染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

私の漫画スクラップ、その他

2018-03-23 20:03:38 | 日々の政治・哲学
私が雑誌からスクラップしておいたもの。まだあった。

ささやななえ「エマ」「風吹けば午後」

佐伯かよの「風もよう」

芥真木「とべない羽」(雑誌「COMのぐらこんロビーから」)

樹村みのり「病気の日」

高野文子「マヨネーズ」

わたなべえみ「坂」「ヌヌスリンティのお客さま」「東京ドリーム」「ひとり灯」「すりばち」「てのひらの中の雲」

いのまたゆう子「いつもおそばに」

田渕由美子「10年めの夏」

石戸節子「秋のおじさん」(この人は名前を変えて「緑の世紀」だったっけ?かいていた。すごく良かったー)

遠藤淑子「空のむこう」(私は遠藤淑子のかく、くらーい話が好き)

萩尾望都「あそび玉」(「少年少女SFマンガ競作大全集」)

四礼彗(しれいすい)「翼の道化師」「柩の星」

ハツアキコ「夢喰い」
スクラップは、もうぼろぼろ。茶色くなってる。破れてる。

こんな汚いものを、よく今まで取っておいたものだ。(ハウスダストがすごく、マスクをして取り扱った)

何度も引っ越しをしているので、本やマンガはかなり捨てている。スクラップも。

最後に残るのは何なんだろう?

写真は、21日の朝の雪。もっと積もってから、雨になった。

「彼らの犯罪」その3

2018-03-22 01:02:19 | 日々の政治・哲学
樹村みのりの「彼らの犯罪」、

ローザ(一番裏のページに、1992年12月号とあった!ごめんなさい!)という雑誌に載った、茶色いスクラップ。

この作品は、今となっては、あの事件をモデルにした、一番いい作品じゃないかと思われる。

傍聴券にはずれた二人の女性が話し合う。一人の女性がいう。
「わたし、今度の事件の、新聞や雑誌に書かれているのをいろいろ読んで、なんだかいてもたってもいられなくなって来てしまったの」

「中には殺された女の子にも非があったみたいな言い方や書かれ方をされているのもあって…」

「強姦と暴力で殺された女の子がそんな風に見られてはたまらないなと思って…」
これが、樹村みのりの一番描きたかったことではなかろうか。

ウィキペディア君には、少し「大道万里子」の、女性をおとしめたメディア、についての記述がある。
あとから挿入された、書き足しかしら?とも思えるが、書いてある。

まだあまり咀嚼していないので、もう少ししたら、また書く。

3月21日は、雪と雨。これは水仙に雪。周りの白いのは雪。
追加。

ウィキペディア君によれば、主犯格のAは、2013年に振り込め詐欺の受け子をしていて逮捕されたが、完全黙秘をしたため、不起訴処分となり、釈放された。

ナンバー2となるBは1999年仮出所後、2004年、男性に対する傷害、監禁事件をおこし、懲役4年の刑が確定している。

樹村みのり「彼らの犯罪」その2

2018-03-19 01:17:10 | 日々の政治・哲学
ウィキペディア君で簡単にしらべた。信頼性に問題がある。お手軽で悪い。でも、樹村みのりの「彼らの犯罪」(1992)
は、「女子高生コンクリート詰め殺人事件」(
1988年11月25日から1989年1月5日まで監禁。3月29日遺体発見。1989年7月31日の初公判からのことを、樹村は書いている。今、思い出しても、あのころの報道の仕方はひどかった。「あの女子高生も、結構遊び人だったのではないか」「本当にそこに監禁されていたのか。嫌がっていたのか」などという風潮の報道があったように記憶している。

「少女がなぜ、あのうちから逃げなかったのか」は、私の中でも問題だった。


ウィキペディア君には、「少女ははじめ逃げ出そうとしたり、自宅に電話しようとした。が、激しい暴行に加え、ヤクザ言葉を使っているのをみて、抵抗をあきらめた」ということが書いてある。「ヤクザがお前をさがしている」という言葉も、心理的に逃げられなくなっていただろう。


いろんな意味で、めちゃめちゃになってしまった自分は、うちに帰って両親に歓迎されるのか?忌避されるものになってしまったのではないか?たしか、民俗学者の赤松啓介が、強姦、または輪姦されてしまった女性が、「もううちへは帰れない」といい、かれらの手引きにより、暗い商売へ落ちていく、という話を著書に書いていた…そんなことを私は考える。

樹村は、公判を見学(見られない時もあった)し。考える二人の女性の立場から、この作品を描く。
 「彼らの犯罪」は、このあと17年たって!2009年、朝日新聞社から作品集「彼らの犯罪」として出版されている。1992年にでた漫画が、単行本になるまで、17年だよ!

単行本にならない漫画もあるのだよ。
だから、これはと思った漫画は、スクラップしとかなきゃいけないのだ。

樹村みのりの作品「彼らの犯罪」

2018-03-18 01:43:52 | 日々の政治・哲学
古いが捨てられないマンガのスクラップがでてきた。

わたなべえみ(この人のはどれも好きだった)「雁」。

葉月まゆ(あとで菅田真由)「ひかりのこえ」「イサの木」、

いのまたゆうこ「ナイトウォリアーズ」

阿保美代「覚え書」

小池一雄・平野仁「サハラー飢餓」

「飢餓」のラストに「魂の飢餓の叫びは、誰にも聞こえはしないーアレン・ギンスバーク」とあり、これでギンスバークを知った。



樹村みのり「彼らの犯罪」をご存じだろうか?

「レディースコミックROSA(ローザ)」1992年11月号に載った。この雑誌、たしか女性向けの、意味なくエッチなマンガばかりだった。

雑誌あとがきに、漫画家の一人が「私が官能シーンを描いていると、ニコニコしながら、『頑張って描くんだよ』と見にくる夫。」と書いていた。はあ。げんなりした。

樹村みのりが、この雑誌に描かせてもらったのは、女子高生遺体コンクリート詰め殺人をテーマにしたものだ。(あとでウィキペディア君を見たが、大筋は事件の通りだと思う。この事件、覚えている)

1992年当時のことだ。他には、描かせてくれる雑誌がなかったのだろう。


樹村みのりの作品1ページ目は、こうだ。


1988年11月25日、東野一夫(当時18才)、西倉二郎(17)、南三治(16)、北山四郎(17)の4人は、通りすがりの女子高生花田春子(18)を、少年の一人の共働き家庭の家に誘拐・監禁。

40日にわたる強姦・暴力・性的陵辱の果てに死亡されると、死体をドラム缶にコンクリート詰めにして遺棄した。

1989年4月、事件が明らかになると、その残忍さと、犯人達が少年であることが、世間に大きなショックをあたえた

このあと、欄外に「この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件等には一切関係ありません」
と書いてあった。

しかし。しかし。これはあの頃にあった「女子高生コンクリート詰め殺人」のことではないのか?

ここまで考えて、次の日、ネットで検索してみることにした。。


岩手県釜石漁協の塩蔵ワカメを売り歩いている。写真は、飯を炊く釜に入れた菜花。
私の持っているスクラップです


バザーおわる

2018-03-12 00:50:19 | 日々の政治・哲学
金沢文庫の奥、釜利谷西でのバザーが終わった!

9時ごろから人がきていたそうだ。(ほんとは10時から14時)

「道がわからなくて、ぐるぐる迷いました(まことに申し訳ありません)」
「ワカメありませんか」
「田老のかりんとうありませんか」
などと、聞かれた。東北の物産を求めてくる人たちが多かった。

「タウンニュース」が、磯子・金沢区版で、「311に釜利谷でバザー」と大きく載せてくれたのが、きいた!

地元の人たち(金沢区磯子区)が、タウンニュースをみて、バスに乗ってかいにきてくれた感じだ。

釜利谷西の野村住宅地かは、台地の上だし、そう遠くから来やすいところではない。

神奈川新聞とタウンニュースがお知らせを載せてくれたのは、とてもありがたかった。

みんなから集めて売った物は、布地、衣類、食器、ざっか、おもちゃ、その他もろもろ。
いいものも悪いものもある。ゴミみたいなものも、多かったそうだ。

私は、ノリタケのミルクピッチャー、ノリタケの紅茶セット(オールド500)、ハンカチたくさん、ハンドタオルたくさん、色紙、古い小鉢セット500、クリスマス飾り、ブックカバー、などなど。こんなもん買ってちゃいけないんだが

ウール100パーセントのマフラーと、「オットモの帰帆」がかいてあるばかでかい湯のみは、ぐっとこらえて買わなかった★