「百人一首」 第3回 リメイクの広がり 「19」
「百人一首」に収められた和歌ほど、後世の人たちにリメイクされたものは珍しいというマクミランさん。
かるた遊び、俳句、浮世絵、落語などなど。あの有名な松尾芭蕉も巧みなリメイクを行っている。
「うかりける」を「うかれける」に置き換えることで、花見にうかれる人々を描くユーモラスな和歌に転換。
また美術の領域でも、葛飾北斎が恋愛に使う「みをつくす」という言葉を肉体労働に読み替えて、荷物を押す人々を描くユニークな版画に仕上げている。
第三回は、「百人一首」をリメイクしたさまざまな作品を通して、アレンジして遊ばれることで人々に愛されるようになった「百人一首」の意外な魅力を明らかにしていく。
HAUSER - Song from a Secret Garden
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます