭旅館 小嵐亭

2022-11-10 06:16:37 | ホテル・旅館

熱海の各旅館・小嵐亭は熱海駅からタクシーで約10分、来宮駅から約5分。

熱海のサンビーチからは約1kmの川沿いの商店や飲食店が立ち並ぶ。

しかも海が見える風光明媚なところにある。

http://www.koarashitei.com

当館の前身は明治29年に始まる。

皇太子の教育主任、東宮太夫・曽我祐準子子爵が、

ここ熱海市小嵐町に別荘「小嵐亭」を建立したことに始まる。

よく整備された日本庭園の中に情緒を醸す数寄屋造の贅。

伝統工芸の匠の技が随所に見られる貴賓室と離れが

明治から続く静謐な佇まいが迎えてくれる。

8階建ての本館は1899年4月に新築され、2020年4月に改修された。

総部屋数は25室。

SRC造でも客室や宴会場は木材を生かした数寄屋造と

こだわりの調度品をしつらえて和風建築の趣きを大切にしている。

和の意匠を凝らした玄関を入ると2階まで吹き抜けになった

迫力ある空間が客を迎えてくれる。

大きくてモダンなシャンデリアが素敵だ。

ここには大人の空気が流れている。

広々したロビーのメインスペースには浮床になった

大きな活け花のしつらえが金屏風の前で鎮座していた。

こちらはフロントデスク。

ロビーの角度を変えて撮った1枚だが、

吹き抜けの素晴らしい空間が伝わってくる。

よく見るとフロアーのじゅうたんも手が込んでいて、

さりげなく植物の絵柄が織り込まれて

上品さの中にお洒落さを訴えてくるようだ。

ロビーの一番奥には大きな赤い番傘の下でくつろげる

和洋折衷のコーナーがある。

ここではお茶のもてなしもするようだ。

そのコーナーの隣り奥にはゆったりとできるラウンジが設けられている。

奥には夜になると一層大人の雰囲気が出そうなカウンターバーもあった。

さらにラウンジの隣りには温泉旅館には付き物のおみやげ売場があった。

ここからは和食レストラン、日本料理「行庵」の入口玄関になる。

今回の一泊温泉のくつろぎ旅は業界仲間と3人で日頃の疲れを癒しに来た。

スミダマン達がお世話になった本館和室。

近代建築とは思えない意匠が穏やかな時を育む。

和のやすらぎを謳い、私達をやさしく包み込む。

他の旅館ではあまり見ない

スリッパに各自の名前をサインする用紙が用意されていた。

これは潔癖症のお客にはとても良いおもてなしだ。

おもてなしの和菓子。

これは試食用みたいなもので気に入れば売店にだいたい売っている。

これをおみやげに買うことが多い。

お風呂場フロアーの一角にセットされた休憩コーナー。

鶴が飛んだ白い屏風がモダンでお洒落だ。

こちらは夜男子用になっていた「こあらしの湯」。

黒御影石の湯殿、ひばの湯口、木目調の内装で

清潔感のある落ち着いた雰囲気の温泉大浴場だ。

こちらが朝チェンジされたメインの大浴場「阿多美の湯」。

熱海の高台に位置する当館ならではの展望風呂だ。

まろやかな泉質がしみじみと沁みて心も体も解き放ってくれる。

阿多美の湯からは熱海市街の向こうに青海波のような相模湾が見渡せる。

まさに絶景で是非夜に入って熱海の夜景を堪能したいものだ。

大浴場の隣りにはラムネやうまい棒、静岡県産の地酒が楽しめる湯上り処、

ビューラウンジ「UKISHIRO」という休憩室がある。

 

さあ、これから楽しみな小嵐亭の夕食、京風の雅な味わい、

山海の旬を盛る日本料理の時間が「行庵」で始まる。

こちらは個人客向きの割烹カウンター。

それでは長月の会席をご紹介しましょう。

前菜

鰆南蛮漬け(玉葱、パプリカ)、焼無花果(赤玉味噌)、

栗密煮、新銀杏素揚げ、冬瓜香住蟹餡かけ(生姜、枝豆)、

ちーず豆腐(黄身醤油、生ハム、ペリーラ)

お椀

鯛素麺(白瓜、木の葉人参、梅肉、青柚子)

お造り

いさき薄造り、天然本鮪、あおり烏賊

(浅葱、紅葉卸し、ぽん酢、妻、芽物、山葵)

酢の物

菊花霙酢かけ、才巻海老、京しろ菜、丹波占地茸、ラディッシュ

焼物代わり

穴子柔らか煮炙り(山葵、酢取り茗荷)、

賀茂茄子揚げ浸し(煎り胡麻、生姜)

煮物

黒毛和牛ロース九条葱餡かけ、石川芋、揚巻湯葉、紅葉麩、黒胡椒

ちりめん山椒、釜揚げしらす

留椀

赤出汁(栗麩、葱)

水菓子

マスクメロン、巨峰

以上。

日が変わりまして、こちらは和朝食。

焼物(紅鮭塩焼き、はじかみ)、

煮物(鶏肉治部煮、季節野菜含ませ煮)、

サラダ(ブロッコリー、レタス、ミニトマト、玉葱、紅芯大根、ドレッシング)、

玉子料理(出汁巻玉子、染おろし)、

小鉢五種(博多明太子、あごおとし、利休揚げ、

含ませ煮、三色豆、紀州南高梅、子持ちきくらげ)、

食事、香の物、留椀(田舎味噌汁)、水菓子

 

 

 


ハイアットリージェンシー京都

2022-09-24 06:42:52 | ホテル・旅館

https://www.hyatt.com/

今回の祇園祭の旅の2軒目のホテルは京都東山の

ラグジュアリーホテル「ハイアットリージェンシー京都」を選んだ。

今までのブログ、あるいはこれからのブログを見ればわかると思いますが、

このホテルの周辺は沢山の名所旧跡に囲まれている。

早朝散歩にはもってこいの好立地が選んだ一番の理由です。

いつかこの日のためにと智積院を除けば残していたくらいです。

京都にはこんなロケーションのホテルがまだまだあるのでしょう。

当ホテルは1971年に京都パークホテルとして開業した。

開業時は2階建ての小規模なホテルだったが、1980年に現在の建物に建て替えられた。

しかし、経営不振により2004年12月にモルガン・スタンレーに売却された。

2005年1月から7ヶ月かけて内部が全面的に改装され、

2006年3月15日にハイアットリージェンシー京都としてリニューアルオープンした。

1階のフロント・ロビー・レストランの光景。

かなりゆったりとしたスペースに重厚なソファーが置かれている。

最近オープンしたホテルとはやはりちょっと違う大人の雰囲気がする空間が広がっている。

このフロアーですぐ目に訴えてきたのが細く幾何学的模様に組まれた

様々な紋様の白い化粧材が天井、壁、一部柱に張られている意匠だ。

受けた印象は優しいものだが、とてもインパクトがある内装デザインだ。

その化粧天井・壁のところに一気に空間を引き締める

迫力のある螺旋階段が広々したロビーの中で目を奪う。

なんとも素晴らしい空間デザインだ。

こちらの部屋はコンシェルジュルームだそうだ。

木に囲まれた温かみのある部屋でゆったりとお客と打合せができる部屋となっている。

広々したロビー、エレベーターホールのエリアに置かれた黒い金属製のオブジェ。

何か機械の部品の一部のようなもので、ちょっと異質さを感じてしまった。

こちらはエレベーターの前にデーンと置かれた石壺、花瓶のオバケのようなもの。

これも何か浮いてしまっているように見え、不要なものと思えた。

ホテルの周りは緑がいっぱい。

隣接する三十三間堂を含むこのホテルの一帯は、

平安時代の末期、当時の朝廷の最高権力者だった

後白河法皇の院御所である「法住寺殿」があったところだ。

ここが1階ロビーの多くを仕切った朝食会場のレストラン。

とても開放的で気持ちが良い。

こちらが当ホテルのブレックファーストメニュー。

コンチネンタル3,700円、cafe33ブレックファースト4,500円、和朝食4,500円とちょっと高めだが、

スミダマンは朝食付き1泊のセットなのでいくらかはわからない。

スミダマンはこの方々と同じビュッフェスタイル。

とてもモダンでお洒落な並べ方で朝の食欲をそそった。

サラダ・果物など各ビュッフェ料理。

このレストランでは外国人のウエイターが数名働いていた。

この方はアメリカ・サウスカロライナ出身で、とても愛嬌があってピースマークをしてくれた。

これがスミダマンの朝食。

こちらは相方の和朝食。

標準の客室は旧京都パークホテルの客室3室を2室に改造して30㎡の広さに拡大している。

客室数はスイートルーム4室を含む全189室、

和のしつらえにこだわった機能性の高い快適なゲストルーム。

室内には行燈を配し、低めのベッドに着物柄のヘッドボード、

特徴的なバスルームには天然の御影石を使い、ゆったりとしたバスタブを用意している。

 

 

ハイアットリージェンシー京都は古の歴史と伝統を今に伝える

緑豊かな東山七条の一角に位置していて「コンテンポラリージャパニーズ」をコンセプトに

和の伝統美を国際感覚豊かな現代のテイストでよみがえらせ、

温もりに満ちた空間と京都ならではのおもてなしを提供している。


三井ガーデンホテル京都新町別邸

2022-08-29 06:02:51 | ホテル・旅館

https://www.gardenhotels.co.jp/

3年振りの祇園祭ということで今回はロケーションを中心にだいぶ前から予約を入れ

3泊分確保したのが近隣にあと4ヶ所もある三井ガーデン系の新町別邸さん。

娘のルートでディスカウントでまずはキャンセルのモデレートツイン、

途中から2泊はスーペリアツインにグレードアップしてもらった。

当ホテルは街並に古都ならではの風情を残す古くからの京の中心地

新町通りに位置し、目の前には有名な割烹料理「浜作」があり(後から浜作が来た)、

ちょっと先には三井財閥の発祥地を控えている。

当ホテルは旧松坂屋京都仕入れ店跡地の京町屋を改造して2014年3月にオープンした。

実は祇園祭で当ホテルのロケーションが素晴らしいのはわかっていたが、

前祭山鉾巡行で新町通りが最後の巡行通りとは知らなかった。

「伝統」「継承」「再生」をテーマにした新しいホテル。

京の華を今もこれからも。

この街、この土地に息づく美意識や精神性を受け継ぎながら新しい価値を生み出していくホテル。

お届けしたいのはこれまでを活かしたこれからのおもてなし。

古き良き時間と新しい心地よい時間が交差し華を咲かせる。

そんなホテルを目指している。

ホテルの中庭には坪庭的に秋には紅葉しそうなカエデが植えられ、

1部2階の天井には枯山水的石庭が造られている。

最近できたホテルは同じような意匠デザインが多く採用されているような気がする。

ホテルロビーには祇園祭開催ということもあって地元「北観音山」の模型、

そして「蘇民将来之子孫也」の粽(ちまき)、

やぐらを固定する網に飾られる網海老が飾られていた。

上の部屋はグレードアップをお願いしたスーペリアツイン(27㎡/29㎡)。

この部屋は下の写真のモデレートツイン(22㎡)と違って

バスルーム、パウダースペース、トイレが3点分離されている仕様で

快適性を高めた心地よさがずっとある。

部屋の雰囲気は両部屋とも京都の趣きを感じる和モダンな雰囲気が特色になっている。

ロビーやエレベーター前などにも「伝統」「継承」「再生」をテーマにした

京町屋を意識したホテルならではのしつらえが施されている。

京都の旅はとにかく歩くため、足腰を癒せる大浴場はとても価値がある

大事な設備だということが最近感じるようになった。

当ホテルも湯どころ「華」という人工炭酸泉と

和モダン空間を愉しめる大浴場が用意されていて素晴らしい。

以上、様々な点で当ホテルが京都が誇る地域力の向上に貢献している宿泊施設と認められ、

令和元年11月15日に「京都らしい宿泊施設」として京都市長より表彰をされている。

また、ロビー出口近くにホテル情報として「本日の祇園祭情報」を

宿泊客に提供しているのもおもてなしとして素晴らしいことだ。

朝食会場の1階レストラン居様(IZAMA)、6:00~10:00。

ここがまた素晴らしい。

想像するに三井ガーデンホテルは外部にここの運営を委託したのではないか。

何かホテル運営とは違う、この世界のプロフェッショナル性を感じた。

全部で69席+蔵に個室が用意されている。

朝食は2,500円。

1階の和モダンな店内からは坪庭や新町通りの街並みで京都を感じながら、

京野菜など、地元産のこだわりの食材を使用した京都ならではの料理が楽しめる。

朝食は体に優しいおばんざいを中心とした和様ビュッフェ。

そして紅茶はなんと10種類もセレクトできる。

さらにデザートとしてどら焼きとわらび餅までも用意されているとは驚いた。

 

 

 


ザ・セレスティン京都祇園

2022-07-20 06:27:31 | ホテル・旅館

今回は早朝散歩のロケーション、大風呂があるホテル、

そして朝食がいいところを基準に当ホテルにお世話になりました。

当ホテルは祇園四条駅から徒歩10分、東山区八坂通東大路西入るにあります。

当ホテルは三井不動産ホテルマネジメントが経営していて2017年9月にオープンした。

157室を有する素敵なホテルでした。

そのコンセプトは「東山悠遠の邸」。

京を知り尽くした方が辿り着くホテルとして京の文化に溶け込む体験を価値としているとの事。

素晴らしいです。

建仁寺が佇み京の暮らしが垣間見える閑静な場にあり、

その周囲の環境にしっくり溶け込んだ和の意匠としつらえが

とても心を落ち着かせる雰囲気が漂っていた。

京都の街は建築物に対しての規制がかなり厳しい。

1つは高さ制限があり、1つは周囲の景観を壊さない意匠造りである。

当ホテルも5階建てでフロントロビー等パブリックスペースは地下1階になている。

そのためか、ホテルに入ると一般のホテルとはかなり違う

インパクトのある空間が目の前に広がり、

それが高級感につながっている造りになっている。

ロビーや客室廊下、外構の造園デザインは荻野寿也景観設計が手掛け、

丹波石の石積を基壇とし、アカマツ、ヤマザクラ、イロハモミジ等を配し、

東山の原風景や四季折々の移ろいを感じとれるデザインとなっている。

また、ロビーや客室廊下から望む庭園も京都らしく

はんなりとした情緒を実感できる造りを取り入れている。

客室のデザイン、カラーコーディネートもシンプルで余計な飾り付けもなく

最近の流行を先取りしているようなスミダマンにとっては好みタイプの部屋であった。

その代わりと言っては変だが、ミニBARスタンド、茶器、花瓶などの

しつらえなどにはかなりのこだわりを感じた。

特に老舗日本茶専門店一保堂のお茶、西川貞三郎商店プロデュースの清水焼の茶器などは

日本の伝統を感じながらくつろぎのひとときを過ごせるおもてなしの心が十分伝わってきた。

このホテルの1つの魅力はこの大浴場の存在。

京都の旅の醍醐味は街を歩くこと。

故に足腰が疲れる街だが、この旅の疲れを癒しリフレッシュできるのが、この大浴場だ。

古代の庭を望みながらゆったりとした時間を過ごせた。

京都はここ数年で新しいホテルがどんどんオープンしているが、

この大浴場を備えているホテルが増えているような気がする。

また、この大浴場へは専用の館内下駄と湯龍が用意されていて、

客室には備え付けの浴衣があり、大浴場の往来に利用できるという気配りには感心した。

これも素晴らしい。

そして当ホテルのもう1つの売りがこのレストラン「天ぷらの八坂圓堂」。

数奇屋造りと現代建築の調和した店内。

粋な京格子で仕切られた大小テーブル。

朝食のテーマは「京の朝ごはん」でビュッフェスタイルを取っている。

しかも名店「天ぷら八坂圓堂」が目の前で調理する天ぷらカウンターもある。

この朝食ビュッフェがまた素晴らしい。

京懐石をベースに八代目儀兵衛のごはん(五ツ星お米マイスター)、八百伊の京漬物、

出汁巻玉子など、京都ならではのラインアップだ。

この誘惑にはダイエットを考えていても勝てない。

まーいいか、毎日の事ではなく旅の時くらいは!と

勝手な理屈付で「京の朝ごはん」を堪能した。

もう1つ気になったこだわりがこの黒い猫のオブジェ。

ホテル内を歩いていると随所に種々な姿の黒猫の人形を発見。

おそらく何かの意図、主張があるに違いないのだが、

その意味するところは分からない。

ここは宿泊者専用のラウンジ。

京都の雑誌、書籍などが取り揃えられており、

コーヒー、紅茶、ジュース、お菓子などが無料サービスとなっている。

当ホテルは他に京都駅八条からホテルへのピックアップサービスも行っており、

様々なホスピタリティを実施している。

ザ・セレスティン京都祇園のキーテーマはLocal Experience、

Private Style、そしてPersonanalized Hospitalityだ。

また、経営母体の三井不動産ホテルマネジメントのコンセプトは

「オフの人生をもてなすならばホテルに出来ることはもっとある」

・・・これはフィロソフィーだ。

 


ホテルオークラ 岡崎別邸

2022-05-18 06:00:15 | ホテル・旅館

https://okazakibettei.hotelokurakyoto.com/

京都駅からタクシーで約25分、地下鉄・蹴上駅より徒歩14分、

岡崎エリアに2022年1月20日オープンしたばかりの

オークラグループ初となるスモールラグジュアリーホテルが誕生した。

夜のホテルオークラ岡崎別邸の光景。

ここは岡崎エリアの大人の隠れ家を思わせるスモールラグジュアリーホテルで

洋室56室、その他4室、合計60室のコンパクトなホテルに仕上がっている。

このホテルは静寂なひとときを感じられるホテルで

お客様に寄り添う気配りのおもてなしと

現代的な京の美に癒され滞在を楽しむことができる。

エントランスからホールへ向かうと

庭園に面した窓辺からシェードを通して落ちる柔らかな光がもれてきて

オークラらしい大人の雰囲気が漂っている。

オープンしたばかりなので当然だが全てが新しく、気持ちが良い。

最近完成したホテルのフロントは

このように小さなアイランド式になっているのがトレンドのようだ。

久し振りに新規開業したオークラグループの岡崎別邸のコンセプトは

「イノベーティブ・ガストロノミー(革新的な空間?)」ということ。

また、「ヌーヴェル・エポック」とも表現している。

日本のフランス料理の父とも称されるオークラフレンチの基礎を築いた

故・小野正吉の系譜を引く美食と

京都の文化を融合させる新時代を感じさせる。

京都ならではのフランス料理を創造する。

チェックイン時の説明を受ける。

担当した女性は一生懸命だが、オープンしたての状況で

いまいち地に足が着いていない印象だった。

以前は香港のペニンシュラホテルに勤務していたとか。

開業祝の記念品として、いかにも京都らしいお箸を2セットいただいた。

館内には京都の伝統工芸を担う後継者6名による

プロジェクトユニット「GO ON ゴオン」が手掛ける意匠が取り入れられ、

京の美・手仕事を随所に感じることができる。

熟練した職人の高度な手仕事により一本一本巧妙に編み込まれた竹細工や

綺麗寂びを現代的に表現した朝日焼、

京都を中心に活躍する新進気鋭の作家によるアートピースなど、

そこかしこを彩る新時代の京の美意識がゲストの目を楽しませてくれる。

当ホテルは真宗大谷派・岡崎別院(東本願寺岡崎別院)の隣地に位置し

ロビーやダイニングからは境内の豊かな自然や

日本庭園の四季折々の景色を楽しむことができる。

ホテルの建物を庭とテラスサイドから撮ってみました。

京都は街の景観をすごく大切にするため建築の規制、

特に高さ制限を厳しく設けている。

当ホテルも4階建とスケールメリットが出しにくい規模だ。

今回特に目に付いたのが宿泊ゲストと一般の人との動線を

はっきり切るためのこのプライベート扉。

ゲストのために最大限プライバシーに配慮をしているとしっかり感じた。

客室ルーム内を紹介します。

室内は和の京都を意識してか木を多く使い、

なんと杉の絞り丸太の床柱を模したデザインで、これには驚いた。

壁のクロスには西陣織を一部使い、

茶器のセットはいかにも京の茶道具の香りがし、

これだけでも他のホテルと差別化を感じた。

テレビのリモコンを入れるBOXにもこだわりを感じた。

次は水回りエリア。

まず新しくて気持ちが良いのは当然だが、

4つ星クラスのホテルよりはワンランクアップを設定しているのは伝わってきた。

当ホテルの隣りには宗史蹟親鸞聖人岡崎草庵跡岡崎別院がある。

当ホテルの庭園の一部も岡崎別院庭園を借景にしているようだ。

最後に今回は当ホテルが市街地から若干離れているため喫茶店朝食をやめて、

というよりはグルメのホテルオークラのアメリカンブレックファーストが

どんなものか知りたくて朝食付きでオーダーをした。

彩り菜園風サラダ。

焼きたてのベーカリーバスケット。

美山のヨーグルトとグラノーラ、コールドミートとチーズ、

季節の温野菜、卵料理とベーコン、ソーセージとポテト添え。

フライ・オムレツ・スクランブル・ポーチボイルから1品選択。

フレッシュフルーツプレート。

いかにも今、京都にいると実感するような

松花堂弁当風に盛り合わせたブレックファーストだった。

これはオークラとして考えた納得のラインアップだと思う。

 


ホテル日航プリンセス京都

2022-04-23 06:24:47 | ホテル・旅館

今回宿泊でお世話になったのは京都駅烏丸中央口から車で約5分、

烏丸通りと高辻通りの交差点を東にちょっと入った「ホテル日航プリンセス京都」さん。

実は秋の紅葉を楽しみにセットしていたが急に体調を崩し前日キャンセルしたところ、

その対応が素晴らしく今回はお詫びを含めて当ホテルに来なくては、との思いで訪ねた。

当ホテルはオークラニッコーホテルのチェーンホテルで

京セラ興産(株)が100%出資会社だ。

京セラフィロソフィ(考え方)の1つである。

「従業員=家族」を重んじることなど、

当ホテルでは全従業員の物心両面に貢献することを経営理念に掲げている。

ホテル規模は地下2F、地上14F建てで客室は216室ある。

1階のホテル内の様子。

石貼りを基調にシックな内装仕立てで落ち着いた雰囲気。

玄関を入ると正面に2階への舞台のような大階段が迫ってくる。

ロビーには裏手の方に控えめにソファーコーナーが2ヶ所に分かれ、

右奥にフロントディスクがある。

スミダマンとしては好印象を得た空間が広がっていた。

1階にあるカフェ&ダイニング「アンバーコート」。

スミダマンの京都でのホテルライフは最近、

朝食・夕食全て外食のため、ただ夜寝るためのホテルとなっているので、

ホテルレストランにはほとんどお世話になっていないのが実情だ。

ロビーの一角には桜の季節ということで「牡丹桜」の活け花が

確かな存在感を主張していた。

因みに牡丹桜とは八重桜の別名で、花弁が重なった状態で咲き、

花の色は白・黄・紅色など多くの品種があるそうだ。

ホテル1階のギフトショップ「和小路(なごみ)」。

限られたスペースに京銘菓、工芸品、京漬物などの京土産の定番はもちろん、

ホテルスタッフが厳選したおすすめのアイテムが多数あり、

確かにその密度レベルは高いものを感じた。

フロントの横には最近見かけるようになった外貨の両替機がさりげなく置かれていた。

ホテルの部屋から見た東山方面の景観。

窓硝子のところには親切に立体パースが画かれていて、

それを見ながら1つ1つ京都の風景を楽しむことができる。

これも1つのおもてなし表現でドンドン広がると良い。

ルームオーダーとして東山サイドをリクエストしておいて良かった。

部屋はゆったりと広く明るい色調でコーディネートされ、

バスルームは広いスペースとバスタブでリラックスできるのが当ホテルの売り。

さらに当ホテルは京都の大きな魅力の1つ「名水」を

豊かな地下水脈から天然水として汲み上げ、

少量の水道水を混合の上、全館で使用している。

最初はこのことを知らず、なんと気持ちの良いお風呂なんだろうと思っていたが、

その訳が後からわかった。

また、ベッドのマットレスにエアウィーブを導入し、

より質の高い睡眠を提供しようとしているのも素晴らしい。

何か褒めすぎのような気もしてきたが、ついでに参考として

当ホテルグループは「ワンハーモニー」というプログラムを実施している。

入会金・年会費は無料で入会すると宿泊価格のサービスほか、

各種サービスが付くので入会した。

そしてこれが部屋から見た朝6時ごろの東山方面の早朝の風景。

さぁ、これから毎度の早朝散歩の出発だ。

下に見える大きな屋根の建物が「仏光寺」です。

 


ザ・東京ステーションホテル

2022-02-03 06:44:40 | ホテル・旅館

昼の太陽の光が当たり一段と輝いて見える東京駅丸の内駅舎。

平成19年(2007年)から駅舎保存復元工事が着工し、

約5年を要して工事が完成した。

その改修費用は実に500億円といわれている。

ここが東京ステーションホテルのエントランス、玄関。

当ホテルは1915年(大正4年)に開業した地域のシンボル的ホテルで、

2016年(平成28年)アメリカ経済紙のフォーブスが出している

トラベルガイドによって4つ星ホテルに認定された。

当ホテルは東京駅丸の内駅舎の半分近くを占め、

ホテル部分は20,800㎡(6,300坪)、部屋数は150室、宴会場は3室、

レストラン数は10軒、駐車場は30台ある。

当ホテルはスモールラグジュアリーホテルとして名が通っており、

Classic Luxury「時代を超えて愛される上質なひととき」をコンセプトにしている。

現在はメトロポリタンホテルなどを運営している

JR東日本ホテルズが経営している。

東京駅丸の内駅舎の復元工事とともに当ホテルも大改修をして

見違えるほど素敵になった。

このロビーラウンジもとても大人の雰囲気で大好きな造りになっている。

今日はここで人と待ち合わせて仕事の打ち合わせがあった。

ロビーラウンジと廊下を仕切っているこのカットガラスがまた味がある。

このガラス越しに見たロビーラウンジの光景は

さらに素晴らしさを増して輝いて見える。

エレベーターホールもシックな白をベースにした空間で、

EV枠は大理石、他はホワイトのクラシカルな木仕上げ。

家具とじゅうたんも大人の雰囲気で落ち着いたコーナーになっている。

こちらは1階が主に宴会場になっている南エリアのエントランスとロビー。

こちらの造りも好きだナー。

こちらは東京駅南口をぐるり囲んだ2F回廊の一部にある羊羹で有名な虎屋のショップ。

ここにあるのは知らなかったナー。

2階回廊から丸の内南口を見下ろして撮った1枚。

柱、梁がなんて立派なこと。

クラシカルなデザイン性が素晴らしい。

丸の内南口を見下ろす2階回廊には

東京駅の歴史を伝える写真パネルを展示していた。

大正3年、東京駅舎は辰野金吾氏の設計によって創建され、

昭和20年に戦災により屋根と内装を消失。

昭和22年、戦災復興工事により3階部分を撤去し2階建てとなり、

ドーム部分は八角屋根となった。

平成24年、保存・復原工事が完了し、現在の威容を誇る丸の内駅に復活した。

地下1階に行くとフィットネス&スパ、

当ホテルにある6店のレストラン(喫茶、寿司、日本料理、焼鳥、

中国料理、イタリア料理)の大多数がここに入居している。

また、廊下部分のディスプレーも素敵で、まるで美術館のように並んでいる。

こちらが東京駅丸の内南口の改札口とそのドーム。

このホテルを含めて赤レンガ駅舎は2003年に重要文化財に指定されている。

 


小豆島国際ホテル

2021-12-10 06:41:03 | ホテル・旅館

新岡山港からフェリーで70分、土庄港より車で5分。

今日一日お世話になるホテルにPM7:00前に到着。

オリーブの小豆島銀波浦に映える当ホテルは自然と美しく調和し、

どの部屋からも瀬戸内のすばらしい景観が眺められる。

ここは小豆島最大収容の多目的シーサイドホテルです。

ホテルからエンジェルロード(このホテルの最大の売り、詳細は後日アップします)に

向かう途中にあるガーデンプール。

海水浴のシーズンはプールと隣りの海辺で大変な賑わいだろう。

ホテルにはエンジェルロードに行くためのビニール製のスリッパが用意されていた。

そしてこれがエンジェルロード(天使の散歩道)。

エンジェルロードを渡れる時間は1日2回の干潮時のみです。

今回のスケジュールはホテル到着が19:00で、ゆっくりとホテルを探訪する余裕がなく、

朝も早い時間からの出発でエンジェルロードの制約があるため、

たいした写真は撮ることができなかった。

慌ただしく夕食時間スタート。

テーブルの上には服部良一作曲、河西耕太郎作詞の地元のテーマ曲「オリーブの唄」の

歌詞が書かれたペーパーが置かれていた。

そして食事中にホテルの女性が来て我々へのサービスとしてこの歌を歌ってくれた。

なお、薄い緑の形が小豆島の地図になっている。

瀬戸のオリーブ会席と名づけられた献立。

食前酒は小豆島で採れたすもものワイン。

焼物は讃岐牛の鉄板焼。

御造里で出てきた島醤油三種味比べにはビックリ。

オリーブ醤油に諸味醤油そしてヤマハ醤油。

そうです、小豆島は醤油の一大産地でした。

酢の物として瀬戸内魚のみぞれ和え。

小豆島名物・手延べ半生そうめん。

これもご当地名物。

瀬戸内の鰤を切り身にし、あらと一緒に島醤油であら炊き風に焚きあげた瀬戸内鰤の艶煮。

瀬戸内サーモンの若草蒸し。

最後に笹巻寿司とプリンで〆でした。

瀬戸内の地のもので大変結構でした。

もう朝が来ました。

コロナ禍で久し振りのバイキングスタイル。

徐々に正常に戻りつつあるといった感じだ。

感染防止策として各料理を取るのにビニールの手袋をつけるという徹底さ。

手延べそうめん。

ご丁寧にその作り方が横に書いてある。

地魚の一夜干しと湯豆腐。

昨晩に続き島醤油、自家製ポン酢、味もろみと調味料にこだわりを感じる。

当ホテルのイチ押し佃煮めしの具がなんと13種類もある。

こちらは洋食コーナーとパンコーナー。

サラダも島の無農薬野菜コーナーは存在感があった。

最後にハムベーコンと果物のコーナー。

これを見ると以前の食べ放題時代から、カロリーやボリュームを考えた

ダイエット的朝食にちょっとずつ変わってきているような気がする。

いよいよチェックアウトし、朝8:00の出発時間だ。

私達の前のバスが出発する時、この横断幕を持って手を振るホテルマン達。

幕をたたんだと思ったらまた私達を見送るため、

急いでこの幕を持ってまた現れた。

この光景を一部始終見ていて、思わず吹き出してしまった。