ラルケカンジュ
さいたま市南区南浦和2-28-12 1F
TEL/FAX 048-884-7887
定休日 水曜日
ランチ 11:30~ ディナー18:00~
https://ja-jp.facebook.com/lalkekenge
前々から気に成っていて、是非行きたいと思っていたフレンチレストラン
2012年2月にオープン。営業4年目に入った
ラルケカンジュとはほうずき(学名)というフランス語だそうだ
南浦和エリアには最近エッ?と思わせる店が増えてきた
白を基調とした落ち着いた雰囲気のお店で全部で18席
小じんまりとしていて、オーナーディレクターとシェフの
2人で切り盛りしている。
オーナーの人柄がフランクでアットホームな感じも良い
メニューは極めてシンプル。
ランチ・フルコース3300円と
ディナーフルコース5500円の2種類のおまかせコースのみ。
季節の移ろいに応じてシェフと
相談してメニュー内容を変えているそうだ
この日も何がでてくるのかわからない
そんな楽しみがこのお店にはある。
(ラルケカンジュの自信作)
小松菜と雪下人参にオリーブオイルと塩少々を入れた
飲むサラダと一口大のピザ
この飲むサラダは混ぜると下の色に変わる
目でも楽しめるメニューだ。
さりげなく横にあるピザがビックリする程旨かった。
自家製のライ麦系のパン。小さくかわいらしい。
焼きたては本当に美味しい。
無くなると何個でも持ってきてくれる
やはり全体に目が行き届く大きさの店の良さだナ。
コンソメのジュレで包み込んだ魚介系の逸品料理。
魚介の中味がすごい。
帆立に甘海老、ほたるいかに鮑。
この上に山葵のクリーム+ウニが乗っている。
そして内に隠れている温泉玉子を割って食する
なんと贅沢な料理。ボリュームもたっぷりで
ここまでで満足の域に入ってしまった。
鴨のフォアグラソティーにポートワインの金ごまを乗せ、菊芋の
ピューレで包まれた一品。
これが私的には本日No1の料理かな
口の中でこくと旨味がコラボする、思わずニッコリしてしまう。
いよいよ、これからがメイン料理。
柑橘ビネガーがかかったオコゼのフリット
旬の菜の花のロマネスコ
アマランサスが添えられている魚料理
素材がオコゼとは意表をつかれた。
牛のほほ肉の赤ワイン煮。これはオーソドックスなメニュー
但し添え野菜がすごい。新じゃが、赤かぶ、なめこ、赤ねぎ、ズッキーニ、
しいたけ、スナックえんどう
野菜はシェフが自宅の近郊から直接仕入れて来るそうだ。
ここからようやくデザート。これはシナモンがかかった
リンゴのビシソワーズ。ガラスの器がおもしろい。
店のインテリアはシンプルにして器と料理に目を向けるよう
工夫しているそうだ。
おぼろ豆腐風のクリームダンジュフロマージュと苺のシャーベット
シャーベットにはサフランが
少々かけられており、甘酸っぱさとピリ辛さが
不思議な味に誘う。
最後の口直しの小菓子。生チョコとクッキーと?が美しい。
最後になりましたが、以上が5500円のお任せディナーコース
CPは最高なお店だ
ゆったりとした2時間半の至福の時間が流れ
心地よい春の夜風に吹かれて帰路についた。