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アフターコロナの仕事について考えていること

2020年05月09日 | 日記・エッセイ・コラム

緊急事態宣言、なかなか解除されませんねえ。

昨日、近所のカフェのお姉さんとばったり会って話していて、かなり不謹慎な発言ですが、

「コロナが終わってから元の生活に追いつく自信がないよねー」と意見が一致。

他の人はどうか分かりませんが、家にいる生活に慣れるとそれなりに自分のペースもできるし、

日々自宅でコーヒーフィルター手作りしたり、練習したり、勉強したりしているとわざわざ電車に乗って出かける意味がよく分からなくなってきます。(←重症

どうせなら、こんな都会じゃなくて空気がきれいで水が美味しいところに住んでもいいなという気もしてきます。

というわけで、かなり重症なコロナ患者。治るのかね。

自立の方も頑張っていて、先月香港から輸入したちょっとした雑貨を商品化して、amazonにショップを持ってちびちび販売始めました。

発注も発送もamazonに任せてしまえば楽ではあるのですが、手数料もかかるし今回は初なので自分で全部しています。これも勉強。

意外とラッピングとか、発送作業とか結構好きなので苦になりません。

もちろん儲けがないとモチベーションも下がるし、利益が出ないのは仕事としてやる以上よくないことですが、利益のことだけ考えても長い目で見るとうまくいかない気がします。

こまごました作業をしながら、私は人をちょっと笑顔にさせるようなことを考えるのが好きだなあとつくづく思いました。

だから、人に喜んでもらう➕利益になる➗2 みたいなことを軸に考えていこうかなと思います。幸い気力体力はあるのでね。

今のところ、そうねぇ1日に1500円くらいの利益。あはは。でもゼロではないのが幸い。

自分で考えて探して、外国にメールして、ダメもとで値切って、契約交わして支払いして、輸送してもらって、ラッピング考えて、写真撮ってレタッチしてもらって、広告して、そしてやっと販売したものが売れるって結構嬉しいことでした。たとえ利益は少なくても。

小さな成功体験を味わってます。

貿易の先生も、最初は数百円でいいから地道に利益を出し続けることが大事とおっしゃいます。それが自分で稼ぐ力に育っていくからと。

自分ができる仕事が10個くらいあるといいな、って思う。世間知らずなのであまりできることがないのですが、少しずつ増やしていきたいのです。それがイコール生きることなんじゃないかなと思ってます。

レッスンとか、カルチャーセンターの講座もその中の一部で、どれも自分の仕事だけど全部合わせてやっと自分みたいな。

 

以前、ある方がHSPの本をくださって、それまで全然思ったこともなかったけれど、

その本のチェックリストが全部当てはまっていてガーんと思いました。

何か一つ仕事をすると、どうしてもそれに依存してしまうので嫌なことも我慢しなくてはいけないし、合わないこともしなくてはいけなくなります。

サラリーマンも、ミュージシャンも同じだと思う。

それに耐えうる精神力、体力、タフさがある人はそこで頑張れるならそれが一番幸せだけど、

私のように全部ダメな人もたくさんいるのでは。

少し昔は終身雇用で一つの会社に入って出世するということだけが社会人として認められている時代だったので、かなりきつい思いをしたお父さんがたも多いのではないでしょうか。

そんなことを想像すると、自動的に胸が苦しくなってきてしまいます。(HSP出てきた。。)

本当に頭が下がるし、そういう人のおかげで発展して生きてきた私たちの世代です。

でも、そのもっと前の時代は、一人でいくつも仕事を持っているのがあたりまえでした。それぞれが得意なことをしてそのお礼にお金を支払うという時代。

そういう時代の働き方から学ぶことが多いような気がします。


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