己が主 あなたの目から 見えたおれ きみの心 何度傷つけた?
背景のストーリー
君の気持ちと違うことで、自分は、仕方ないやんと、そんな言い訳していた。
あれから時がたち、いま彼女の側に立ってみると、自分の言い訳した行いが、どんなに君を悲しませ、傷つけていたのかと、いま気づいた。
なんでここまで自分勝手だったのか、君の目から見た僕は、涙でにじんでいただろう。
そんなことも知らず、今まで、どんなに悲しませただろう。
もう戻れない。人は自分が強い時には見えないものが沢山ある。
しかし、弱い時だからと見える訳ではない、私が弱い時は今までだって沢山あった。でも、君の側で、君の心から見ることができなかった。
本当に好きになり、切なくなった時にしか見えない景色かもしれない。会いたい、会えない。
その時に見える心の景色。切なすぎる。だからこそ歌ができたんだろうか。世の中のラブソングの数々。
歌にせざるを得ないくらい、つらくて、切ない背景がそこにはある。
だから私も短歌にしたんだと。
しかし、それだけでも気持ちは晴れない。音楽にして、歌にして、メロディーに乗せて、人に伝えた時に、少しは救われるのではないか。そう思った、飛行機の中。