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2016.04.09 土曜日、はれ
ちび1歳6ヶ月と27日
午前7時起床。今日は溶連菌感染症後の尿検査を病院で予約している。まだおむつのちびは、専用のキット(両面テーブのついたビニール袋)を貼り付けて朝いちばんの尿を取る。隙間ができないように貼りつけてくださいね、と看護師に言われたので注意深くぺたり。上からおむつを履かせ、洋服を着せてからちびに朝ごはん。グラノーラをヨーグルトで和えてやる。食後に見てみたらちゃんと尿が取れていた。試験管みたいな入れ物に移す。採尿キットは2セット受け取っていた。はて、2回分取るんだったかな?念のため、もうひとつのキットを貼り付けて2回目も取っておいた。9時、ちびが再び何か食べたがるので、食卓につかせておいて冷凍のハッシュポテトを焼いてやった。待ちきれなくて泣く。ポテトぱくぱく。
10時20分、ちびを抱っこひもに入れつつベビーカーも持って家を出る。いい天気であったかい。オットはお留守番で、病院が終わったらランチか食後のコーヒーで合流することにする。最寄りのバス停に外国人らしい長蛇の列ができてた。どうやらドイツからのツアー客みたい。なるほどツアーバスじゃなくて路線バスを使うのか。まあリーズナブルでいいよね。ベビーカーをたたんで乗るが、狭い。その様子を見ていた女性が席を譲ってくれた。ありがたく座らせてもらったものの、ちびは外が見たいようできいきい言うので、シートの上に立たせるようにして窓の外を景色を見せてやる。突然ちびが「バ、チュ」と発語した。ん?今バスって言った?そうだよ今乗ってるのはバスだよ。病院の最寄りの停留所でバスを降りてからも、通りかかった別のバスをみてやっぱり「バ、チュ」と言っている。ついに乗り物を区別しはじめたようだ。確かにバスは見た目で区別しやすい。乗り物すべて「ドゥドゥダー」でくくられる時代はとうとう終わり。
病院に着いて受付をし、検体を提出する。ほどなく看護師から呼ばれて、「2回分出せって言われました???」と怪訝な顔。やっぱり1回分でよかったみたいだ。失礼しました。診察室に呼ばれるまでの間ちびをプレイルームで遊ばせて時間を稼ぐことにする。プレイルームでは幼稚園の年長さんくらいかな~という年上の男の子が先に遊んでいた。さっきちびが「バス」と発語したことをオットに報告しようとスマホを取り出していたわずかな間。かしゃん、というような軽い衝撃音がして顔を上げたら、男の子とちびが向かい合った状態で、男の子の右手には電車のおもちゃ、ちびは男の子をまっすぐ見て自分の左頬を押さえている。と思ったらちびがしくしく、それからうわああんと泣き出して私に駆け寄ってきた。泣き出し方がいつもと違う。転んだときのように"ゴン”「うええーん!!」じゃなくて、ショックや恐怖や理不尽みたいな感情がじわっと広がるような間があったのだ。状況からして、おもちゃの取り合いになって男の子がちびを叩いてしまったのだろう。肝心の場面を見ていなかったことを悔やんだが、起きたことは仕方ない。おにいちゃんと仲良く一緒に遊ぼうね、とちびを諭す。ちびの泣き声を聞いた男の子のお母さんが飛んできて、「どうしたの、ぱちんしちゃったの?」と言い、男の子が小さくうなずく。すみませんでした、いえいえ大丈夫です、と親同士のやりとりを交わす。こんなことは保育園に行っていれば茶飯事だ。
そうこうしているうちに尿検査の結果が出て、診察室に呼ばれる。異常なし。よかったね。今日は薬局に寄る必要もないので、オットに連絡を入れ、カメカフェで待ち合わせる。オットはカフェめしよりラーメンが食べたいらしく、後からコーヒーだけ飲みに来るという。カメカフェは賑わっていていつもの小上がりソファー席が埋まっていたので、テーブル席。ベビーカーはたたみ、こども用の椅子を借りてちびを座らせる。焼きカレーを頼んでちびにもシェアしたが、ちびにはちょっとスパイスが効きすぎてたようであまり進まない。ミネストローネも頼んだけどこちらもイマイチらしい。じゃあせめておやつでもと思い、店内にあった、ガチャガチャ方式のラムネ(100円を入れてレバーを回すとじゃらじゃらと出てきて、紙コップで受ける)を買ってやる。これはぱくぱく。でもカラフルでかわいいせいもあってか遊んでしまう。何粒か下に落としてしまった。こら、もったいないじゃないか… と思ってたら、食べながら椅子の上で寝始めた。眠かったんだね。眠りが深そうなので、試しに椅子から抱き上げて、ベビーカーを広げて寝かせてみる。大成功。オットがやってきて、コーヒーを1杯飲み、1時半、店を出る。
都営大江戸線に乗るべく、歩いて両国駅へ。江戸東京博物館のすぐ横、地下に降りるエレベーターの前では車椅子の年配の方が複数待っていた。この方たちのおしゃべりの声が大きい。。。お年を召してるから仕方ないんだけど、ちびが起きちゃうよ…。案の定、狭いエレベーターの中に響くしゃべり声にちびが目覚める。もうちょっと昼寝してていいんだよー。なんて言っても無駄。おまけに大好きな電車に乗るのだ。ホームにすべりこんできた地下鉄を見て「デュデュダー」とテンションの上がるちび。まあいいや。国立競技場駅で降りて、bibitoへ向かう。いつもは明治神宮駅を使うのだけど、表参道や明治通りは人が多いのだ。歩く距離は伸びるけど、人通りは少なくて歩きやすい。
予約時間の3時を回ってお店着。ちびは"ここどこかな"と様子を伺う素振り。ちびのご機嫌がもつうちに、まず私がカットしてもらう。続いてオット。ちびはすぐに慣れてうろちょろしたがるので、店に置いてある雑誌の中から必死で車の写真を探しては「ほらブーブだね」とちびの関心をひいてみる。最初こそ私のひざの上に座っておとなしく見ていてくれたけど、やっぱりじっとしていられなくてお店をうろちょろ。ワゴンの中に、カラフルなカーラーが色別に仕分けてあるのを発見してしまった。こらー!お店の大事な商売道具で遊んではいけません。必死に阻止。お店に置いてあるウォーターサーバーも関心の的だ。コップを持たせて水を入れてやろうもんなら自分でやろうとするのでこれも必死に阻止。でもスタッフの人たちは皆いつも嫌な顔するどころか笑顔で話しかけて遊んでくれて本当にありがたい。ちびを連れて外へ出かけるときは心のどこかで常に冷たい目線や言葉を投げかけられる可能性を考えて準備している自分に気づく。周囲に迷惑をかけない最低限の配慮と言えるラインと、臨戦態勢とも言えるような過剰な準備との線引きは結構難しい。
無事ふたりともカットを終えて5時半。すでにうっすら暗くなってきていたが、すぐ近くのボーネルンド本店に寄って、ちびにミニカーを選ばせて1個買ってやることにする。ドイツのsiku(ジク)というシリーズらしい。ちびは悩んだ末にパトカーを選んで(半ば選ばせたけど…)、ほくほくで帰路につく。帰りも国立競技場駅から大江戸線に乗り、蔵前駅で乗り換えて押上まで。父母のお出かけにお付き合いいただきありがとさん。
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ちび1歳6ヶ月と27日
午前7時起床。今日は溶連菌感染症後の尿検査を病院で予約している。まだおむつのちびは、専用のキット(両面テーブのついたビニール袋)を貼り付けて朝いちばんの尿を取る。隙間ができないように貼りつけてくださいね、と看護師に言われたので注意深くぺたり。上からおむつを履かせ、洋服を着せてからちびに朝ごはん。グラノーラをヨーグルトで和えてやる。食後に見てみたらちゃんと尿が取れていた。試験管みたいな入れ物に移す。採尿キットは2セット受け取っていた。はて、2回分取るんだったかな?念のため、もうひとつのキットを貼り付けて2回目も取っておいた。9時、ちびが再び何か食べたがるので、食卓につかせておいて冷凍のハッシュポテトを焼いてやった。待ちきれなくて泣く。ポテトぱくぱく。
10時20分、ちびを抱っこひもに入れつつベビーカーも持って家を出る。いい天気であったかい。オットはお留守番で、病院が終わったらランチか食後のコーヒーで合流することにする。最寄りのバス停に外国人らしい長蛇の列ができてた。どうやらドイツからのツアー客みたい。なるほどツアーバスじゃなくて路線バスを使うのか。まあリーズナブルでいいよね。ベビーカーをたたんで乗るが、狭い。その様子を見ていた女性が席を譲ってくれた。ありがたく座らせてもらったものの、ちびは外が見たいようできいきい言うので、シートの上に立たせるようにして窓の外を景色を見せてやる。突然ちびが「バ、チュ」と発語した。ん?今バスって言った?そうだよ今乗ってるのはバスだよ。病院の最寄りの停留所でバスを降りてからも、通りかかった別のバスをみてやっぱり「バ、チュ」と言っている。ついに乗り物を区別しはじめたようだ。確かにバスは見た目で区別しやすい。乗り物すべて「ドゥドゥダー」でくくられる時代はとうとう終わり。
病院に着いて受付をし、検体を提出する。ほどなく看護師から呼ばれて、「2回分出せって言われました???」と怪訝な顔。やっぱり1回分でよかったみたいだ。失礼しました。診察室に呼ばれるまでの間ちびをプレイルームで遊ばせて時間を稼ぐことにする。プレイルームでは幼稚園の年長さんくらいかな~という年上の男の子が先に遊んでいた。さっきちびが「バス」と発語したことをオットに報告しようとスマホを取り出していたわずかな間。かしゃん、というような軽い衝撃音がして顔を上げたら、男の子とちびが向かい合った状態で、男の子の右手には電車のおもちゃ、ちびは男の子をまっすぐ見て自分の左頬を押さえている。と思ったらちびがしくしく、それからうわああんと泣き出して私に駆け寄ってきた。泣き出し方がいつもと違う。転んだときのように"ゴン”「うええーん!!」じゃなくて、ショックや恐怖や理不尽みたいな感情がじわっと広がるような間があったのだ。状況からして、おもちゃの取り合いになって男の子がちびを叩いてしまったのだろう。肝心の場面を見ていなかったことを悔やんだが、起きたことは仕方ない。おにいちゃんと仲良く一緒に遊ぼうね、とちびを諭す。ちびの泣き声を聞いた男の子のお母さんが飛んできて、「どうしたの、ぱちんしちゃったの?」と言い、男の子が小さくうなずく。すみませんでした、いえいえ大丈夫です、と親同士のやりとりを交わす。こんなことは保育園に行っていれば茶飯事だ。
そうこうしているうちに尿検査の結果が出て、診察室に呼ばれる。異常なし。よかったね。今日は薬局に寄る必要もないので、オットに連絡を入れ、カメカフェで待ち合わせる。オットはカフェめしよりラーメンが食べたいらしく、後からコーヒーだけ飲みに来るという。カメカフェは賑わっていていつもの小上がりソファー席が埋まっていたので、テーブル席。ベビーカーはたたみ、こども用の椅子を借りてちびを座らせる。焼きカレーを頼んでちびにもシェアしたが、ちびにはちょっとスパイスが効きすぎてたようであまり進まない。ミネストローネも頼んだけどこちらもイマイチらしい。じゃあせめておやつでもと思い、店内にあった、ガチャガチャ方式のラムネ(100円を入れてレバーを回すとじゃらじゃらと出てきて、紙コップで受ける)を買ってやる。これはぱくぱく。でもカラフルでかわいいせいもあってか遊んでしまう。何粒か下に落としてしまった。こら、もったいないじゃないか… と思ってたら、食べながら椅子の上で寝始めた。眠かったんだね。眠りが深そうなので、試しに椅子から抱き上げて、ベビーカーを広げて寝かせてみる。大成功。オットがやってきて、コーヒーを1杯飲み、1時半、店を出る。
都営大江戸線に乗るべく、歩いて両国駅へ。江戸東京博物館のすぐ横、地下に降りるエレベーターの前では車椅子の年配の方が複数待っていた。この方たちのおしゃべりの声が大きい。。。お年を召してるから仕方ないんだけど、ちびが起きちゃうよ…。案の定、狭いエレベーターの中に響くしゃべり声にちびが目覚める。もうちょっと昼寝してていいんだよー。なんて言っても無駄。おまけに大好きな電車に乗るのだ。ホームにすべりこんできた地下鉄を見て「デュデュダー」とテンションの上がるちび。まあいいや。国立競技場駅で降りて、bibitoへ向かう。いつもは明治神宮駅を使うのだけど、表参道や明治通りは人が多いのだ。歩く距離は伸びるけど、人通りは少なくて歩きやすい。
予約時間の3時を回ってお店着。ちびは"ここどこかな"と様子を伺う素振り。ちびのご機嫌がもつうちに、まず私がカットしてもらう。続いてオット。ちびはすぐに慣れてうろちょろしたがるので、店に置いてある雑誌の中から必死で車の写真を探しては「ほらブーブだね」とちびの関心をひいてみる。最初こそ私のひざの上に座っておとなしく見ていてくれたけど、やっぱりじっとしていられなくてお店をうろちょろ。ワゴンの中に、カラフルなカーラーが色別に仕分けてあるのを発見してしまった。こらー!お店の大事な商売道具で遊んではいけません。必死に阻止。お店に置いてあるウォーターサーバーも関心の的だ。コップを持たせて水を入れてやろうもんなら自分でやろうとするのでこれも必死に阻止。でもスタッフの人たちは皆いつも嫌な顔するどころか笑顔で話しかけて遊んでくれて本当にありがたい。ちびを連れて外へ出かけるときは心のどこかで常に冷たい目線や言葉を投げかけられる可能性を考えて準備している自分に気づく。周囲に迷惑をかけない最低限の配慮と言えるラインと、臨戦態勢とも言えるような過剰な準備との線引きは結構難しい。
無事ふたりともカットを終えて5時半。すでにうっすら暗くなってきていたが、すぐ近くのボーネルンド本店に寄って、ちびにミニカーを選ばせて1個買ってやることにする。ドイツのsiku(ジク)というシリーズらしい。ちびは悩んだ末にパトカーを選んで(半ば選ばせたけど…)、ほくほくで帰路につく。帰りも国立競技場駅から大江戸線に乗り、蔵前駅で乗り換えて押上まで。父母のお出かけにお付き合いいただきありがとさん。