スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

スミダマンに成りませんか!!

2019-04-28 07:35:54 | お仕事

世の中、種々な業種で人手不足が報道されています。

私達の建設業界でも現場監督者、各職種の職人さんの

不足は深刻なレベルであります。当社も御多分に漏れず

現場監督者(リフォーム監督、営業など他のセクションでも)が圧倒的に不足しています。

求人活動はそれなりにしているつもりですが、アイディアの一つに

各現場の仮囲いに求人看板を張り出しました。

更に当社スミダワンのテナント表示袖看板の一部が

空いていたので同じ現場監督求人看板を出しました。

スミダマンのほのぼの奮戦記の愛読者の中で

ご本人はもちろんの事、親戚、友人、知人に紹介推薦

できる人がいらっしゃいましたら、是非ご一報お願いいたします。

TEL 048-882-0166

担当 岡田 まで

資格をお持ちの方は特に優遇いたします。

又、入社が決定いたしましたら、御礼をさせていただきます。

愛読者の皆様よろしくお願いいたします。


浦和の名刹 玉蔵院

2019-04-27 07:33:45 | ご近所情報

浦和の市街地の真ん中、旧中山道からちょっと入った所にある

真言宗豊山派の古刹が玉蔵院だ。

山号は宝珠山、北足立88ヶ霊場の55番で創建年は平安時代

空海によって創建されたという。

元禄12年(1619年)の災厄で一度伽藍を焼失、

この本堂は元禄14年に再建された。

以後徐々に復興、特に現在の40世住職によって

以前とは見違える程整備された。この第2の山門、

そして内庭の白い玉砂利が敷かれた石庭と石橋は

一昔前の玉蔵院さんとは様変わりした。

実は玉蔵院さんは我家の菩薩寺で先代、先々代住職には

葬儀で大変お世話になった。現在は本堂で葬儀が挙行されるのを

見ることが無くなったが、以前はこの中庭を使って

お通夜、告別式を執り行った。この社務所はその当時のままで懐かしい。

第1の山門と鐘楼門。特に大晦日になると、市街地の中心にある為

108つの除夜の鐘の音は我家からも良く聞こえる。

20数年前にアルゼンチンから来た交換留学生と大晦日にこの鐘を

撞いたことを思い出す。この山門は浦和エリア旨い店シリーズで

紹介した「石家」「サムシング本店」「宝ずし」の前にある。

さらに玉蔵院の歴史を巡っていくと戦国時代、醍醐寺三宝院の

直末寺となり、学僧印融が来て中興となった。

1591年には徳川家康が10石の寺領を寄進、その後

江戸時代に入って真言宗豊山派に属し、奈良長谷寺から

住職が派遣されるなど格式を有した。

この本堂横にあるしだれ桜は樹齢100年以上も経ち浦和エリアの

桜の名所として名高い。残念ながら訪れた時は既に葉桜に

なってしまったが、それは素晴らしいしだれ桜でカメラマンで境内は埋まってしまう。

この地蔵堂は内陣墓股墨書銘により安永9年(1780年)の

建立であることが知られている。三間仏堂ではあるが、

本格的な造営を受けた仏堂建築でしかも建立年代が明らかであり

保存価値が極めて高いと言われている。また、こちらに安置されている

地蔵菩薩像(埼玉県指定有形文化財)は平安時代末期の作と言われ

地蔵信仰の寺として長い歴史を持っている。

境内にある玉蔵院の葬祭場、ちょっと規模が小さい為、

利用される機会が少ない様だ。

やはり現住職によって整備された本尊境内と葬儀場のある

境内の竹垣は周囲の樹々と相俟ってとても良い雰囲気を作っている。

社務所から本堂につながる廊下と和室待機室、そして昔に比べて

整備され美しくなった本堂の祭壇。しみじみ巡らなかったが

祭壇は3つある様だ。玉蔵院の本尊は大日如来坐像で

宝永7年(1710年)の作と言われている。

又、毎年8月23日に行われる施餓鬼は関東三大施餓鬼の1つとなっている。

山門を守っている様にジッと座ってまわりを見回している猫。

よーく見ると首には唐草模様の首輪を巻いている。とても絵になる一枚だ。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その427~

2019-04-26 06:37:37 | 食~その他

Cafe Terrace Tricolore 浦和店

浦和区高砂1-15-1 伊勢丹浦和店7階

TEL 048-826-0707 (直通)

いよいよ伊勢丹イートパラダイス(11軒)最後の店の紹介となりました。

当店も一回も今まで入ったことのない店です。

店名で分かる様に、ここはレストランではなく、カフェがメイン。

ランチメニューも種類が少なく限られている。

イートパラダイスは全店ショーウィンドーを設けている。

これを見てもメインはドリンク、スイーツ、ワッフルで

一番下にカレー、パスタ、サンドウィッチが申し訳程度に並んでいる。

各他店はどこもウェイティングで長蛇の列だが、ここだけは列は出来ていなかった。

店の造りはとてもオープンでカジュアル。やはり当店も女性客が

圧倒的でしかも年齢層が高い。日中の伊勢丹イートパラダイスを

ブラブラ歩くといかに高齢化社会だということを実感してしまう。

こちらも伊勢丹特有のおすすめランチベスト3が表示されていた。

No.1 ワンプレートランチ1,350円、No.2 本日のパスタランチ1,296円

No.3  フルーティーカレーランチ1,188円。

cpは高いわりに個性がないラインアップだ。

STAUB MENU(ホーロー鍋メニュ) ハンバークと野菜の

デミグラスストウブ煮込み ドリンク、パン、サラダ、ケーキ付で1,728円 

いい値段ですね。

カレーが2種、パスタが4種のフードメニュー

こちらがどちらかというとメインのスウィートメニュー

ほうじ茶クリームあんみつ735円、クリームあんみつ681円、

紅茶パフェ864円。この値段は他店で昼食ができる。

やはり伊勢丹イートパラダイスは高い。

それなのになんでこんなに混んでいるのだろう。

平凡なメニューの中で一番個性的なメニュー

グリルチキンのフルーティカレー1,383円をチョイス。

選びながらブログ取材とはいえ、心が寂しくなった。

あえて救いはライスが味が付いた炒め物だったことかな。

店の壁には気に成るメッセージが書かれてあった。

NEW   Discovery Today's feelings   Idea =Plus Best Partner   Favorite

これを何と理解していいのか?

これがイートパラダイス11軒+AGIO(2019-2-21付その419参照)

ジャンルを見ると、カジュアルな和食、本格的和食

デパート食堂、イタリアン、中華、寿司、天ぷら、甘味処、

とんかつ、そば、カフェとさすがバランスが取れている。

そしてこの案内の下には各店のパンフレットが。


レベル出し研修

2019-04-25 06:15:13 | お仕事

新年度から建築部に新入社員が入社し、さっそく研修が始まった。

この日は晴天の中、水準測量用の機器、オートレベルを

使ってのレベル出しの実技の研修。

先輩からの優しい指導に興味津々。新入社員はやはり初々しい。

建物をまっすく垂直に立てる基本はレベル。

水平に視準線から作業に必要な高さの基準を出すことを

「レベルを出す」「ベレルを見る」という。

このオートレベルより扱いが難しいのが通称「トラ」(トランシットの略)。

こちらは角度を測る測量機器。これが使えるだけで

職人に「監督さん」と呼ばれ、一目おかれる存在と成る。

気泡が目盛り線間の中央に位置させないと水準測量又は

高低測量は狂ってしまう。まずレベルの水平チェックから。

レベル出しに使われるのが墨つぼの道具。

パッと倉庫から持ってきただけで3種類もある。

昔大工さんが使っていた墨つぼよりはデザインが随分進化している。

奥にいる新人写真が持っている棒が通称「バカ棒」。

一人がバカ棒を持ちレベルを覗く人がバカ棒に付けられたターゲットを

ねらって上げ下げを手で合図する。その微妙な手指の

動きにそれぞれ持ち味、個性が出る。


浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編249~

2019-04-24 06:06:52 | 食~番外編(都内)

かおたんラーメン えんとつ屋  南青山店

東京都港区南青山2-34-20

TEL 03-3475-6337

定休日 日曜日

営業時間 月~木 11:00~翌5:00

金・土 11:30~翌6:00

当店は青山墓地南中央入口の右側にあるラーメン専門店。

墓地散策を半分終わって、お腹がすいてきたので

近くのコンビニで推薦を受けたお店だ。

店の外観はまるで戦後のバラックを思いおこさせる屋台風の造りだ。

今時、こんな建物が都内の真ん中に残っているのかと一瞬腰が引けた。

行った時は人気店らしく満席で若干のウェイティング。

席は19席あり、内もバラック的な造りで、

かえって新鮮に感じた。店の人は中国福建省出身の中国人。

もう35年間も営業を続けていると言っていた。

店は早朝まで営業しているとあって飲んだ後の〆の一杯として

訪れる人が多いらしい。我々の後から外国人の

ファミリーが来てさすがインターナショナル東京といった店であった。

天井を見ると電気の配線が露出していて戦後間もない頃の

硝子があった。これは超懐かしい!ひょっとしたらこの内装は

意識的にわざとやったものかもしれないナ。

この年季の入ったメニューも演出の為か、あるいは昔のままなのか。

ラーメンが750円、雲呑はワンタンと読むとは知らなかった。

味肉野菜ラーメンとはどんなラーメンなのだろう。

下の写真は酒肴になる単品。変わった所では、

仔袋500円、軟骨500円、腸詰600円、角煮600円、ボイル野菜500円。

トッピングとして玉子が3種、生玉子50円、ゆ玉子80円、

味付玉子100円と小刻みな価格設定。個性的なものとして

パクチー100円、あおさ150円などがある。

全般的にCPはバラック的安さだ。

快晴の中、歩いて喉が渇いたので相方と一杯やろうということに成って

ビールのつまみにメンマ盛り450円と、味付けモヤシ450円を取った。

これが味にコクがあって旨いんだナー。特に味付けモヤシは

ただの料理のレベルではない。尚ビールは缶ビールが出て来たのには驚いた。

餃子は6ヶで600円。旨かったことは旨かったが、

どうも餃子で唸る程の餃子にはあまり出会わない。難しい料理だ。

オーソドックスに王道のラーメン750円を注文。

自分的ルーティンとしては最初にスープを3~4杯飲む。

「ウォーこれはすごいスープだ」ほんのり甘味があり、

奥深い優しい味わい。看板に書いてあったが

これが中国福建省の高級スープか・・・。

麺は弾力のある細麺。

たぶん㈱丸山製麺製か。

具はチャーシューにメンマ、モヤシ。

比較的珍しいサヤエンドウの緑が美しい。

建物、内装のイメージとは程遠いものすごい繊細なラーメンで、

感動するほど美味しかった。

ここは場所的に何度も行けないところだが、近くに来た際は是非、もう一度足を

運びたいラーメン屋さんだ。


桜満開の青山墓地 PARTⅢ

2019-04-23 05:19:19 | ご近所情報

今回で3回目、最後の青山墓地レポートになった。

(2016-6-3付PARTⅠ、2019-2-24付PARTⅡ(その1)、

2019-2-25付PARTⅡ(その2)を参照してください。)

前回のブログには、「青山墓地は桜の隠れた名所。次回は桜が

咲いている時に行くつもり」と書いたが、そのタイミングが来た。

この日(4月6日土曜日)は絶妙の花見日和、ソメイヨシノは

満開でこの世のものとは思えぬ程美しかった。

青山墓地の真ん中を走るメイン通りの北中央通入口と

東西通りの交差点あたりで撮ったもの。中央通りは両サイドに

桜の木が茂り、桜の花のトンネルに成っていた。

今度は青山陸橋から東京ミッドタウン方面の桜並木

墓地内の脇道に入っても桜並木は続いていた。

これ程桜の木があるとは、咲いてみなければ分からない。

本当に素晴らしい光景だ。

この区道は一方通行で、交通量も少ない。ご覧のように

道路のセンターに出て、モデルらしき女性のミニ撮影会もどきが行なわれていた。

前回アップした巨大な大久保利通公の墓の隣りに

ひっそり隠れているような中村太郎の墓と大久保家・馬の墓。

中村太郎(1852?-1878)は大阪(一説には大井川付近)で

大久保利通と出逢いその人柄を見込まれて従僕として

召し抱えられた。身寄りが無く、中村太郎の名は

大久保公から賜ったものと伝えられている。大久保公の

馭者を務めていたため明治11年5月14日に清水谷

(現在の千代田区紀尾井町)で難に遭い、短い生涯を終えた。

又、遭難時に馬車を牽いていたら馬も命を落とした。

後に、手綱を握った中村と共に大久保公に寄り添うように

この地に眠っている。(2018-6-9付ブログ参照)

前回見つからなかった元外務大臣松岡洋右のお墓。

1880年(明治13年)、山口県で生まれ、アメリカへ留学した

日本の外交官、政治家。満州国では満鉄の総裁となり

その後日本の国際連盟脱退、日独伊三国同盟の締結、

日ソ中立条約の締結など、第二次世界大戦前夜の

日本外交の重要な局面に代表的な外交官、外務大臣として関与した。

敗戦後、極東国際軍事裁判の公判中に病死した。

1946年6月27日没(66歳)。墓石を見るとカトリック信者で

洗礼名はヨゼフであった。

外国人墓地を覗くと外国人の方が何人もいて、墓誌などを真剣に見ていた。

東京在住の方なのか、観光客なのか分からないが

熱心に読んでいる姿が妙に印象的だった。

又、大きな紅白の花桃も満開でまさに春爛漫だ。

遠くから見て一際大きい墓石があったので、誰だろうと行ってみたら

今NHKの大河ドラマ「いだてん(韋駄天)」に

登場する三島通庸と妻和歌子のお墓だった。

この様な出会いがあるから、やめられない。

三島通庸は薩摩出身で大久保利通に可愛がられ精忠組のメンバーとして

血なまぐさい幕末を生き抜いてきた本物の志士だ。

明治時代に入り内務官僚として山形、福島、栃木の県令を

務め鬼県令と言われてきた。その後第5代警視総監も務めた。

妻和歌子も薩摩の出身で女西郷と異名を馳せ、

大河ドラマ「いだてん」にも登場している。

長男弥太郎は第8代日本銀行総裁、そして五男の弥彦は

金栗四三とともに日本人初のオリンピック選手、

短距離ランナーとしてストックホルム大会に出場している。

尚小説家の三島由紀夫は親戚にあたる。

そして又々ビックリした出会いがあった。この大きな三島家の墓を

しみじみ見て目を移した時隣り和田家の墓石と墓誌を見たら

昔父親の葬儀等でお世話に成ったさがみ典礼(葬儀社)の

創始者和田昌也氏のお墓を発見。偶然にもこういう再会があるのかと鳥肌がたった。

日本の海軍軍人広瀬武夫中佐のお墓。(1889年-1904年)

日露戦争 旅順港閉塞作戦に参戦、部下の杉野上等兵曹を助けるため、

福井丸に戻り、救命ボートに乗り移ろうとした直後、

頭部にロシア軍の砲弾の直撃を戦死。日本初の軍神となり

出身地の大分県竹田市に広瀬を祀る広瀬神社が創建された。

10数年前、旅でこの神社の前を通ったのを思い出した。

左側の墓は兄勝比呂海軍少将。

今回の青山墓地参拝でお会いしたかった一人が司馬遼太郎の

歴史小説「坂の上の雲」の3人の主人公の一人秋山好古氏に

会うことだった。実は過去が過去2回の経験でお墓を捜すのが

意外に大変で今回、花見をかねて知人を誘った。2人で手分けして

何人かの墓を見つけたがその1人がこの秋山好古の墓だった。

墓石を見るとまだ新しく墓誌を見てようやく分かった。

秋山好古陸軍大将は伊予国(現愛媛県松山市)で誕生し

弟の海軍中将真之氏とは秋山兄弟として有名だ。

好古は「日本騎兵の父」と云われた。その後、教育者として

故郷の私立北予中学校(現・愛媛県立松山北高校)の校長を

死去の半年前まで務めた。弟の秋山真之は日露戦争の

日本海海戦で連合艦隊先任参謀として東郷平八郎長官と

勝利に貢献した。「帝国ノ興発此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」

のZ旗信号「本日天気晴天ナレドモ浪高シ」の報告電報を打ったことでも知られている。

尚、坂の上の雲のもう一人の主人公は正岡子規だ。

北里柴三郎(1853年(嘉永5年)~1931年(昭和6年))は

熊本県阿蘇郡小国町で生まれた日本の医学者、細菌学者である。

貴族院議員・従二位・勲一等・男爵・医学博士。

第1回ノーベル生理学・医学賞の最終候補者にも選ばれた。

「日本の細菌学の父」として知られぺスト菌を発見し、破傷風の治療法を

開発するなど感染症医学の発展に貢献した。

青山墓地訪問の3日後にビックニュースが飛び込んできた。5年後に紙幣の

デザインを変えるとの麻生財務大臣の記者会見。その中で1,000円札は

この北里柴三郎の肖像になるとか。これには驚いた。発表後

こちらの墓に墓参りする人が大勢来たに違いない。因みに1万円札は

埼玉県が生んだ偉人渋沢栄一、5,000円札は津田梅子に変わる。

長岡半太郎(1865年(慶応元年)~1950年(昭和25円年))は日本の物理学者。

土星型原子モデルの提唱などの学問的業績を残した。

初代大阪帝国大学総長、帝国学士院院長、第一回文化勲章受賞。本多光太郎、

鈴木梅太郎と共に理系の三太郎と称される。

会津藩士で明治時代の陸軍軍人山川浩(1845年弘化2年―1898年明治31年)。

山川兄弟として有名で、弟山川健次郎は東京帝国大学、京都帝国大学両総長

九州帝国大学の初代総長を務めた。又妹の大山捨松は大山厳の妻だ。

日本の小説家、詩人、ジャーナリストの国木田独歩(明治4年~明治41)の墓。

田山花袋、柳田國男らと知り合い「独歩吟」を発表。

「武蔵野」といった浪漫的な作品の後「春の鳥」「竹の木戸」などの

自然主義文学の先駆とされる。現在も続いている雑誌

「婦人画報」の創建者でもある。

第27代内閣総理大臣を務めた浜口雄幸(明治3年―昭和6年)の墓。

立憲民政党総裁も歴任した。氏は明治生まれで初の内閣総理大臣となった。

その風貌からライオン宰相と呼ばれ、大衆に親しまれた首相であった。

昭和5年11月14日、特急に乗るため、東京駅のホームで

右翼に銃撃されたが一命を取り留めた。

吉田茂内閣総理大臣のお墓も近くにあるということで随分捜したが

とうとう見つからず、近くを散歩していたオバアチャンに聞いた所

わざわざ案内してくれた。このオバアチャンは近所の石屋さんの方で

毎日のように青山墓地を散歩してるとの事。

彼女曰く「吉田さんのお墓は移転しましたヨ」成程それでは分からない。

隣りには元総理大臣、現財務大臣麻生太郎の父母の麻生太賀吉・

和子の墓があった。太賀吉は実業家で麻生セメントのオーナーだ。

妻和子は吉田茂元首相の三女。

このオバアチャンに御木本幸吉のお墓の場所も尋ねた所

親切にも連れて行ってくれた。以前アップした敷地内にあり

墓石も真新しい。たぶん新しく造り替えたのではないか。

 

 

以上3回に渡って青山墓地に眠る歴史上の人物。有名人50名を紹介してきた。

時代は幕末から戦後までこの墓地には日本の歴史が

凝縮されており、やはりすごく重いものを感じざるを得ない。

青山墓地は約26haの広さがあり、約12万人の故人が静かに眠っている。

改めてこんなすごい所はそうわ無いとしみじみ思った。


浦和エリア旨い店シリーズ  ~番外編248~

2019-04-22 05:41:27 | 食~番外編(都内)

旧月 (きゅうづき)

東京都南区新橋2-9-4 新橋乾盃ビル3F

TEL 03-3503-4490

定休日 日曜 祝日

新橋駅西口駅前SL広場からちょっと入った通りのビル3階にある

そば(半手打ち)、天ぷら。水炊きが売りの居酒屋ざん。

当ビルで6年営業しているとか。それにしても乾盃ビルとは随分ストレートなビル名だ。

他に当ビルには「すしざんまい」「花の舞」などが入居している。

エレベーターを降りると目の前に、店の看板とガラス越の厨房が見える。

インテリアの装飾品もアンティークなものが出迎えてくれる。

席は個室スタイルになっていてアールを多用した壁、丸い和風の飾り窓が

並んだ部屋など高級感あるゆったりした空間、長い通路には

ミニ庭園などがある。そして130席もある大型店だ。

大型店だけに厨房内も4~5名の調理人が働いていた。

そして窓ガラスには気に成るステッカー「食べログ話題のお店」が飛び込んできた。

来客前の一部の客室の様子。店名の旧月に因んだ月、桜の柄などの

和風の渋い内装が店の雰囲気を作っている。照度も落として

落ち着いた大人の空気が流れる居酒屋さんだ。

これが当店のメニュー。自慢の水炊きは一人前1,890円、

新橋初のかんぱちしゃぶしゃぶ一人前1,990円、

お造り3種盛合せ1,610円、5種2,140円、

他に肉料理、海鮮料理、おでん、天ぷら、そば屋のつまみ、

サラダなどの野菜料理、食事としてそば屋のラーメン746円、

小丼、自家製の2-8蕎麦など多彩なメニューが並んでいる。

これはお通し、豆腐の上にカニ肉が乗っているのが珍しい。

お造り5種盛合せ。水たこが入っているのも気がきいている。

おまかせおでんの盛り合せ 一人前930円。

砂肝コリコリ焼き 540円。

これは何だったか忘れたが鉄板焼きの一つ。

白髪ねぎは見た目に美しい。

串天ぷらおまかせ5本盛り合せ1,290円。

たれは塩と変わったタレ2種で食する。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その426~

2019-04-20 06:39:59 | 食~そば・うどん

満寿屋

さいたま市浦和区岸町3-16-10

TEL 048-822-2760

定休日 水曜日

旧中山道沿い、調神社の近くにある、昔ながらの普通のおそばやさん。

だいぶ以前に何回か来て、そばが美味しかった記憶がある。

店の前にバイクが2台、出前もやっている様だ。

店外に写真付きのメニューが3つ。天ざる、味噌煮込みうどんとすきやきうどんだ。

名古屋めしの味噌煮込みうどんは浦和エリアでは

あまりお目にかからない。冬になったら食べてみようかな。

店内も昔ながらの造り、4人掛けテーブルが5卓に小上がりの

座敷席があるのが特色かな。ほぼ満席でどうやら常連の

おばあちゃんグループ、近くのゼネコンの方など年配系のお客のみで

落ち着いた雰囲気だ、お店の方はやはり年配の親子(?)か。

写真付きのメニューはそば屋さん定番のセットメニュー。

当然そばとうどんメニュー、それにつけめん、御飯ものそして野菜イタメ、

アジフライ、などの一品料理。

参考にかけそば、うどん400円だ。又、そば屋なのにラーメン、

タンメンなど中華ものもやっている。このメニューをよく見ると

住所はまだ浦和市になったまま、合併してさいたま市になって

15年も経つのに。そして価格はメニュー表より50円増しと書いてある。

こういうのは商売としてまずいのではないか。

この日は親子丼セット850円を注文。満席で混乱しているせいか、

なかなかオーダーを取りに来ない。そして出てくるのも遅い。

他の客には注文を間違えて出していたのも聞いて、

食べる前からこの店大丈夫かと心配になってきた。

そばの方は、手打ちではないかも。味の方も今二だな。

結局ごく普通のそば屋であった。


桃里カントリー倶楽部 

2019-04-19 06:44:51 | ゴルフコース

東北自動車道佐野藤岡ICより2㎞。開場は1991年4月20日、

というからバブル時代オープンして28年経っている。

設計者はJ・マイケル・ポーレットで丘陵コースだ。

確か記憶ではスタート時点の経営母体はその当時の第一

勧銀系だと思ったが、今は一般企業のようだ。

最近はイメージがちょっと変わってきたが、当初は法人接待ゴルフ場であった。

クラブハウスに入ると広々したロビーと2つのラウンジが待っている。

雰囲気は一時代昔の感じがするが、落ち着いていて

重厚な空気が流れている。途中経営が変わった為か、

ラウンジにある椅子などは古びてきて、ちょっと痛みが気に成る。

記憶ではあまりリニューアルはしていない。

プロショップも極スタンダードなスペース、内容だが、ここも落ち着いた空間だ。

ロッカールームの向かい側にはしっとり落ち着いた

日本庭園の坪庭が見え、プレイヤーにやすらぎを与えている。

このあたりはゆったりしたスペースがあり、気持ちがリラックスする。

ロッカールームはしっかりとした木製ロッカーで

接待向けを意識した造りになっている。

最近、ゴルフ場に行くとブログ用の写真を撮る為にロッカーで

着替えた後、風呂場に行くようにしている。この日も脱衣場に居た

女性従業員に声を掛けられた。注意を受けると思ったら

「電気をつけましょうか。」との優しい言葉。思わず有難うございますと

返事をしてしまった。桃里C.Cの風呂は夏暑い日のプレーを

終わった後、ちょうどいい水風呂があり、いつもここで汗を流すのを

楽しみにしている。すごく気持ちがよいですヨ。この風呂から

ガラス越しに日本庭園を眺める時は最高の気分だ。

コースに到着してキャディーバックを降ろすとこの電導カートが

キャディーバック置き場まで運んでくれる。警告の音楽を

鳴らしながらゆっくり動く姿を見ると瞬間遊園地に来た錯覚に陥る。

練習グリーン。コースはフラットなコースだが、周辺には

小高い山に囲まれているのが分かる。

アウト イン スターティングホールへはこの成蹊橋(?)を渡っていく。

この橋は桃里C.Cのシンボルだ。

No.11の打下ろしショートホール。このホールは見た感じが好きだナ。

No.18ロングホール。グリーン手前には噴水が上がって

池に関連したホールが多く、戦略要素になっている。

午前中のラウンジ終わってさぁー昼食だ。個人的にはゴルフの

楽しみの1つは昼食、桃里のランチは何があるかな?

ご覧のように2Fレストラン、ラウンジは天井、柱が木で優しい印象を与える。

応接セットレストランの椅子は昔のままだ。フィックスの大きな

窓硝子の向こうには素晴らしい景観が見える。

浦和エリア旨い店シリーズと同じようにメニューを沢山撮った。

一般のレストランよりは撮り易い。各メニューには

1つ1つコメントが書いてある。どうしてもゴルフ場の食事はCPが高い。

ビーフカレーがサラダ、ヨーグルトが付いてとはいえ、税抜1,600円。

皆1,000円代後半のCP設定になっている。

塩ラーメン、エビチリ、ライス付1,700円をオーダー。

豚・鶏の旨味と香辛野菜の風味豊かなスープにたっぷりの野菜を乗せた塩ラーメン。

コース売店とNo.5ミドルホールとティグランド。桃里C.Cは

フェアウェイが全体的に広々していて、バンカーもあまり効いていない。

距離も短かめで、比較的良いスコアが出る。

我々の仲間ではスランプになったら桃里C.Cへ行こうという話があるくらいだ。

ここがアウトNo.9のロングホール。左がOBで右側には池がある。

セカンドショットが勝負になる。


浦和エリア旨い店シリーズ ~その261-Ⅱ~

2019-04-18 06:26:45 | 食~そば・うどん

武蔵野うどん 澤村

戸田市大字美女木1323-6

TEL 048-424-7676

営業時間 11:00~16:00 駐車場 有

前店の場所が土地売却、建物取り壊しの為この地にパワーアップして

移転してきた。前店より麺専門工房で直販もしている会社

澤村製麺所を全面に出している。店舗もかなり大型化し、

ロケーションからして、車で来店する客が多いことを見越して

駐車場も相当台数がある。しかしそれ以上にお客が多くこの日は満車になっていた。

ご覧のように新店は新幹線、埼京線の高架下、写真を見ると

自転車で来る客も多い様だ。入口玄関の扉はばか大きくとても

うどん専門店とは思えない重厚な扉でビックリした。

ある意味うまい場所にオープンしたものだと思った。

オープンは今年2月5日、赤チョークで「浦和澤村の移転リニューアル

オープンです!」との書き込み。営業時間は今の所

夜は営業しておらず、日中11:00~16:00迄は営業しっぱなしの様だ。

店内に入るとさらにビックリ。まるで体育館の様な広さ。

天井高も高く、おしゃれでモダンなうどん屋さんに変身していた。

この移転リニューアルオープンは相当な路線変更、明確なコンセプト

ベンチャー的決断をオーナーはしたナーと感服した。

席数はカウンター席16席、テーブル席はなんと58席、その内

12席座れる大テーブルが2つある。床はコンクリート仕上げで

一面の壁は全面ガラス張りでオープンで明るい。

BGMもモダンクラシックが流れていて、とてもうどん屋さんとは思えない雰囲気だ。

入口を入った所にはさいたま市内産の地野菜がディスプレーされ、

その奥の広い部屋が製麺所になっている。

当店は毎日店内で作る自家製麺工房としての麺専門工場設備を

完備していることを一つの売りにしている。

厨房も前店と違ってオープンキッチンにし、そして当然店の規模からしてすごく広い。

オープン準備にあたって人材の確保はさぞ大変だったことだろう。

ご覧のように天井の仕上げもスケルトン。これだけを見ると、工場、

倉庫仕様だが、今このデザインがかえってモダンさの印象を

伝えるものがある。鉄道高架のRC打放しの太い柱も他店では

真似できない特色になっている。

前店はうどん薬味はテーブルに置いてあったが、当店は大規模店に

成った為かセルフ方式を採用。種類も揚げ玉、揚げエシャレットが加わり、

5種類の薬味、場所も2ヶ所ある。これだけでもエンターテイメント性があり、楽しい。

メニューは前店と変わっていないが、よく比較すると肉汁うどんは

前店が780円だったと思うが、並盛が680円、大盛が780円になっていた。

又、目に付いたのが近日販売の牛とろぶっかけ、冷980円。

これは暑くなったら是非食してみたい。今回なんといっても変わったのが

券売機システムが無くなったということだ。これは嬉しいことだ。

もし券売機システムを続けていたら、そこは大渋滞になっただろう。

本日のごはんはA・宝玉たまごの卵かけごはん290円、

B・牛しぐれ煮の小丼280円、C・小海老と野菜の小天丼380円。

どれも魅力的なサイドメニューだ。しかしうどんだけでも

ボリュームがあるうえ、これを付けると完全に満腹を越え、

確実に体重はオーバーしそうだ。又、春野菜の天ぷら、

春菊の天ぷら80円、アスパラと新玉ねぎのかき揚げ180円も好奇心をかきたてる。

Aのたまごかけご飯は深谷の卵農場田中農場のものを使用。

濃厚でコクのある卵を仕込んだ。そしてオススメは甘生姜たまかけ

生七味たまかけ、ゆず湯たまかけだそうだ。

久し振りの武蔵野うどんさんということで定番の肉汁うどん

並盛680円を若い女性ウエイターに直にオーダー。

当店のうどんは極太。全粒粉を混ぜ込んだ、コシの強い太麺が特徴。

実食してみると、店が変わって味が変わったかな?という

心配はすぐすっ飛んだ。やはりここのは旨いうどんだ。

追加で春野菜の天ぷら80円をオーダー。安いしかもデカイ。

枝から一本まるまるの春菊。好きな野菜だっただけにうれしかったナー。

うどんの出汁にそば湯と同じでこのつけ汁うどん専用の

ゆず湯を入れる。これは傑作です。旨いですヨ。

うどんが茹で上がるまで、周りをキョロキョロしていたら、

他店とは違うモダンなデザインの荷物入れの籠を発見。

安そうな物だがここにもコンセプトから導かれたセンスを感じる。

椅子も同じセンスのカジュアルな物でなかなかグッドだ。

会計レジには15名位だったが長蛇の列。これは改善の余地はありだ。

たまたま自分の席の横で並んでいて気に成ってしまった。

いずれにしても新装オープンした武蔵野うどん澤村さんはうどんの

ワンダーランドに変身し大フィーバーといった感じだった。