徒然なるまま 写遊記

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北斎の師/勝川春章・肉筆美人画(出光美術館)と 皇居の花便り(3/13)

2016-03-14 | 皇居・四季巡り(東御苑)
北斎の師であり、写楽の役者絵の
ルーツと言える勝川春章(しゅんしょう)の
美術展が今、

太田記念美術館と出光美術館の二つ同時に
3月27日まで開催。

自分は皇居前の帝劇9階の
「勝川春章と肉筆美人画」
(出光美術館)を3月13日鑑賞。

出光美術館を選んだ理由は、
今回のポスターになっている
肉筆「美人鑑賞図」を見たくて・・・⁉

「美人鑑賞図」は期待通り、
着物と羽織を重ねたコーデの色彩と
絵柄が美しく、

その肉筆の艶やかな妙を見飽きるこ
となく 展覧会場内を行きつ戻りつ
原画を何度も堪能。

改めて説明することもないが、
描かれている一人一人が
それぞれの色彩を身にまとい、

それぞれが 艶やかなポーズで物語の
主人公に見え、何処を切り取っても 
一服の絵になる鑑賞図と思う。

なお菱川師宣・酒井抱一・
北斎の美人図も展示されており、

江戸の着物・絵柄展示会の様相で、
着物鑑賞好きの自分は
プラスアルファで楽しめた会場だった。

なお神楽坂から帝劇の美術館までは、
皇居の中の花を撮影
しながらの「春待ち散策」。
(帝劇9階の美術館から桜田門を撮影)


皇居の天守台前の「琉球寒緋桜」は
「美しい葉桜」(3/13)

当ブログ「2月25日」皇居花便りの、
同上の満開の桜(2/25)


3月中旬の「花模様」は
小粒で可憐な花が、曇り空の下で
けなげに寒さに震えながら
咲いているようでした。
(カンザクラ)



(トサミズキ)




(ユキヤナギ)

(ニワウメ)

(アセビ)




(ボケ)


(サンシュユ)


(ヒュウガミズキ)


風冷えの春隣の中で、人の目に触れることも少ない
可憐な花に 心が留まるのは歳を重ねたためか? 
・・と思ったり(笑顔)

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