スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編その30~

2014-01-31 07:59:42 | 食~番外編(県内)

うまかもんの旅 博多っ子

川口市栄町3-2-21 (川口駅東口徒歩3分)

TEL (048) 255-1333

営業時間 17:00~24:00

定休日 日曜日

開店して36年。現在2代目が仕切っている

博多料理の居酒屋さん。当店の顧問税理士

さん声がけの会で行って来ました。

玄関に飾ってある、博多のお祭りと思われる

人形のディスプレー。なかなか精巧にできた

お人形さんで、よく見たら、国の重要無形民俗

文化財と書いてあった。

店内は広く、約100名入れるそうだ。そしてほとんど

満席だった。これは期待できるゾ!

奥には座敷があり、60名入るそうだ。このコーナーも

なかなか粋な匂いがする。これを見て一瞬博多の屋台村

を想像してしまった。ちょっと違うか?

牛タンの醤油漬。一ケ月前に仙台の牛タンを

堪能してきたが、この醤油漬もにんにくが

たっぷりきいていてマイウー。これはアルコールが

すすみそうだ。

大好きな大根サラダ。歯触りがシャキシャキして

これがまた旨いんだナ-。大根以外に何が入って

いるのだろう。味にこくがあった。

お刺身の盛り合わせ。ここのは鮮度が良く

なかなか吟味して、拘っている感じだ。

串焼きの盛り合わせ。つくねに旗が立っているのは初めて

見た。よく見たら「激辛!!」と書いてある。辛いのは苦手

なので人に譲って他を食べた。焼鳥にはうるさい

方だが、完全に合格。物はちょっと大き目だが

かなりいける。一緒盛りというのは賑わいがあって

たまにはいいかも。

鳥すき鍋。具材が新鮮でとても旨かったですヨ。

博多名物、モツ鍋。たまに食べたくなるのが

モツ鍋。なかなか旨いモツ鍋屋が無かったので

良い店を知った。

〆にちゃんぽん麺。この麺が〆とはいかにも

九州博多料理らしい。

お値段は会費制だったのでよくわからないが

その金額からしてリーズナブルなお店だと思う。


2014 安全祈願

2014-01-29 07:53:14 | お仕事

毎年恒例の安全祈願に、30年来続いている板橋区に

ある熊野神社に。今年も会社役職者、スミ友会役員

及び安全パトロール員一同で、今年一年の工事の安全と

商売の繁栄祈願に行ってまいりました。

熊野神社神殿の祭壇

毎年お世話になっている宮司さん。御歳86歳。

声の張りもあり、元気ですが足元がだいぶ不安

に成って来た。いつまでも神事を取り仕切ってほしい

ものです。

お賽銭箱の所に置いてあった神拝詞

(となえことば)

H26年の厄年一覧表(数え年)

厄年とは厄災が多く降りかかるとされる年令のこと。

平安時代にはすでに存在し、科学的な根拠は

不確か。このような考え方は日本だけのものではなく

イギリスやスペインといったキリスト教国、エジプトや

トルコといったイスラム教国にも同じような風習が

あるという。なんともおもしろい事だ。

 

 

往復バスでガイドさんがおもしろい話をしていた

のでその一部を紹介します。

① 自動車ナンバーに使われていないひらがなが4つある

「お」・・・・・遠くから見て「あ」と間違いやすい

警察の発想か?

「し」・・・・・死を連想するから

「へ」・・・・・オナラとかぶり下品だから

「ん」・・・・・意味わからず

② 今年の初詣全国参拝者数ベスト10に今まで入っていない

靖国神社が第6位に入ったとか。

なんとなくわかるような気がする。

因みに大宮氷川神社が7位、太宰府天満宮が

8位だそうだ。

③ 池袋サンシャインシティ近くの独立行政法人

造幣局へ見学に行った時の話

・ 1円玉の原価は?   3円 (コストが一番高い)

・ 5円玉のデザイン?  日本の産業を表現している

歯車・・・工業  稲穂・・・農業  横線・・・水産業

④ 日本人の多い苗字 ベスト10

1位 佐藤、 2位 鈴木、 3位 高橋、 4位 田中、 5位 渡辺

6位 伊藤、 7位 山本、 8位 中村、 9位 小林、 10位 加藤

⑤ 変わった苗字

・ 一 ・・・「にのまえ」さん 2の前の数字

・ 十 ・・・「つなし」さん ひとつ、ふたつ・・・ここのつ、そして十は“つ”がない

・ 飯久高 ・・・「めしくったか」さん  学校でいじめにあった

・ 牛久十 ・・・「うしくそ」さん 学校でいじめにあった

・ 東西南北 ・・・「よもひろ」さん

・ 春夏秋冬 ・・・「ひととや」さん

そして極め付

・ 四月一日 ・・・「わたぬき」さん 

分かるかナ―?

※ 営業トークの話題にでも使って下さい。

受けると思いますヨ。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その128~

2014-01-28 08:17:49 | 食~その他

豚菜韓

緑区太田窪1-26-13

TEL:048-883-3191

定休日:月曜日

営業日 火~金曜日 11:30~14:00

土日祝日 17:00~23:00

駐車場 コインパーキング サービス有

ヘルシー焼肉、ブランド豚の山形平田牧場(モンテディオ山形のユニフォームスポンサー)

三元豚を前面に出している店

産業道路から一歩入った回りが住宅街の中にある。

よく仕事の抜け道で前を通って以前から気になっていたお店だ

店内は小上がりが特長、12名までの個室もある。

以前は「雅」という和食屋さんだった所だ

平日のランチメニュー。各種ビビンバ、クッパ、チゲ、プルコギなど韓国料理が主流

なぜかその中でベトナム料理がある。三元豚入りベトナムフォーだ。フォーとは

お米の粉で作った麺であっさりしているのにコクがあり、ヘルシー料理だ。

後で韓国料理にベトナム料理がある訳がわかった。

三元豚汁しゃぶしゃぶ(2名)より一人前1980円

アクが出ないとは、相当良質な豚肉なのだろう。

「豚肉の脂身にはコレステロールを低下させるオレイン酸やステアリン酸が含まれている。

しかも白い部分には特にコラーゲンたっぷり、コラーゲンは皮膚や、骨、眼の

健康に欠かせない成分」豚肉のヘルシーさ、健康食品性をPRしている

北海道産黒毛和牛メニューもある。今度は三元豚チャーハン

三元豚きのこ入りチャプチェ炒飯を食べてみたい

メニューの大半は自家製とのこと、かなり拘りを感じた

料理人はなんとベトナム人のドンさん、イケメンのドンさんは

ホーチミン出身で来日して9年

韓国人オーナーからこの店を引き継いだとの事

人当りが良く一生懸命さが伝わってくる好青年だ。

レタスベースサラダと豆腐キムチ。盛り方が美しい

三元豚石焼ビビンバ880円。よく混ぜて食べてくださいと言われ

ビフォーアフターのビビンバ

これは旨い!

食べ終わった後の余韻が満足感につながる

皆さんここは隠れた名店ですヨ

因みにあっさりとした脂とコクのある甘さが特徴

いくら食べても食べ飽きないのが山形平田牧場の三元豚だそうだ

韓国料理定番のわかめスープ

ドンさんに必ずブログに載せてPRするからと約束をして別れた

帰って調べてみたら

「市民が選んだ三ツ星グルメVol、3」に紹介されていた。


米山奨学生面接選考試験

2014-01-27 07:49:51 | レポ

2014年度のロータリークラブ米山奨学生の面接試験が1月11日行われた

米山記念奨学事業は昭和27年スタート

現在、日本最大の民間奨学金事業に成長し

年間約14億使われています

面接会場は5部屋で行われ1人20分、途中休憩をはさんで

5時間半とたいへん長時間かかりました

受験生の待合室。今年度は65名の海外留学生が受験

国の内訳は中国50名、韓国5名、ミャンマー4名、ベトナム2名

台湾、ネパール、バングラディッシュ各1名

今回はタイ、マレーシア、インドネシア、スリランカ等 実績国の応募が

無かったのは残念でした。

面接直前の待機留学生、皆、緊張でドキドキ状態

リラックスさせるのに苦労した

面接風景。受験生は男性24名、女性41名

互々 博士、修士学部課程に分類されている。

又、所属大学は埼玉大学、獨協大学、文教大学

日本工業大学、聖学院大学、東京理科大学、共栄大学

芝浦工業大学の8校

「受験生の皆さん

大変 お疲れ様でした!」


浦和エリア旨い店シリーズ ~その127~

2014-01-24 07:55:10 | 食~洋食

洋食屋

浦和区仲町2-16-17

TEL 048-834-4498

定休日 月曜日

創業20年、浦和エリアでは老舗の洋食屋さん

店名がそのままズバリでわかりやすくて、逆にインパクトがある。

店内風景、カウンター3席 テーブル席6テーブル

それ以外にお座敷が2テーブルある。

中規模のお店なのにこの日は満席であった。

オープンキッチンの中はたぶん親子だろう

2人が調理に追われていた。

メニューは日替わりに成っている。その日の日付が書いてある

日々努力している気持ちが伝わってくる

水が硝子瓶にいれて置いてあるのが新鮮に感じた

定番、網焼きビーフハンバーグ840円

これはここの売りらしい。

なぜかライスプラスパンが付いている。

注文した人に聞いたら

「マーマーかな?」という返事だった。

柔らかハヤシのお肉オムレツ980円

迷った挙句のオーダーだったのでオムライスと勘違いしてしまった

これにもパンが付いている。

感想はやはりマーマーだ。

この通りは通称「裏門通り」といって

浦和エリアのグルメホット通り。

今までこの通りに面した店を旨い店シリーズで6件掲載した。

参考に洋食屋から近い順に「でんご」「和浦酒場弐」

「五代力」「すみぼうず」「二の宮」「丸味亭」

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その126~

2014-01-23 08:05:50 | 食~ラーメン・中華

中華楼

浦和区常盤10-9-13

TEL 048-831-1616

営業時間 11:30~14:00

        17:00~22:00

ふれあい通りを歩いていて、この地で創業50年、スタミナラーメンの看板が

目につき入ってみました。現在の店主は二代目

専門店ではなく、広東料理メニューが豊富

店内は4人掛けの食卓3つと2人掛け1つのゆったりした配置。

2階にはお座敷があり宴会もできる

 

この店で面白いのは、醤油トンコツ、味噌、塩のスープを使った

何でもありのスタミナラーメン、更にスタンプラリーで

4種類全部食べたら1食無料になるとのこと

辛さ無しから辛さ倍量迄5段階とニンニク抜きなど

お好みの味で作るということ。

初めてなので、オーソドックスなスタミナラーメン700円を注文

待つこと5~6分、唐辛子色の鮮やかな色

まずはスープ豚骨魚介系のあっさりした味。イケる

麺は旨い、中麺のストレート。薬味としてニンニク、しょうが

豆板醤、朝天唐辛子、さんしょ、さんしょ味噌、メンマ、又 ニラの細切りが鮮やか

食べているうちに、上の唐辛子が混じってきて唐い、旨い、唐い

食べ終わった時には、首の後の汗をハンカチでぬぐっていました。

満足な一品


門司、下関 雲仙の旅

2014-01-21 08:05:20 | 旅 ~国内

関門海峡にかかる関門橋。橋長は1068M

1973年に開通。本州(本土)と九州の間はこんなにも

近い。海峡は大きな川に見える。

門司港レトロエリア。かつて貿易港として繁栄した門司港

は、歴史的建造物が残り、懐かしい風景と、海峡

を望む雄大な景色、そしてグルメを楽しめるスポットだ。

おみあげなどが売っている海峡プラザ。

久し振りにえびす屋さんの関門人力車に乗ってみた。

ちょうど夕暮れのロマンチックな時間帯に30分のロマンの

旅に出た。

「旧大阪商船のビル」。赤レンガ造りでいい感じ

塔の右前にはホームリンガ商会

という昭和初期頃の建物も味がある。

洋館と日本家屋の中間のような「旧門司三井倶楽部。」

三井財閥の社交倶楽部があったとは往時の門司港

繁栄振りがうかがわれる。

門司港のシンボルビル 門司港レトロ展望室。市が

黒川紀章氏にシンボルになる超高層ビル(マンション)

設計を依頼したそうだ。

「国際友好記念図書館」やはり赤レンガで

メルヘンチックな建物だが、門司港レトロ展望ビル

と被ってその存在が死んでしまっているのが残念だ。

「旧門司税関ビル」現在改修工事中で

足場が掛っている。港街に税関があるのが

歴史を感じさせる。

門司港のこの地桟橋通りは、バナナの叩き売り発祥の地。

だれとはなしに産まれた名セリフは大正初期~昭和13、14

年頃、旅行者を楽しませた。バナナの叩き売りといえば

フーテンの寅さんの口上を思い出す。

現在北九州銀行のこのビルは昔の横浜正金銀行

(後の東京銀行)の建物だった。外国為替を扱った

銀行が門司港には当然必要だったのだろう。

明治24年に建てられた門司港駅は駅舎として

日本で初めて重要文化財に指定された。現在、

大規模修理工事中で平成30年3月に完成予定。

旧大連航路上屋。昭和4年に門司税関1号上屋として

建設され国際ターミナルとして使われた。アールデコ様式特徴。

関門海峡ミュージアム。平成15年にオープン。

関門海峡の過去、現在を五感で感じられるミュージアム。

「海峡アトリウム」「海峡歴史回廊」「海峡レトロ

通り」などが見どころ。

門司の夕日と人力車の車夫。ちょっといいと思いま

せんか?

関門海峡にかかる関門橋。大型船の舳先と

相俟って雰囲気を出したつもりの一枚。

門司港出征の碑。この地から200万人を超える

将兵が出征していった。その半数は再び生きて

祖国の土を踏むことは出来なかった。

門司港レトロの雰囲気がよく出ている二枚。

魅力ある門司港ブランドの創出に努めている街の

姿勢が随所に出ている。

バナナマンの像。まるで本物の人間が入っているよう

だけど、実は人形。

門司側から下関方面に入る関門トンネルの入口、

フグが口を大きくあけている絵がユーモラスだ

下関市にある赤間神社。壇ノ浦の戦いにおいて幼くして

亡くなった安徳天皇を祀っている。

建久2年(1191年) 勅命により御影堂が建立され、

建礼門院ゆかりの尼を奉仕させたのが始まり。

水天門の神門は竜宮城を模した。水天の

名称は安徳天皇が水天宮の祭神とされている。

境内には壇の浦の戦いで負けた平家一門を祀る

墓(七盛塚)がある。左近衛少将平有盛、右近衛中将平資盛など

14名が合祀された供養塔。

七盛塚の隣りにある芳一堂。

阿弥陀寺(赤間神社)に芳一という盲目の琵琶法師がいて

小泉八雲の怪談

「耳なし芳一」で取り上げられ、広く知られるようになった。

赤間神社からみた門司港の夜景

夜の関門橋。ライトアップの様子。

門司港レトロエリアは夜になると、ぐるりライトアップされている。

ここのは所々、カラーのライティングで華やかだ。

門司港ホテル。1997年オープン。古くから日本と外国とを

繋いできた港町・門司。その歴史の街にふさわしい

重厚で伸びやかなデザイン。赤とゴールドに彩られた

ファサードが異彩をはなって素晴らしい。

3層吹き抜けのメインエントランス。2階のロビーエリアの正面

に日本の鳥居を模した「門」。このホテルはヨーロッパ

の匂いがプンプンする。一度は行く価値のある

非日常空間のホテルだ。

このホテルの設計は1990年建築界のノーベル賞といわれる

ブリッカー賞を受賞したイタリア人の「アルド・ロッシ」の遺作。

やはり日本人の感性とは違うものを感じる。

夜が明ける前の早朝、レトロなムードに浸りたくて、港に散歩に

出た。ひんやりした空気、ボンヤリした光。これは

外国の映画の中を歩いているような錯覚に落ち入る。

3枚目はブルーウィングもじ(はね橋)

港のパイロットの入口にあったしめ飾り。

初めて見た形だ。

「雲仙 地獄めぐり」の案内図

大叫喚地獄。現在、最も活発な噴気活動をしている

一帯。ゴウゴウという噴気音が、地獄に落ちてゆく

亡者の絶叫のようにも聞こえるのでこの名前がついた。

白い噴気は30~40Mにも上がる。この雲仙を最初

に聞いたのは、およそ1300年前(701年)、奈良時代の

僧「行基」だと云われている。

昭和9年(1934年)に、瀬戸内海や霧島とともに

日本最初の国立公園の指定を受けた。

1991年(平成3年)大噴火を起し、大規模な人的

被害を出した雲仙普賢岳。バスの車窓から

撮ったのでよく写っていないが、その威風は伝わ

ってくると思います。

島原外港から熊本市へ渡るフェリーに群がる

カモメ。松島でもカモメの写真をのせましたが今回は動画

を撮ってみました。

熊本城復元整備予想図。とにかく熊本城

は広い。

2012-5-11付に続いてまたまた熊本城です。

ここ数年偶然にも熊本づいている。

熊本城内に残る唯一の多層櫓の宇土櫓(重要文化財)。

小西行長の宇土櫓天守を移築したため、その呼び名

が付いた。しかし、解体修理の調査の結果、移築は誤り

であったことがわかった。

宇土櫓から見た熊本城天守閣と熊本市内の

パノラマ写真

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編その29~

2014-01-20 07:55:16 | 食~番外編(県外)

下関 春帆楼本店

山口県下関市阿弥陀寺町4-2

TEL 083-223-7181

歴史上 有名なふぐ料理の名店。下関の迎賓館として昭和天皇、

皇后両陛下も2度ここにご宿泊された。

春帆楼の名称は伊藤博文公が名付けた。

「春の海の帆船」を心に描いて付けたそうだ。

明治21年、伊藤博文公が、当店でふぐ料理を

食されたのを契機に料理公許第一号店となった。

店内のロビー風景。歴史的写真、書、資料など

が壁の随所に飾られている。

「明治20年暮れ、伊藤博文公がふらりと春帆楼に顔を出した。

海がしけ続きで魚がまるで捕れない日で、困り果てた女将

藤野ミチは、お手討ち覚悟でご禁制のふぐ刺身一鉢を

出した。豊臣秀吉による「フグ禁食令」(朝鮮出兵の際、

肥前名護屋城に駐屯していた兵士にフグ毒中毒死が

多かったため禁止した)が当時まで続いていて、明治15年

発布の刑法の違警罪目に「河豚を食ふは拘留

料理を処す」と厳しく定められていた。しかし禁食令は

表向きだけで、下関の庶民は昔から手料理でふぐ

を食べていたし、伊藤公も高杉晋作ら幕末志士と何度

も食べていた。でも、公は初めてのような顔をしてその美味

を賞賛。当時の山口県令に命じて禁を解いた」

伊藤博文の書

桂太郎の書

伊藤博文の写真

犬養毅の写真

先付(鯛わた共和え)

前菜(海老唐揚げ、松茸真丈、柿鳴門

ふぐ煮凍り、身皮と湯葉のポン酢和え、くわい松かさ

市松チーズ)

御椀(ふく真丈 清まし仕立て)

向付(ふく薄造り 下関のみの鴨頭ねき添え)

下関ではふぐを福に通じるということで「ふく」と呼び

慣わす。

揚物 (ふく唐揚げ)

蒸物 (ふく白子蒸し)

鍋物 (ふくちり鍋)

御飯 (ふく雑炊)

デザート (苺、グレープフルーツ、きなこわらび餅、チョコレートケーキ)

葛飾柴又の「川甚」 (2013-2-12付)の時も

名老舗有名店は名に甘えて味が

反比例する店が多いと書いたが、この春帆楼

も名に恥じないどころか、こんなに旨いふくコース

を食したのは初めてだ。マウイーの連発だ。

そしてふく料理にピッタリなのがフクのひれ酒。

器の蓋にフクの柄がついているのが気に入った。

冒頭歴史上の地と言ったのは、この店で日清講和

条約が調印されたからだ。

明治28年3月、日清講和条約の会場選びは

長崎、広島など幾つかの候補地があげられて

いたが、1週間前になって伊藤博文が

「下関の春帆楼で」と発表して決定した。

この談判は世に「下関条約」と呼ばれているが

わが国で地名の付いた条約はここと「下田条約」

くらいなものだ。

春帆楼に隣接している日清講和記念館。日本側

全権伊藤博文、中国側全権李鴻章、両国の

全権団が集まって11ヶ条からなる条約が締結された。

その当時を偲ぶ椅子やテーブル、硯など会談の

場をそのまま保存してあり、資料も多数展示。

歴史の檜舞台をそのまま保存してあり、その迫力

と重みを実感できる。

春帆楼の庭にある 伊藤博文総理と

陸奥宗光外務大臣の胸銅像。


太宰府天満宮初詣

2014-01-18 08:05:44 | 建物

正月休を利用して念願の太宰府天満宮へ初詣に行ってきた

長蛇の列であまりの参拝客の多さに驚いた

初詣の際には九州はもとより日本全国から毎年200万人以上の参拝者があるという

本殿の内を動画で撮ってみた、旧社格は官弊社で祭神は菅原道真公

延喜3年(913年)2月25日に鎮座。現在、京都の北野天満宮とともに

全国の天満宮の総本社とされている

拝殿手前にある飛梅、太宰府天満宮の神紋は梅紋、御神酒は梅酒

太宰府へ赴くための都を発つ道具が庭先に立っている

梅に対し「東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

と歌った

参拝に向かう老若男女 右奥に見える社が重要文化財の末社志賀社本殿(室町時代)

境内図、これを見ると太宰府天満宮全体がわかると思います

菅原道真公は承和12年6月25日、京都の菅原院にて誕生。

国家の隆盛と文化の発展に尽くされ、延喜3年2月25日

配所椱寺におって清明の一生を終えた

現在の御本殿の地に葬られた。誠道守護、学業成就

除災招福等の信仰に厚い神社だ

本殿につながる参道。これを見れば参拝者の多さが一目瞭然

各茶屋には名物の「梅ヶ枝餅」を売っている。

表参道の突きあたりにある「御神先」

体の悪い所をなすると直るという言い伝えがある為

ここも長蛇の列。

所狭しとどこまでも続く屋台、屋台の種類も関東とやや違う

こんな所も地域性が出ていておもしろい

どんな意味があるのかわからないが沢山のひょうたんが奉納してあった

平成17年に開館した九州国立博物館

天満宮が寄贈した約5万坪の土地にあり

相乗効果で参館者が増加している

この博物館は東京、京都、奈良に次ぐ4番目の国立博物館で

「日本文化の形成をアジア歴史的観点から捉える」がコンセプト

設計は菊竹・久米設計共同体

160m×80mの長方形で蒲鉾形の先端

竜を表現しているらしい。

屋根を支えている柱、ちょっと芸術性を感じたので撮ったがそうでもないか?

天井のデザインも木の丸太を組んで斬新

エントランスホールに確か博多の祭りの山車が展示してあった

そして、隣りコーナー東京オリンピックの特別展やっていた。

本物の金メダル、銀メダル、銅メダル

東京オリンピック開会式のチケット

あのオリンピックから約半世紀の時間が経った


浦和エリア旨い店シリーズ ~その125~

2014-01-16 10:55:46 | 食~イタリアン・フレンチ

フレンチレストラン  アールピーアール

浦和ロイヤルパインズホテル内 (19F)

TEL:048-827-1165(直通)

席は80席 個室2室

久し振りのフレンチ専門のお店

店内というよりはフロアーはとっても開放的な空間であまり無い雰囲気だ

レベルはかなり高くお奨めのレストランだ

なにか幻想的な空気が流れているオープンキッチン

この空間が私は大好きだ。温かい料理と冷たい料理を内と外(オープンキッチン)で

作り分けているらしい。

アミューズ・ブーシュ(サーモンとじゃがいものブランタード)

ガラスの器がとても似合う、これは逸品だった。

金目鯛のマリネ、柚子の香り 春菊のソース

マリネに金目鯛を使うとは珍しい、春菊のみどりが鮮やかで

見た目にもインパクトがある。

白いクリームは葉を表現しているのだろう。アートだ

オマール海老のピスタスープ

海老みそが味のパンチ力をきかせている。

平目のポワレ、モリーユ茸のクリームソース

くわいの付け合せとはいいアイディアだ。

黒毛和牛のサーロインステーキ赤ワインソース

RPR特製デザートセレクション

アート感覚溢れるインテリアの中で生演奏がBGMとして

聞けるのがここの一つの大きな売りだ

ピアノとバイオリンのコラボ。この日は誕生祝の客が5組もいた。

テーブル傍までバイオリン奏者が来てバースディングを弾いてくれる

このフロアーは回りに高層ビルがなく、夜景がキラキラして

とてもロマンチックな時が流れている。