読書シリーズ第2弾。
また映像化されている小説。64です。
たった7日間しかなかった昭和64年に起きた誘拐事件を発端とした現代の事件とのシンクロ。警察内部の闇の部分。様々な思惑が絡まってストーリーは進みます。
前後編の映画で作られてます。本を読んでから見直したんですが、映画は前半部分の主人公の葛藤や、警察内部のイザコザの説明がカットされてました。本を読んでから見直すとなるほどなぁとは思えましたが、初見ではそこまで感じる事は僕には無理です。😂その分本にはないエピソードも最後に出されてましたが、僕的には本の終わり方の方が好きかなぁ。
家族を思う気持ち、組織への帰属意識や忠誠、組織と仕事の違い。そんな事を考えた本でした。本を読みながらラストは涙ぐみました。😂というわけで、
おすすめ度★★★★
感情移入はしやすい方なんですが、続きがすぐ読みたくなり久しぶりに家で読書しました。この後も家で読むのかなぁ。
佐藤浩市はやっぱり演技がうまい。そして、三浦友和みたいな上司がいたらなぁ。映画は二渡の存在感が薄すぎたかな。