すっかり間があいてしまいましたが、無事、第2子出産しました。
今更ですが、当日のことをブログに起こしておこうと思います。
我が家はちび(4歳)がいて保育園に通っており、墨田区では母親の産休/育休中も引き続き保育園に通えるので*、彼の生活はなるべく変えないほうがよいと考えて、里帰りしない出産を選択しました。立会いはオット。
*産前産後休暇中は、産休前と変更なし(我が家は標準時間保育で8:00−18:15)。育児休職に入ると短時間保育になり9:00−17:00。
出産当日について、事前に立てたオペレーションプランは以下の通りでした。
(1) 平日日中、私が1人の時間帯に陣痛が来た場合
→私が1人で荷物を持って病院に行く/私の両親に連絡して病院に来てもらう
→オットは可能なタイミングで仕事を切り上げてちびのお迎え
→一緒に病院に来る→ちびを私の両親に引き渡してオット立会い/ちびは私の両親と待合室で待機
(2) 夜間/休日、3人一緒の時間帯に陣痛が来た場合
→3人で病院に行く/実家に連絡して病院に来てもらう
→私の両親が到着次第ちびを引き渡してオット立会い/ちびは私の両親と待合室で待機
特に予定日が迫ってからは、オットに夜の外出を極力減らしてもらい、私とちびの2人きりの時間帯はなるべく作らないように。
私の両親は片道1時間圏内に住んでいるので、出産当日に病院でのちびの子守に協力してもらえるように、事前に頼んでおきました。
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2018.11.03 土曜日、はれ
5:00a.m.
お腹がじわり痛くて目が覚める。陣痛間隔を計るアプリで間隔を計測してみると、4分40秒。すでにいいペースだ。何回か繰り返し計ってみたけど、一定して5分を切っている。
トイレに行ってみると、んー、破水?よく分からない。
6:00
別室で寝ているオットを起こし「陣痛来たかも」と伝えて、病院に電話。状況を説明すると「そのまま入院の可能性もあるので、荷物を持って病院に来てください」とのこと。
私は自分の身支度をして、陣痛タクシーを呼ぶ。KMタクシーのサービスで、自宅の住所と産院をあらかじめ登録しておいて、陣痛が来たら専用の電話番号に電話すれば、迎車を手配してくれて、説明要らずで登録した産院まで行ってくれる。破水に備えて、座席には防水のシートも敷いておいてくれる。
オットにはその間にちびの身支度をしてもらう。起こさず抱っこでタクシーに乗せればいいかなと思っていたけど、靴下を履かせて上着を着せたら目を覚ました。眠くてぐずるかと思ったけどぐずらず、状況を一応理解したようで、ちゃんと自分で歩いてタクシーに乗ってくれた。用意してあった荷物はオットが運ぶ。
タクシーの中で朝食のパンをかじりつつ、私の両親に連絡を入れる。
7:00
同愛記念病院に到着。時間外受付窓口で受付をして、2階の産婦人科病棟へ。ナースステーションに声をかけると、ほどなく診察室に通された。内診の結果、少しだけど子宮口が開き始めているということで入院になった。
私は荷物と共にLDR室(陣痛室兼分娩室。分娩直前になって分娩台に移動する必要がないので本当に助かる)に入る。オットは私の両親の到着までの間、ちびと待合室で待機。
8:00
着替えて分娩台に乗ったら朝食が来た。「入院中」なので病室にいるのと同じように3食提供されるらしい。タクシーの中でパン食べてきちゃったけど、一応食べる。
自宅から持ってきたBOSEのBluetoothスピーカーにiPhoneを繋いで音楽をかける。今年は山下達郎にご縁があったので(フェスで観れたのと、映画『未来のミライ』が我が家的ツボだった)、今年の新曲と、4枚組ベストアルバム『OPUS』をひたすらリピート。
朝食の後はベッドに寝っぱなしで、お腹には胎児の心拍数とお腹の張りを計測するモニターをつけっぱなし。
オットに、院内の売店で飲み物など買ってきてくれるようにオーダー。
9:00
両親が到着して、オットがLDR室にやってきた。買い物の袋の中には、頼んだものの他にふりかけが。4年前、ちび出産時の入院の時に、病院食の味気なさに耐えかねた私がオットにふりかけを買ってきてもらうように頼んだことが、我が家では語り草なのである。「頼まれる前に買ってきた」と誇らしげなオット。
まだ陣痛は緩やかなのでしばし談笑。助産師は2名ついて交互に様子を見に来てくれる。曰く、経産婦さんだしお昼ごろには生まれるかなーとのこと。途中、トイレに行くならこれがラストチャンスと言われてトイレへ。これもLDR室内についているのでとても便利。
でも助産師の予想に反して陣痛の進みは緩やか。いきみ逃し用にテニスボールをおしりの下に入れてもらう。
途中、助産師Aが私の枕元に置いたスピーカーを見て「これBluetoothでスマホに繋いでるの?いいなあ欲しい」。その後助産師Bも「山下達郎?いいわよねー上手な人だから」「音楽が流れてるとずっとこの部屋にいたくなるね」。そうだよねー、産婦人科の病棟は過酷な現場だ。
その後助産師Cが来て、ベビーを寝かせるスペースの準備を始めた。
12:30
昼食が運ばれてきた。まだ談笑する余裕がある感じね、と助産師A。とは言え起き上がって食べるのはさすがにキツい。助産師に「ご主人に『あーん』で食べさせてもらったら(笑)」と言われアドバイスを採用。しかし焼きそばを顔の上にこぼされる。合間に陣痛も来るのでその都度食事は中断。
食後はいよいよテニスボールだけではおしりがつらくなってきて、助産師Aにお願いしてオットに押さえ方をレクチャーしてもらった。
14:00
いよいよ陣痛がきつく、いきみを逃すのが辛い。助産師Aが何度か内診して、子宮口はまだ全開じゃないけどそろそろお産の態勢に入りましょうか、と準備にかかる。
オットが身支度をしに部屋を出、助産師が医師を呼び、他のスタッフに声をかけるために部屋を出、一瞬だけ私1人になった。やばいまた陣痛が来たぞと思ったら、何か”めりっ“といった感覚がしてあったかくなった。んっ?と思ったら助産師が戻ってきて「わ、破水してる」と。やっぱり。そこからは一瞬の出来事だった。もう頭見えてるよーと言われ、ゆっくりいきんでねー赤ちゃん飛び出しちゃうからと言われるも、どうすればいいのやら。助産師「じゃあ『ハー』でいこう」。いつの間にか医師が来て、2、3回いきんだらするりんと誕生。午後2時34分、体重3,240g、身長49.2cm、言われてた通り男の子。どっと脱力する。疲れた…。
その後胎盤が出たら、傷の処置。もちろん麻酔した上での処置だけど、これが地味に痛い。後陣痛も始まり、どちらもとにかく鈍痛。月経困難症だったので、鈍痛には慣れているけど、それでも痛い。
15:00
出産の傷の処置が終了。傷はきれいで出血も少ないとのこと。私が妊娠糖尿病と診断されていたので、ベビーは出生後低血糖になっていないかの検査。翌日から授乳が始まれば栄養を取れるので、それまでの間だけ一定間隔で血糖値を検査するのだそうだ。小児科への入院の扱いになるらしい。へー。現時点で血糖値に異常なし。
私は2時間そのままLDR室のベッドで安静。家族はLDR室に入ってよいとのことで、私の両親と、お兄ちゃんになったちびがやってきた。ちび、ベビーを見てあからさまにどぎまぎしている!笑ってしまった。ひとしきり撮影会などしたのち、初授乳ということで家族たちは退出・帰宅。
17:00
安静時間が終わって、病室に移る。そろりそろり。長男の時ほどつらくないような気がする。気がするだけかもしれないけど。
18:00
病室で夕食。なんと、今日はふりかけが付いてた。オットに早速LINEで報告し、朝の病室での会話を聞かれてたのかもねなどと、しょうもないやり取りを1,2往復。
今日はまだシャワーにも入れないし、授乳も始まっていないので、つかの間、1人の入院生活。
21:00
病室は消灯されるが、日頃こんな時間に寝ていないので眠くない。ちびの運動会の時の写真を見返すなどして時間を潰し、テレビをつけてイヤホンで夜のニュースを見るなど。23時ごろ寝たかな。
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すみだエリアで家族・こども写真の出張撮影を行っています。
マタニティフォト・ニューボーンフォト・七五三・卒入園、その他ご希望のシーンに合わせてお撮りします。
下記Facebookページから、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
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