元国連難民高等弁務官 緒方貞子
令和元年10月に亡くなった緒方貞子さん。
難民を支援する国連機関UNHCRの高等弁務官を10年間にわたって務め「命を救うこと」を最優先に難民支援の最前線に立ち続けた。
緒方さんは昭和2年東京生まれ。幼少期をアメリカと中国で過ごし大学卒業後、アメリカに留学。
33歳で結婚し2人の子供を育てながら大学で国際政治学を教えていた。
平成3年に日本人初、女性初の国連難民高等弁務官に就任、クルド人難民問題やボスニア・ヘルツェゴビナの民族浄化の危機に敢然として立ち向かい、
その後の難民支援のあり方を大きく変えた。時代の大きなうねりの中で苦しむ人々に寄り添い続けた92年の生涯だった。
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