の夜なのですが、まだ段ボール一個しか詰めてない。。。泣
いらないものを捨ててから段ボール詰と思っていたら、いらないものを選別して捨てるだけで時間がかかってしまいました。
でも、今日は燃えるゴミの日で管理人さんもいらしてたので、管理人さんにご挨拶とお礼だけはできました。
今更ながら気づいたもの。
ベランダのプランターの土。。。。
あんまりベランダに出ないので存在自体をうっかりしてました。うわー。
土は、自治体のゴミには出せないということで、すごく困ってやっと見つかった業者さんを予約したのですが、
そんなことをご近所のカフェのご家族に話したら(こちらのカフェにもお礼とご挨拶兼ねて)、
「うちの庭に持ってきていいですよ」と言ってくださり。
でもあんまりいい土じゃないし量も結構あるのでとお気持ちだけありがたく受け取り、そこまでは甘えられないなぁとお断りしたのですが、
「全く構わないからうちの庭にどうぞ。何なら台車で取りに行きますよ」なんて言ってくださるので、最後の最後にまでお世話になってしまいました。
こちらのカフェは、駅前でごきょうだい3人でカフェとオートクチュールのお店をなさっていて、
入り口は別れていますが中がつながっているので、コロナになる前はカフェに寄った帰りに、隣のオートクチュールのお店を買わずとも目の保養によくのぞかせて頂いてました。
土はこの子たちです。
業者さんからは1万5千円という見積もりが出ていたので、その分浮いたのでせめてものお礼にと
前々から考えていたのですが、来年か再来年には演奏を再開するために記念に衣装を作ってもらおうと相談に。
オートクチュールと言っても、予算内で何とか作っていただけるので、
今回2回目なのですが、前回は大きな舞台の時の衣装をデパートで買うより少ない予算でシルクで作っていただいたのです。
今回もしょぼい予算に嫌な顔一つせずに生地選びをしてくださって、その場でパパパっとデザイン画を描かれていました。
生地もヨーロッパで買ってきたというものばかりで、お洒落でうっとりするような肌触りのものばかり。
シャネル、プラダ、ウンガロ、などなどのブランドと同じ生地というのもかなり置いていて、
オードリー・ペプバーンのようなエレガントな洋服たちには見るだけでワクワクしてしまいます。
いろんな作品を見せていただいて、袖も通させてもらって、クラシカルなデザインの洋服たちを見ていると脳内が幸せなイマジネーションで溢れかえります。
コロナになってから全然こちらのアトリエには来ていなかったのですが、半年以上ぶりに洋服を見せて頂いてテンション上がる。(お客さんも減ったようですが、それでも作り続けてウインドーにいつも新作が飾ってありました。)
衣食住を丁寧に、きちんとお金もかけることは本当に心を豊かにするんだなと実感しました。
先月、ある方に日本橋の懐石の本当に美味しいお店に連れて行っていただいて、季節のお料理を季節の器で、仕込みに手間暇かかっているんだろうなぁと明らかにわかるお料理をいただいた時にも、同じようにとても感動しました。
周りの方々のおかげで、人間ってただ働いてお腹を満たして1日1日過ごしている存在でいてはいけないんだなと、心を豊かにしたいという気持ちになります。
でも、このご時世ですからのんきなことばかりも言っていられないし、
カフェの方も以前はお酒も飲めてよく訪れていましたが、今は夜はテイクアウトだけになってしまって大変な時にもかかわらず、材料も手間暇も変わらず丁寧で、お店のみなさんから徹底的に美を追求する姿勢を学んでいます。
贅沢できない生活になると、真っ先に切り詰められてしまう部分を生業としている方々は、本当に今大変な時だと思います。
でも、今日こちらのVogueさんに来て、あらためてまだまだ消してはならないし頑張っていく時だと励まされました。
周りの音楽家の先輩方も同じく、どんなに仕事が減っても、諦めずに淡々と音楽を磨き続けながら過ごしている人ばかりです。
心から尊敬しているし、そういう姿を見せてもらって感謝しかないなぁと思います。
カフェのお姉さんが作るプリン。優しくて本当に美味しいです。
あぁぁ明日は徹夜になるかも。。。(弱気)