スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

ザ・セレスティン京都祇園 PARTⅡ

2023-07-12 06:09:33 | ホテル・旅館

2022-7-20付ブログ参照

https://www.celestinehotels.jp/kyoto-gion/

今回の一番の目的は祇園甲部花見小路角にある一見さんお断りの

有名お茶屋「一力亭」での一大イベントに参加するため、

近いホテルということで昨年初夏に宿泊して好印象を持った当ホテルに2泊お世話になった。

当ホテルは三井不動産グループのホテルで2017年9月オープン。

157室あり「和」にこだわりを持つ和モダンの好きなタイプのホテルだ。

車寄せのアプローチからも感じられるが「京都祇園に佇む、東山悠遠の邸」をコンセプトに

「京を感じ、京になごみ、歴史に触れ、伝統を味わい癒される。雅を映す隠れ家へ」。

こんなタイプのホテルが今京都ではどんどん増えている。

当ホテルのロビー、ラウンジ、フロントは地下1階にある。

京都は今建築の規制(高さ制限、景観意匠制限等)が厳しく、

ホテルの採算を考えると高コストになるとはいえ、このような経営判断をしたのだろう。

和のこだわりも強く、女性従業員も着物姿の方が多い。

コロナ禍で一時は国際観光都市京都から観光客が消えた中、

もう一度お客を呼び戻そうと全国的に実施された「ゴーツートラベル」政策。

あれから随分、時が過ぎたが観光が命の京都ではまだ京都応援クーポンをやっていた。

システムはどんどん電子化が進み、スミダマンのようなアナログ人間には

そのやり方が難しくなってきて正直まいった。

昼間と夜のライトアップされた中庭の風景。

緑の力(グリーンパワー)は人の目には自然の持つ優しさ、潤い、温かみを感じさせ、

今やホテルデザインで必須の要素になっているような気がする。

今回の部屋のタイプも前回と同じ。

シンプルモダンで無駄がほとんど無いほど研ぎ澄まされている。

そして優しいカラーの木を採用しているのも好みだ。

特にミニバーエリアの造りは相当議論を重ねて

この方式に決めたのではないかとその想いが伝わってくる。

今回の部屋は最上階の5階東側。

ご覧のように目の前に東山36峰の絶景が拡がっている。

ズームで撮った朱色の3重塔は清水寺。

そこから北に目を転ずると京都のシンボル八坂の塔(法観寺)の5層部分が見える。

そしてこの観音さまは昭和30年にできた霊山観音だ。

前回も詳細にアップしたが、

今回もB1Fにあるレストラン朝食会場の「八坂圓堂」を詳しくご紹介いたします。

結論はホテル朝食の期待に充分以上に応えてくれた朝食でした。

朝食会場、八坂圓堂の設えも京を感じさせ、雅を映すものになっている。

入口の壁には花街のうちわ、間仕切りの建具には細かい伝統技法の組子が使われ、

茶道の立札コーナーのディスプレーは東山悠遠の邸を表現しているのかも。

まずは京都の味が待っている和のコーナー。

筍の煮物、里芋の煮物、牛蒡と旬野菜の金平、出汁巻玉子、信田巻の煮物等。

さわらの西京焼き、田楽味噌、そして京都の各種おばんざいの小鉢。

他の地では味わえない京都ならではの京料理が並んでいるのが嬉しい。

当会場の一番の特色は昨日アップした天ぷらの老舗名物「圓堂」が運営していることだ。

その職人さんが作っている2種の名代天結び。

そして揚げたての天ぷら。

ごはんは五ツ星お米マイスターの京の米老舗「八代目儀兵衛」が担当している。

他にも贅沢に朝から鱧天ぷらの冷製茶蕎麦も用意されている。

一部中華系もあります。

せいろの中に鎮座しているしゅうまい。

こちらは和の料理に押されて片隅に追いやられたパンのコーナー。

木の枠にコンパクトに納められているが種類は多く京都らしい品揃えだ。

そして洋食定番のベーコン、ウインナーソーセージにスクランブルエッグ。

隣りにあるのは豚の角煮だ。

こちらはすでに盛り付けられた野菜サラダと3種の京都らしい和のドレッシング。

横には和の香りがする海老天トルティーヤがあった。

このコーナーは果物と各種ジュース。

京都のホテルでは定番化しているわらび餅が抹茶ときなこの2種用意されていた。

そしてホテル朝食では当たり前になってしまったスミダマンのてんこ盛りブレックファースト和食型。

和食はビュッフェスタイルで並べても美しい姿だと一人納得。

1階ラウンジにあるBAR近江栄も天ぷらの圓堂が運営している。

大人の雰囲気が漂う落ち着いたラウンジではセルフサービスにて無料の飲食物が用意されている。

それにしても真ん中にデーンと置かれている一枚板のテーブルは迫力がありますね。

 

 


ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts

2023-06-15 06:15:47 | ホテル・旅館

https://www.rokukyoto.com/

東急ハーベスト鷹峯の隣、しょうざんリゾート内にヒルトンのラグジュアリーコレクションブランドのホテルが2021年9月16日にオープンした。

アジア初のLXRホテル&リゾーツだ。

LXRホテルズ&リゾートのサービスはお客様一人ひとりに合わせて提供され、贅沢でありながらその土地の良さを体験できるのが特徴だ。

都会の喧騒から離れた自然豊かなロケーション。

知られざる京都の奥深い魅力に浸れるリゾートスティ、豊かな自然に囲まれた京都の奥座敷が洛北に誕生した。

ここは琳派発祥の地と言われ、古くから芸術家たちに愛されていた。

このリゾート地で「Dive into Kyoto」をコンセプトに知られざる京都の奥深い魅力に浸る唯一無二の体験を非日常のリラクゼーション空間を提供している。

ここは京都の歴史文化芸術をモダンに昇華した空間の「Tea House」。

様々な種類のお茶と共に思い思いの過ごし方が楽しめる素敵なお部屋だ。

Tea Houseの建物から見た池の中に浮かんで見える魅力的な空間が静かに優しく広がっている。

こちらはレストラン「TENJIN」。

シェフズテーブル、オールディダイニング、バーの3つの素敵な空間ゾーンに分かれている。

「自然、芸術、料理」をモチーフに四季折々の厳選素材をフレンチの技法で美しくドレスアップさせた料理が提供される。

店内のインテリアは「竹」をテーマにアートワークが施され落ち着いた雰囲気の中でお料理を楽しむことができる。

天気の良い日にはEngawaやテラスがオススメだそうだ。

このROKU KYOTOの設計は東急が担当し施工は竹中工務店が請け負ったとホテルの人が言っていた。

そしてBLINK Design Groupが監修したらしい。

総客室数114室だ。

最近京都には次々と高級ホテルが誕生しているが、ここROKU KYOTOはさらに1歩も2歩も深堀した他に無いチャーミングで優しい大人のリゾードが誕生したという印象を感じた。

雄大な自然景観を生かしたスパ施設では天然温泉を使用したサーマルプールが愉しめる。

ROKUの命名由来はこの鷹ヶ峰と鷲ヶ峰、天ヶ峰の3座を総称した鷹峯三山の麓そして近くに流れる天神川(紙屋川)で平安時代川のほとりで紙を漉した紙座から来ている。

この川がその天神川(紙屋川)だ。

川にかかった青もみじは秋になると美しい紅葉に変わるのでしょう。

天神川(紙屋川)の川べりに静かに佇む白亜の教会。

ロマンチックな空気が流れている。

その教会の前にあった赤いお洒落なテレホンBOX。

ガラス越に大きな熊のぬいぐるみが見え、とてもメルヘンチックな一枚になった。

一見すると普通のトイレに見えるが壁の仕上げ材を見ると凝りに凝っている。

随分お金をかけているのがこれを見てもわかる。

東急ハーベスト側から風情がある石畳の道を歩いて数分行くとROKU KYOTOの裏側に出る。

今回はこの裏側から入って見学をさせていただいた。

実にチャーミングで素敵なホテルで大変目も心も保養ができた。

 

 


東急ハーベストクラブ京都鷹峯 PARTⅡ

2023-06-10 05:55:14 | ホテル・旅館
  • (PARTⅠ2022-12-28付 ブログ参照)

今回の旅も知人のセットで昨年秋に引き続き、京都洛北鷹ヶ峯にある

会員制リゾートホテル京都鷹峯&VIALA東急ハーヴェストクラブにお世話になった。

この建物が本館の正面玄関方面。

この奥に一段下がったところに宿泊した南館がある。

ここのリゾートホテルには京都ならではの風雅、美しい景色、

美しい時間、ここ日本を愉しむリゾートがある。

本館前の駐車場ロータリーのセンターに当リゾートホテルの

シンボルのような卵型のオブジェを撮ったら想像以上に幻想的に撮れた。

まるで宇宙船が着陸しているようだ。

本館フロント周辺の光景。

本館外壁にもあったがフロント奥の壁にも満月に見える(満月に見立てた)丸いデザインが

とても優しく迎えてくれているように見える。

ロビーの一角には端午の節句の武者人形がまだ飾られていた。

ここには有職京人形司のパンフも置かれていて、著名な作者の作品らしい。

その向かい側には前回も紹介したが、鶴が飛来している屏風に

京都の行事の告知パネルが飾られていたが、これがいかにも京都らしい設えになっていた。

一転してこちらのオブジェにはモダンな作品。

金属表面に映っている人の姿がコミカルでおもしろい。

この卵のような中は実はお風呂。

敷地内に湧出した天然温泉はやさしい湯あたりが特徴の美肌の湯として知られている。

このロビーから見える新緑の鷹峯は花札の芒のモデルになった山といわれている。

そこで今まで紹介してきたホテル内のお月さまやうさぎさんがいるのはここから来ているとのこと。

なるほど納得です。

こちらが南館1階にある朝食会場のレストラン紙屋川。

京料理と洋食のモーニングビュッフェ。

この店内には沢山のこだわりが詰まっている素晴らしい和洋朝食ビュッフェだった。

紙屋川の素材のこだわりの1つ、京都では有名なパン屋さん進々堂(1913年~)の

ブリオッシュ、レトロバケット、デニッシュなど様々な種類のパンが取り揃えてある。

こちらはサラダバーコーナー。

12種のサラダ素材に4種のドレッシング。

そのうちの2つは聖護院かぶらのドレッシング、京くれないのドレッシングのオリジナル商品。

素晴らしい。

こちらは揚げ物コーナー。

朝食に海老フライとは豪勢な料理だ。

ブレックファーストの定番ベーコンとスクランブルエッグ。

その横には何だったか忘れたが他ではあまり見ない肉料理が2種。

いかにも京都らしい、とようけ屋の桶とうふ。

京都産九条ねぎは当然として、しょう油も地元産松野醤油のおすすめしょう油が置かれていた。

こだわりを感じる。器もいいですネー。

京都といったら漬物。

とり市老舗の漬物4種。

こちらは特製だしと薩摩味噌の味噌汁。

具材はめかぶと三つ葉。

鮭の焼物と国産真イワシの焼物。

それに出汁巻玉子と大根おろし。

このコーナーは京都の坪庭のような小鉢のコーナー。

はまー(京かまぼこ)(ゆばの有馬煮、菜の花のからし和え)、その他に冬瓜のそぼろあんかけ等々。

こちらはお茶漬コーナー。

そして発見しましたカレー。

しかもただのカレーではありません。

お揚げとだし風味を活かした京風のカレーです。

すごいですネー。

ごはんもこだわりの京都産「京の輝き」。

デザートは各種果物といかにも京都らしい「京五山」のわらびもちと黒糖わらびもち。

きなこまで置いてあった。

そしてこれが京都1日目のスミダマンのてんこ盛り朝食。

すっかりスミダマンは紙屋川の朝食にどっぷりはまってしまいました。

最後に本館と南館を結ぶスロープカーゴンドラの椅子に描かれた月の満ち欠けの意味がわかりました。

花札のお月さんから来ているのですね。

 


伊香保温泉 ホテル天坊

2023-05-12 06:01:50 | ホテル・旅館

https://www.tenbo.com/

日本旅館の情緒とシティホテルの機能性を兼ね備えた

近代和風大型リゾートホテルの伊香保温泉天坊に一泊お世話になった。

伊香保温泉は渋川・伊香保ICからわずか20分のところにある。

ホテル天坊は伊香保温泉最大級の旅館で客室数183室ある。

大正モダンをテーマにしたユニバーサルデザインの部屋などお客の好みに合った部屋が選べる。

エントランスを入ると広々としたロビーが迎えてくれる。

ロビーの一角にはこのような枯山水ミニ庭園コーナーもあり気分をほっとさせる。

ロビーラウンジとフロントの光景。

特別訴えてくる空間はないがオーソドックスな雰囲気が広がっていて感じは悪くはない。

広々としたティーラウンジ

こちらは売店コーナー

ロビーから小さな朱塗りの欄干を渡って部屋へ移動。

これが一晩お世話になった部屋。

部屋から見た伊香保の風景。

遠くに見える山は棒名山。

さっそく宴会前に天坊の一番の売り湯遊び処「天晴」へ。

敷地1,000坪に広がる大浴場「天晴」の平面図と脱衣室。

急な階段の先にある地下1階の岩風呂は

天然記念物の三波石を600トン使用した野趣あふれる大岩風呂だ。

1階にあるバイキングを主体に上州の味覚をオープンキッチンスタイルで調理する

食座「旬の坊」と隣りはキッズルーム。

スミダマングループの宴会の隣りはビックリするほど大きな大宴会がお客が来るのを待っていた。

これはスミダマンの宴会料理。

そして日が変わり、ここが朝食会場。

ビュッフェスタイルの料理は一通り多彩な料理が並んでいた。

これがスミダマンの朝食プレート。

ここにはカレーは見当たらなかった。

以前どこかの旅館でも見受けたが館内の案内をロボットがやっていた。

新型コロナウイルス感染症に対するホテル天坊としての取り組みが掲示されていた。

これが群馬県地域限定旅行クーポン1,000円券。

 

 


JRホテルクレメント高松

2023-04-19 06:00:09 | ホテル・旅館

研修2日目はJR高松駅の近く、高松港そばのJRホテルクレメント高松にお世話になった。

https://www.jrclement.co.jp/takamatsu/

それにしても、桜の咲く季節にクリスマスツリーとは違和感がありますよネ。

勘弁してくださいネ!

この写真は早朝散歩ででかけたホテルの隣りにある史跡高松城跡玉藻公園から撮ったもの

2001年5月24日開業の海の見える4つ星のシティホテルだ。

客室数は300室を誇る超高層ホテルの姿は威風堂々としていた。

開放感溢れる空間のロビーとフロント。

やわらかく溶け込む光の粒子。

人生を深めていく出会いは鮮やかに、華やかに。

なかなか良い感じの空間が広がっていて第一印象はベリーグッド!

ラウンジの感じも光と影、素敵ですよネ。

瀬戸内海や高松市内を一望する美しいパノラマビューが迎えてくれた。

デラックスツインのシングルユースという贅沢。

なぜかこの部屋はとても心地のよいひとときを過ごすことができた。

全158席の大型ブッフェレストラン。

オープンキッチン型のライブ感溢れる料理コーナー。

旅の中でホテル、旅館の朝食は楽しみな時間のひとつ。

ここ高松ではどんな食事が用意されているか、期待してしまう。

サラダバーとちょっと変わっていたのが「お好きなパンと具材でつくるオープンサンド」コーナー。

フレンチトーストコーナーも数種類のものが用意されていた。

こちらは和食コーナー。

あんもち雑煮しょうゆ豆など香川県の郷土料理が用意されている。

そして最近気に成る朝カレーコーナー。

やはりここでもありました。

これは絶対にあるナーと思っていたのが讃岐うどん。

ご丁寧に讃岐うどん麺の作り方まで図解入りで表示されている。

毎度おなじみスミダマンのてんこ盛りの朝食。

カレーライスに讃岐うどんにライス。 

ちょっと取り過ぎたかな? KA   RO  RI--

 

 


ベネッセハウス

2023-04-11 06:11:10 | ホテル・旅館

ベネッセハウスは1992年、美術館とホールが一体となった施設「ミュージアム」の開館から始まった。

経年とともに瀬戸内海国立公園の環境と溶け込むように構成された建築は

すべて安藤忠雄の設計によるものだ。

エントランスを入るとそこは安藤忠雄の世界。

壁、天井は安藤忠雄の真骨頂、コンクリートの打ち放し。

床、階段そして長椅子の木がよりその質感を出していて美しい空間を造り上げている。

それにしてもこの打ち放しは素晴らしい仕上がりだ。

施工は鹿島建設。

廊下を進んでいくと鉄板プレートでできた人のオブジェが迎えてくれる。

アートだ。

こちらがスミダマンがお世話になったベネッセハウスのパーク棟の部屋。

ご覧のように天井高は高く山小屋風で安藤建築には数少ない木を多用している。

客室のベランダからは緑の芝生に点在する屋外作品と瀬戸内海。

その向こうには四国の山並みと青い空が広がり、遠く高松市街も望めた。リゾートホテルそのものだ。

なお他に広がる空と海を見渡す「オーバル棟」と海に一番近い場所の「ビーチ棟」がある。

こちらは広い芝生の庭から撮ったパーク棟全景とベネッセハウスのスパとショップ棟。

パーク棟の中には後日紹介する杉本博司ギャラリー時の回廊、ラウンジ、パークホテルなどがある。

エントランスから長い廊下の打ち放しコンクリートの間に長いスリットがあいている。

この施設はかなりの高い技術がいると研修仲間の技術屋社長が言っていた。

これはどこまでも続く白い廊下空間を2人の女性が歩いている姿がアートに見えてしまったのでパチリ。

直島は人をアート感覚に変える力がある。

(簡単に反応し過ぎか?)

夕日が落ちてきた黄昏時、ホテル、海、山々は表情を変えてくる。

そしてすっかり日が落ちて夜の帳が下りるとさらにロマンティックな風情が漂い始めた。

コンクリート打ち放しの廊下もスリットから入ってくる光によってこちらも雰囲気を変えてくる。

打ち放しの良さがよく伝わってくる1枚だ。

黄昏の暗くなりかけた青い空にぼんやり月。

人のシルエットも絵になる。

残念なのは写真技術がないため、ボヤケてしまってその美しさが台無しになってしまったことだ。

まわりが暗くなってきた中でここハウスショップは明かりで煌々として浮き出ているようであった。

売られているスーベニアグッズもクオリティーが高く迷ってしまうほど。

思わず草間彌生作の「黄色い南瓜」のレプリカを衝動買いしてしまった。

参考に今回ベネッセハウスから発行されたクーポン1,000円券をアップしました。

さらに参考にベネッセハウスの平面図とその周辺の地図もなにかの参考になればとアップしてみました。


ザ・サウザント京都

2023-03-13 06:10:23 | ホテル・旅館

京都タワーの見えるJR京都駅の烏丸口から徒歩2分、悠久の都京都の知恵とおもてなしに

あふれる次の千年の心地よさを追求した「千年ホテル」が2019年1月29日に開業した。

ホテル京阪チェーンが総力をあげて仕上げたフラッグシップホテルだ。

このホテルのデザインコンセプトはコンフォートミニマリズム。

一建築の中に2つのブランド、即ちザ・サウザント京都と京都センチュリーホテル

(築38年)のホテルが同居している。

この建物の設計を担当したのは東畑建築事務所、施工は竹中工務店がやった。

B1F、9F、RC新築と改修で客室は全222室ある。

この建物はグッドデザイン賞を受賞した。

風除室を入るといきなり素晴らしい竹林の光と緑のアートの坪庭が私達を迎えてくれる。

次のメインロビーに向かうにはこの木目調模様の魔法がかかったような不思議なトンネルをくぐって行く。

このトンネルをくぐると目の前になんとも妖艶で魅力的な動くアート「YURAGI(ゆらぎ)」と

「UTUROI(うつろい)」をコンセプトに風に揺らぐ情景や、季節ごとに移ろう心地よさを表現した

作品がやさしく迎えてくれる。

この作品はよくよく見るとハイテク技術は別としてコストがあまりかかっていないように見えた。

薄い衣とファンとLED照明でできている。

まさにアイディアのひらめきがこの作品を造り上げたといえよう。

行く前に写真で見た空間がなかなか理解できませんでしたが、

百聞は一見にしかず、素晴らしい空間が目の前に広がり即納得いたしました。

このホテル機会があれば是非一度は行くべきです。

館内へは京都の路地を彷彿させる通り庭を進み、抜けた先には

6階まで吹き抜けとなった圧巻のロビー、フロントが広がる。

当ホテルのアイコンのひとつ大階段が構えている。

その威風堂々な光景は各所知恩院をイメージしたものだとか。

最近のホテルは深刻化するプラスチックごみ問題を取り組んでいる結果、

歯ブラシ、ひげ剃り、ブラシ、シャワーキャップ、ヘアゴム、コットンなどの

部屋設置を取り止めている所が多くなってきた。

当ホテルもSDGsに則ったアメニティ、ゴミ問題に取り組んでいる。

この事を事前に知らないとホテルで有料で買うようになる。

ザ・サウザントHの掲げる千年の都に生きるサスティナブルコンフォートホテルのもと

客室のコンセプトは日常を忘れ静かに流れる京の時間を禅や茶道に通じる

引き算の美しさ、自然と調和する京町屋の美しさを取り入れている。

まさにシンプルイズベストだ。

尚部屋のゴミも分別ごみにしている。

その上通常各部屋に置いてある説明案内書類は一切ない。

すべてはこのタブレットの中に

もうすごいの一言だ。

又、建物部材のデザインも随所に町屋を思わせる

格子のようなデザインを取り入れて京都の風情を演出している。

椅子にも西陣の香りがする。

又ホテル館内でモダンアートにふれられる50点もの作品をパブリックスペースに

展示している。

その作品にふれるアートイメージツアーも定期的に行われているとか。

素晴しいですねー。

当ホテルでは朝食を和食と洋食が選択することができる。

ここ和食会場の「KIZAHASHI」がまた素敵で素晴らしい。

スミダマンは白木が真新しいカウンター席に通されたが、

大きな窓の向こうはミニ庭園に成っていて朝からやすらぎを感じることができる。

ここの朝食のこだわりがいかにも京都。

まずはお目覚めの一口として自然の旨の「お出汁」

京都の食文化のベース「お出汁」をいきなり直球として投げてきた。

これはすごい事だ。

ご飯も京都美山産の美し米を各人釜炊きで。

そして売りの平飼い卵のだし巻。

他では脇役のこの3つの売りを主役にご覧のおかずが主役をフォローしている。

2日目の朝食は洋食の「SCALAE」で。

スミダマンは訳ありでコーヒーのみ(理由は後日のブログでご説明を。

今回の旅で一番のサプライズが起きた為です。)

こちらも和食会場に引けを取らない素敵な空間が優しく広がっていた。

コーヒーカップも大人の雰囲気でお洒落。

売りのエッグベネディクトをはじめすべてがワンランク上の美しさと相方も絶賛していた。

洋食の「KIZAHASHI」と和食の「SCALAE」の間にある「TEA AND BAG」

ここは朝は閉じてのぞき見ただけ。

こちらは宴会場、バンケットルーム。

ホテル探検で無人のエリアを潜入した。

吹抜空間を取り囲む粗密格子。

壁は黒を基調としつつも温かみを感じさせる。

日本の伝統禅に通じる引き算の思想から生まれるシンプルなデザイン。

光、風、緑アートで艶を添える考え方。

「庭の体験」「光の体験」「おもてなしの体験」の3つの体験を柱に

ザ・サウザントホテル京都は次の千年の心地よさを追求しているホテルだ。


華鳳・別邸越の里

2023-02-17 06:05:22 | ホテル・旅館

https://www.kahou.com/

https://www.koshinosato.com/

新潟県新発田市月岡温泉134番地

月岡温泉の代表的旅館華鳳・別邸越の里、泉慶はそれぞれ姉妹館で、

最初に昭和42年、現在の女将の母が泉慶を開業し、

その後平成9年に華鳳、平成19年に別邸越の里を開館させた。

2015年プロが選ぶ日本の旅館100選でなんと全国2位を獲得した。

玄関のところには黒塗りの旅館送迎用専用車が最初に目に飛び込んできたのでパチリ。

玄関を入ると巨大な空間ロビーラウンジが迎えてくれた。

一瞬その圧倒的な空気感、そして素敵な造りに思わず足を止めて見回してしまうほどだ。

このご夫妻の肖像画が創業者ご夫妻だ。

そういえば記憶で約30年位前、社内旅行で当館にお世話になったことがあり、

この女将が宴会場にご挨拶に来たことを思い出した。

ロビーラウンジを過ぎると大きな売店、おみやげ売場がある。

ここは旅館の規模からして全てが大きく立派だ。

そして華鳳の至るところには絵画や書などの美術、工芸品が展示してあり、

逆にそれが威圧感にすら感じることもあった。

華鳳内をしばらく進んでいくと今回お世話になった「別邸越の里」の専用廊下、入口に出る。

「越の里」は客室数20室の全室スイートタイプ白玉の湯ラグジュアリー旅館で寛ぎの空間を提供している。

チェックインはこちらの宿専用のロビーがありコンシェルジュスタッフが対応する程の設置になっている。

「別邸越の里」は5フロアあり里山の彩りをテーマにフロアごとにコンセプトを変えているとか。

そしてワンフロアには4室のみでご覧のように最近の記憶では今までで一番広い部屋で

「これはすごい」と感心してしまうほどゴージャス感があった。

ちなみに今回お世話になったのは7階茜の間でコンセプトは「里の空」だそうだ。

当室に到着したのが17時ごろ。

窓から見えた光景は思わずため息が出るほど美しかった。

美しい田園風景、日本の原風景が目の前に広がり、しかし夕焼が時間を経るごとに移り変わり

まさに茜色の空、山々、大地里山の様子を独り占めできた至福の時でもあった。

こちらは日が変わって早朝6時ごろの朝焼けの風景。

夕焼朝焼けそれぞれ趣きが違ってこれを両方堪能できたなんてなんと贅沢なことなのだと自然に感謝だ。

当館から見える越後平野と越後連山の景色写真。

部屋に備えてありました。

そして部屋から張り出された専用露天風呂。

早朝に見た越後の朝焼け風景も感動的でありました。

これは部屋にあったお菓子。

一般的にはご当地の名物和菓子が置いてあるが、

当館は柿の種などで有名な亀田のおせんべいが山になって置いてあったのが新潟らしい。

当旅館は巨大だ。

大浴場、宴会場に行くにはフローリングの廊下、次に畳敷の廊下そしてじゅうたん廊下を歩く。

そして吹き抜けと池のある和の空間、大浴場入口に到着。

やはりこの旅館は大きいと実感。

大浴場の休み処もこの広さ。

子供の遊びコーナーまである。

さあこれから宴会「秋風感じる季の越後旬の味覚を味わう」水無月献立のスタート。

当旅館は日本屈指のおもてなしそして美食が堪能できることでも評判。

そういえばバスガイドさん曰く「日本一と評判の石川県加賀屋旅館に追いつけ、

追い越せと頑張っている旅館」を思い出した。

こちらが女将の着物姿。

朝の朝食会場で一際働く姿の凛々しい女性が目に付いたがこの方が女将さんだった。

とにかくこの女将さんはよく動く、よく働く。

ビックリだ。

日は変わってこちらが朝食会場、コンベンションホール「黎明」。

まるで体育館のような広さ。

そして数多く並んだシャンデリア。

壁の青の空(?)と樹々のデザインの鮮やかさが眠い目を起こさせる。

朝食はご覧のようにビュッフェスタイル。

会場が巨大なだけに料理が置かれているテーブルもあっち行ったりこっち行ったり。

和洋中なんでもある。

ピザ窯まである。

スミダマンは基本ビュッフェスタイルは大好き。

ぐるり見て回る時、ワクワク感ドキドキ感があり、このエンターテインメント性は朝から刺激的だ。

毎度おなじみのてんこ盛りスミダマンプレート。

今回はこれだけで充分のマイトッピング海鮮丼が主役を主張している。

いったい全部で何キロカロリーあるのだろう。

完全に4桁のカロリーは超えてますよネ。

これが評判のヤスダの飲むヨーグルト。

確かにこれは旨い。

 

 

 


ザ・リッツ・カールトンホテル京都

2023-01-27 06:06:44 | ホテル・旅館

夕食を終え、酔い覚ましに一泊お世話になったソラリア西鉄ホテルの近くにある

超高級ホテル「ザ・リッツ・カールトンホテル京都」に見学を兼ねて散策をしてきた。

犬矢来がいかにも京都らしいですね。

当ホテルは2014年(平成26年)2月7日に開業。

以前ここにあったホテルフジタ京都を取り壊し日建設計が設計を担当して

地下2階、地上5階で134室、大林組が施工した。

前の日は夜で暗く全景がわからなかったので、

翌日早朝散歩で鴨川沿いを歩きながら全景を写真に収めてきた。

二条大橋の近く、鴨川のほとりにある雅な気品と上質なおもてなし溢れる京都が誇る

最高級ラグジュアリーアーバンリゾート、5レッドパピリオンは不動の地位をもはや定位置化している。

客室は明治時代の京都の近代建築の趣きと近代ラグジュアリーホテルの洗練された快適さが

見事に調和した優雅で贅沢な空間が広がっている。

スイート以外の客室でも平均50㎡以上と京都としてはかなりゆったりした広さだ。

日本の伝統、和のおもてなしの心と、

ラグジュアリーホテルの利便性が美しく溶け合った空間が広がっている。

京都の伝統や文化のエッセンスが織りなすラグジュアリーな空間で

ここでしか味わえない上質な時間が流れている。

ミシュランの星に輝く日本レストラン「天麩羅水暉」からイタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」まで

ザ・リッツ・カールトンホテル京都のレストランでは驚きに満ちた極上の食事が味わえる。

当ホテルでは朝食からディナーまでシーンに合わせて選べる

4つのレストラン「ピエール・エルメ・パリブティック」のスイーツのほか

ワインテイスティングやプライベートダイニングなどの特別な体験を楽しむことができる。

そして各部屋の照明器具のなんと洒落ていることか。

モチーフは番傘だ。

これはすごい。

本当に内装デザインにもお金をかけゴージャスで素敵だ。

ここは日中観光してただ寝に帰ってくるだけのホテルではちょっともったいない。

インテリアとしての盆栽というよりはちょっと大振りな松。

宝石を散りばめたような琵琶風のオブジェもおもわず足を止めて見入ってしまう。

建物の外部に目を移すと庭園の緑と紅葉がライトアップされとても美しい。

ここは見た範囲では一格も二格も上のラグジュアリーホテルだ。


ソラリア西鉄ホテル京都プレミア

2023-01-25 06:37:49 | ホテル・旅館

当ホテルは西鉄ホテルグループの1つで2017年4月29日にオープンした。

場所は京都最大の繁華街の四条河原町に近接した三条エリア、

そして鴨川沿いに面したところに立地している。

以前宿泊したホテルオークラの近くにあり、前々から気になっていたホテルの1つだった。

ホテルに入るといきなりそこに1枚の絵画を思わせる緑の庭園がお客さまを出迎えてくれる。

床の石材の黒のすじも視覚的にそちらに目を向けるようにデザインされているようだ。

ロビーラウンジ、フロントデスクも目に優しい照明で上質で落ち着いた空間を造り上げている。

まさに心和む空間で四季折々の景色がたのしめる素晴らしいデザイン設計だ。

そして国際観光都市京都のホテルならではの観光情報「紅葉情報」が

ロビーのところに掲示されていたのはおもてなしの心が伝わってきた。

ホテル内の廊下、エレベーター前などエリアも照明照度がちょっと控えめで、

当ホテル外装といい、ワンポイントカラーのレッドがとても効果的に効いている。

部屋のレイアウトは通常のホテルと逆でバスルームエリアが窓側に配置され、とても印象的だ。

客室から眺める国内最大規模のモスウォール、中庭、専用庭付きの部屋などは

世界的に活躍する庭園デザイナー石原和幸氏が手がけた。

当ホテルのコンセプト「お客さまと出逢える喜びに感激し、

ホテルに居ながら京都を感じ楽しんでいただきたい」

そんな思いでお客様の特別な方法で演出を行っている。

当ホテルも大浴場があり、旅の疲れを癒してくれる。

ご覧のようにシンプルで和モダンな空間と

竹を植えるなど四季折々の風景が楽しめる庭園風の浴室で素晴らしい。

最近オープンしたホテルの大風呂の照明はかなり抑えた明るさを採用していて、とても目に優しい。

朝食会場のレストラン「翠京」。

福岡の老舗ホテルである西鉄グランドホテルの伝統を受け継ぐ洋食料理と京料理の融合が素晴らしい。

ここでも壁面のモスウォールがとても印象的で朝の視覚に緑の壁がとても優しく語りかけてくるようだ。

なお、当ホテルでは2,700円(税込)で外部からも朝食をとることができる。

目の前で作るシェフのオムレツはオムレツの具材(チーズ、オニオン、ソーセージ、ベーコン、明太子)

5種と目玉焼きを紙に書いてオーダーする方法で他のホテルではあまり見ないやり方だ。

当ホテルはコロナ感染対策としてビニールの手袋をして

ビュッフェスタイルに対応していてとても安心できた。

これが朝食ビュッフェのラインアップ。

ちらし寿司、鯛茶漬け、温野菜カレーなど京都らしいメニューが用意されているのもうれしい。

デザートに2種のアイスクリームがチョイスできる。

そして毎度おなじみのスミダマンのてんこ盛りブレックファースト。

最近はカレーがどうしても外せなくなってきた。