そ の ひ ぐ ら し

その日1日を良く暮らせればよし。
スカイツリーのふもとでちびと小ちびとオットと4人暮らし。

小ちび、療育スタートから1年

2023-01-14 12:37:00 | 子育て - 発達凸凹
2023.1.13 金曜日、はれ
ちび:8歳4ヶ月0日
小ちび:4歳2ヶ月10日

15:45
仕事を切り上げ、いつもより早く保育園に小ちびを迎えに。今日は今年1回目の療育の日。
迎えに行くと小ちびはテンション高めに保育室から飛び出してきて「マスカットたべた!」と教えてくれた。
(最近、最寄りのミニスーパーでシャインマスカットをしょっちゅう目にしては「ぶどうたべたい」とアピールするんだけど、高いから買ってもらえない
療育園に行くよ、というと「トミカあそぶ!」とるんるん(セッションが終わった後に自由遊びの時間がある)。月に1回の個別療育だけど、楽しく通えているのが何より。

16:00
療育園に到着。検温して手を洗うと、担当の心理士の先生がセッション用の個室に案内してくれる。
今日のメニューは
 ①おはじき落とし
 ②紙芝居
 ③カード
 ④積み木
 ⑤ゆらゆらタワー

①のおはじき落としは、おはじきをまず先生と自分に均等に配り、それから先生と交互に缶の中に落とすというもの。シリコンの蓋に、おはじきがちょうど落ちるくらいの穴があいてる。
小ちびは、先生と交互に落とすという順番は理解しつつもだんだん自分のペースでやりたくなって、先生の順番を飛ばしそうになることもしばしば。が、今日はぐっと我慢して順番を守れた。

②の紙芝居では2種類提示されてどっちがいい?と聞かれ「ごきげんのわるいコックさん」をチョイス。
先生に促されて、紙芝居の中のコックさんに「コックさん、こっちむいてー」などと声をかけたりする。ちょっとモジモジしながらも言われた通りにちゃんと言えてる。
いろんな色のぺろぺろキャンディーが出てくるシーンでは、キャンディーの色から何味かを連想させる。これはまだイマイチ。
 先生「これ何色?」
 小ちび「きいろ!」
 先生「何味だと思う?」
 小ちび「・・・」
 先生「バナナかな?」
 小ちび「バナナ!」
 先生「それともレモンかな?」
 小ちび「レモン!」
ってな調子である。
でも赤のキャンディーだけは「いちご!トマト!」と言えた。どっちも大好きな食べ物だからか。

③のカードでは、動物や乗り物、動作などのカードを1枚ずつ示されて「これなあに?」「なんて鳴く?」などの質問に答えていく。
初めは動物。
 先生「これなあに?」
 小ちび「ねこさん」
 先生「なんて鳴く?」
 小ちび「にゃあにゃあ」
といった具合。
猫、犬、ネズミあたりはいい。猿、あやしい。牛、あやしい。馬はなぜか「おうまさん、ヒヒーン!」と言えた(オットが毎週末競馬を見ているせいか・・・)。
その次は
 先生「これなあに?」
 小ちび「うさぎさん」
 先生「うさぎさん、どこが長い?」
 小ちび「・・・」
このシリーズが毎回できない。ぞうさん(鼻が長い)、きりんさん(首が長い)も動物の名前は言えるけど体の部位が言えない。
次は乗り物シリーズ。これは超得意。
 先生「これなあに?」
 小ちび「しんかんせん!」
 先生「どこ走る?」
 小ちび「・・・」
 先生「道路?線路?」
 小ちび「せんろ!」
その次は動作シリーズ。これも以前に比べたらずいぶん言えるようになってきた。
 先生「これなあに?」
 小ちび「いす」
 先生「いすに・・・?」
 小ちび「すわる!」
といった具合に。

④の積み木は、ただの積み木ではなく、棒に通せるような穴のあいた積み木。これを、パネルに示された色と形の通りに棒に通す。超得意。
前回は5パターンやって全問正解。今日は全部で6パターンやって、最後の1問で1箇所だけ間違えたが、先生が「あれ?」と指摘するとすぐ自分で気づいて直せた。
後半、複雑なお題が出されると「えーーー!すごい!」「むずかしい!」と言いながら楽しそう。

⑤のゆらゆらタワーゲームは、ゆらゆらするタワーに人形をそっと乗せていくもの。先生と交互にサイコロを振って、出た面の色の人形を、同じ色の階に乗せていく。ゲームのルール理解に加えて指先の器用さが問われる。後半、乗せるのが難しくなってきたところで先生が「こうやって持つといいよ」と人形の持ち方をアドバイス。小ちび、見てなんとなく真似してる。
タワーがバランスを失って人形が落ちてしまったら、そこまでに全部で何個乗せられたかを数える。今日は先生と合わせて6個乗せられた。
小ちび、「いち、にい、さん、し、ご、ろく!」と数え上げる。数字は以前から得意なのだ。

ひと通りセッションが終わると、先生と私の面談になる。その間小ちびは部屋にあるおもちゃで遊ばせてもらえる。特にトミカがあるのをいつも楽しみにしていて、今日も先生の棚から勝手に出そうとする。
先生がトミカと、今日はちょっとした運動器具(でこぼこのついたマット、踏切板、大きなクッション)を出してくれたが、運動よりもそこでトミカを並べて遊ぶのが今日は気分だった模様。

先生からの総評としては、

・質問応答はよくできている
・ものの名前は、好きなもの(乗り物など)はよくできてる。動物ができないのは興味がないからかも。興味の差が知識の差になるのはまあ仕方のないこと。日常生活の中で機会を見つけて少しずつ知識を増やしていけばよい
・視覚支援は本人/周囲の両方にとって助けになるはず。カードを作って指差しながらやりとりするなど、できるところからやっていくとよい

といったところ。
それから、療育をスタートしてちょうど1年経ったので、今後の見通しなどの話があった。そうそうそれそれ。
就学相談(主には普通学級に入るか支援学級に入るかの判定を受けるためのもの)が5歳の4月から始まるため、そこでおそらく知能(IQ)検査を受けることになる。その際、1年以上前の検査結果を参考資料として提出することになるので、4歳の4月〜5月までに一度知能検査を受けることを勧められた。
他方、初回相談の時にK式発達検査を受けてからちょうど1年のタイミングでもあるので、成長度合いを見るためK式を受けるというチョイスもある。が、K式と知能検査の両方を立て続けにやるのは本人にとっても負担になりかねない。K式発達検査と知能検査は別物だが、K式の方が簡易的な検査なので、知能検査を受けるならK式は不要でしょうとのこと。
なので4月か5月に知能検査を受ける方向になった。

学区の小学校(上のちびも通っている)には支援級があるので、どちらに転んでも上の子と一緒に学区の学校に行けるので、特に問題はなさそう。
心理士の見立ては、普通級に行くか支援級に行くか、今ちょうどはざまのところ。「普通級+支援教室という選択肢もありますしね」と。
そうなのだ、必ずしも二者択一ではない。

17:00
療育園を出て、自転車でそのまま上のちびを学童に迎えに行こうとすると「まいばすけっと、いきたい」と小ちび。
「じゃあ、にいにを迎えに行ってからまいばすけっとに行こうね。1番・にいに、2番・まいばすけっとだよ」
と言ってみたが、分かっているのかいないのか。途中、電信柱の地番表示(小ちびはなぜかこれが大好き)といっしょに「はいチーズ、カシャ、やって」と言われてスマホで写真を撮り、「のみものかいたい」と言われて自動販売機で飲み物を買い、途中のファミマで「ここがいい」と言われておやつを買う。自分はグミを選び、兄にはラムネをチョイスしたが、これは・・・兄は絶対グミの方がいいって言うぞ・・・と内心思いつつ。

17:30
やっと学童に到着。着くなり兄にラムネを差し出すも、案の定「えーいらない」と言われる。小ちび、全く心折れることなく「じゃあカカね!」とラムネを私にくれた。
金曜日なので小学生も持ち帰りの荷物が多い。2人と2人分の荷物を乗せて途中のまいばすけっとに寄り、結局2人それぞれにおやつを買って(ファミマはなんだったんだ?)18時、やっと帰宅。出かけていたオットが帰りに夕飯を調達してきてくれたので、今日は飯炊きいらずでラッキー。



 
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