こんにちは。
ずいぶんほったらかしてしまったこのブログですが、ちょっと書きたいことができました。
母になります。
昨年夏に結婚し、今年年初に妊娠がわかり、今日でちょうど6ヶ月目。
安定期に入って職場にも正式に報告し、なんとなく落ち着いたところで、一生に何度もない経験だから記録しておきたいなと思い、書くことにしました。
仕事のこと、家族のことなど、たわいもまとまりもない内容になると思いますが、もしもお気に召したらお付き合いください。
妊娠するまでの話。
オットと私は会社の同期入社で、結婚前はどちらもひとり暮らし。
収入はそこそこ、働く環境はおそらく日本でもかなりいいほうの会社で、時間もお金も好きなように使える、「大人の自由」を充分堪能したと言っていい。
結婚を決めた2012年の夏に一緒に住み始めて、その翌年の夏に結婚した。
30歳を過ぎての結婚だったので、お互い子供はいつできてもいいなと思っていた。
正確に言えば、私のほうは、早ければ早いほどいいなと思っていた。
悩みの種は仕事との兼ね合いだった。
辞める気はさらさらなかったので、続けるためにどうすればよいかを考えていた。
オットは、続けたいなら続ければいいし、辞めたければ辞めてもいい、と私の意思を尊重してくれた。
悩む理由はひとつ、今いる部署の環境。
人事部なのだが、その中でも業務量は多く労働時間の長い、旧態依然とした職場だ。
女性社員は私のみ。ここで過去に産休育休を取得した女性社員は知る限りいない。
でも、30歳を過ぎて結婚した女にとって、妊娠・出産を先延ばしにすることはリスクだ。30歳前後を境に、妊娠力は下降に転じ、落ちるだけなのだ。
おまけに昇格試験を控えていた。もしもめでたく受かれば、いずれ異動が待っている。しかし、次の部署が今より産休育休の取得しやすい部署とは限らない。ここは人事部だ。いくら忙しいと言っても、本来ライフ・ワーク・バランスとか、女性管理職を増やすとか、そういうことを推進する立場にあるのだから、(内心はともかく表向きは)後押ししてくれるはずだ。
加えて大きかったのは、直接の上司の存在だった。
私が結婚する頃にちょうど異動してきた彼は、ばりばり働くリケジョの奥さまをもつ1歳児のパパで、育メンを地で行く男性管理職。正直、我が社ではニュータイプ。しかし、毎日のようにこどもの話をし、お迎えに行く、病院に連れて行くと言って早々と仕事を切り上げて帰る上司の背中は、旧態依然とした職場にちょっと新鮮な風を送り込んでいた。
そんな上司の存在にも勇気づけられて、この部署で妊娠・出産を決意した。
ずいぶんほったらかしてしまったこのブログですが、ちょっと書きたいことができました。
母になります。
昨年夏に結婚し、今年年初に妊娠がわかり、今日でちょうど6ヶ月目。
安定期に入って職場にも正式に報告し、なんとなく落ち着いたところで、一生に何度もない経験だから記録しておきたいなと思い、書くことにしました。
仕事のこと、家族のことなど、たわいもまとまりもない内容になると思いますが、もしもお気に召したらお付き合いください。
妊娠するまでの話。
オットと私は会社の同期入社で、結婚前はどちらもひとり暮らし。
収入はそこそこ、働く環境はおそらく日本でもかなりいいほうの会社で、時間もお金も好きなように使える、「大人の自由」を充分堪能したと言っていい。
結婚を決めた2012年の夏に一緒に住み始めて、その翌年の夏に結婚した。
30歳を過ぎての結婚だったので、お互い子供はいつできてもいいなと思っていた。
正確に言えば、私のほうは、早ければ早いほどいいなと思っていた。
悩みの種は仕事との兼ね合いだった。
辞める気はさらさらなかったので、続けるためにどうすればよいかを考えていた。
オットは、続けたいなら続ければいいし、辞めたければ辞めてもいい、と私の意思を尊重してくれた。
悩む理由はひとつ、今いる部署の環境。
人事部なのだが、その中でも業務量は多く労働時間の長い、旧態依然とした職場だ。
女性社員は私のみ。ここで過去に産休育休を取得した女性社員は知る限りいない。
でも、30歳を過ぎて結婚した女にとって、妊娠・出産を先延ばしにすることはリスクだ。30歳前後を境に、妊娠力は下降に転じ、落ちるだけなのだ。
おまけに昇格試験を控えていた。もしもめでたく受かれば、いずれ異動が待っている。しかし、次の部署が今より産休育休の取得しやすい部署とは限らない。ここは人事部だ。いくら忙しいと言っても、本来ライフ・ワーク・バランスとか、女性管理職を増やすとか、そういうことを推進する立場にあるのだから、(内心はともかく表向きは)後押ししてくれるはずだ。
加えて大きかったのは、直接の上司の存在だった。
私が結婚する頃にちょうど異動してきた彼は、ばりばり働くリケジョの奥さまをもつ1歳児のパパで、育メンを地で行く男性管理職。正直、我が社ではニュータイプ。しかし、毎日のようにこどもの話をし、お迎えに行く、病院に連れて行くと言って早々と仕事を切り上げて帰る上司の背中は、旧態依然とした職場にちょっと新鮮な風を送り込んでいた。
そんな上司の存在にも勇気づけられて、この部署で妊娠・出産を決意した。